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【6】#R18H
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「ふっ。粒の舌触りが堪らんな」
「……あぁっ」
右胸に感じた甘い痺れに真一文字はだらしなくへの字に垂れてしまった。
乳首から口が離れ、胸全体に唇を滑らせていく。スタッカートのようにリズミカルにフレンチキスが落とされ、時折、肌を軽く齧られたまま吸われチリッとする。濡らされる胸。身体がびくびくっと震える。
「すごい……乳首がチェリーのようにぷくっと膨らんできた。胸に残したキスマークはさしずめ花弁かな?」
「や、だ……」
――恥ずかしい! その実況も。反応する身体も。
唇が再び右乳首を包み込む。舌で転がされ、吸われ。
「だめ……」
ヴィフレアの唾液でぬめぬめの右乳首は唇が去った後、彼の手指二本に捉えられ、摘むようにして上へ引っ張られ、
「くぅ……んっ」ぐっと押し潰される。「――痛っ」
再び摘まれ、そのままぐるぐると弧を描き、爪で弾かれた。
「ああっ……ン」
右の乳首と胸が大きな掌に覆われ熟れた実をもぎるように掴まれたあと揉まれる。その間左乳首はちゅっと音を立てて繰り返し吸われる。
「あ、そ、それ……だ、だめぇ……っ」
揉まれていた右胸が解放されたかと思えば、くにゅくにゅ、と休む間なく乳首を緩急つけて弄られ親指で潰され、ガクガク身体が小刻みに震えた。
「ん――ッ、んっ……ぇ……ッ」
「乳首だけで達きそうだな、風芽」
こんな時に名前呼ぶなんてずるい!
「ぃ……イ、か、ねえっよっ。む……胸、弄られたくらいで……ッッ」
「そうか? だがお前のペニスは臨戦態勢だぞ? はじめのほうで少し触ってからは放置したままだったというのに……」
右乳首から離れたヴィフレアの手が僕の屹立の裏筋をつうー、と撫でた。
「ひっ…ッ」
「フッ、ならば本当に胸を弄ったくらいでは達かないのか試してみるか?」
「ダメ」
「なぜだ?」
「……そ、それは……」
「胸を弄られたくらいでは達かないのではなかったのか?」
と吐息交じりにヴィフレアが乳首を舌先でつつきながら訊いてくる。アイスグリーンの瞳は欲情して滾っていた。その目で見つめられ不覚にも胸がきゅうっと苦しくなる。
……一体どうしたんだ、僕は……?
ヴィフレアの乱れた長髪が僕の足や腹をくすぐっている。その髪の毛を握ると、なぜかヴィフレアがこの上なく愛おしいものを見るような表情をする。それを見た時、胸の奥から何か……熱いものが沸き上がってきた。
――なん……だ……これ?
屹立から戻ってきた手がまた乳首をなぞり始める。
「やはり……達くのか?」
「…そ、れ…は……ァッ」
「早く続きを言わないか。可哀相に亀頭から蜜がだらだら出てきているではないか」
視線を僕の屹立に残したまま甘い声で囁かれ乳首を摘まれた。
「――ッ、いっ、ま…乳首だめぇッ」
「ふっ。痙攣している」
「……あぁっ」
右胸に感じた甘い痺れに真一文字はだらしなくへの字に垂れてしまった。
乳首から口が離れ、胸全体に唇を滑らせていく。スタッカートのようにリズミカルにフレンチキスが落とされ、時折、肌を軽く齧られたまま吸われチリッとする。濡らされる胸。身体がびくびくっと震える。
「すごい……乳首がチェリーのようにぷくっと膨らんできた。胸に残したキスマークはさしずめ花弁かな?」
「や、だ……」
――恥ずかしい! その実況も。反応する身体も。
唇が再び右乳首を包み込む。舌で転がされ、吸われ。
「だめ……」
ヴィフレアの唾液でぬめぬめの右乳首は唇が去った後、彼の手指二本に捉えられ、摘むようにして上へ引っ張られ、
「くぅ……んっ」ぐっと押し潰される。「――痛っ」
再び摘まれ、そのままぐるぐると弧を描き、爪で弾かれた。
「ああっ……ン」
右の乳首と胸が大きな掌に覆われ熟れた実をもぎるように掴まれたあと揉まれる。その間左乳首はちゅっと音を立てて繰り返し吸われる。
「あ、そ、それ……だ、だめぇ……っ」
揉まれていた右胸が解放されたかと思えば、くにゅくにゅ、と休む間なく乳首を緩急つけて弄られ親指で潰され、ガクガク身体が小刻みに震えた。
「ん――ッ、んっ……ぇ……ッ」
「乳首だけで達きそうだな、風芽」
こんな時に名前呼ぶなんてずるい!
「ぃ……イ、か、ねえっよっ。む……胸、弄られたくらいで……ッッ」
「そうか? だがお前のペニスは臨戦態勢だぞ? はじめのほうで少し触ってからは放置したままだったというのに……」
右乳首から離れたヴィフレアの手が僕の屹立の裏筋をつうー、と撫でた。
「ひっ…ッ」
「フッ、ならば本当に胸を弄ったくらいでは達かないのか試してみるか?」
「ダメ」
「なぜだ?」
「……そ、それは……」
「胸を弄られたくらいでは達かないのではなかったのか?」
と吐息交じりにヴィフレアが乳首を舌先でつつきながら訊いてくる。アイスグリーンの瞳は欲情して滾っていた。その目で見つめられ不覚にも胸がきゅうっと苦しくなる。
……一体どうしたんだ、僕は……?
ヴィフレアの乱れた長髪が僕の足や腹をくすぐっている。その髪の毛を握ると、なぜかヴィフレアがこの上なく愛おしいものを見るような表情をする。それを見た時、胸の奥から何か……熱いものが沸き上がってきた。
――なん……だ……これ?
屹立から戻ってきた手がまた乳首をなぞり始める。
「やはり……達くのか?」
「…そ、れ…は……ァッ」
「早く続きを言わないか。可哀相に亀頭から蜜がだらだら出てきているではないか」
視線を僕の屹立に残したまま甘い声で囁かれ乳首を摘まれた。
「――ッ、いっ、ま…乳首だめぇッ」
「ふっ。痙攣している」
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