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インセンティブ調査、分析、報告 2022年8月
◇好きな作家の真似をして上達を目指す【守破離】
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小説の能力が上昇する一番の近道は、好きな作家の真似をすること。
なんじゃないかと思ってます。
模写じゃなく、真似です。
それについて話していこうと思います。
皆さん妄想しますか?
妄想するとき、頭の中でどうやって妄想します?
イメージがありますよね。たとえばアニメ。例えば映画。
映画を見てる人は映画風になるでしょう。アニメを見てる人はアニメ風になるでしょう。
つまり知っている知識に影響されて妄想するわけですよね。
漫画家は書くとき何を参考にしたんでしょうか。
漫画ですよね。
漫画を読まない人、漫画好きじゃない人で漫画家っていないじゃないですか。
私の経験で言うと、イラストも同じでした。
プロの絵をね、めっちゃ見ます。
そして見るだけではなく、真似をする。
技術を盗むためです。
つまりやりたいことがあるなら、それについて知らないといけないと思うんです。
もちろん新たに生み出す人はいます。
手塚治虫とか。でもそれも目指すのはちょっとかなりきついんで、その方たちを師匠にして今を築いた方たちを目指すのがいいと思います。
だからその人たちを師匠にして勉強する。
これらのことって、小説でも言えることじゃないですか?
真似をする。
目指す人の真似。
その人になりきる。
そして知ることで、物事は具体的にできるようになるのです。
この方法、昔から言われるとある言葉に言い換えることができます。
ずばり
【守破離】です。
守破離ってご存じですか?
~~~~~~~~~~~~~~~
守破離とは、
剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。
(goo国語辞書より参照)
~~~~~~~~~~~~~~~~~
ってことなんですが。私が言った真似というのは、この【守】にあたります。
師匠と決めた人。こういう書き方と決めた文章法。それの型を身に着ける。
です。これで上達決定です!
でもさぁ。真似って具体的にどうすればいいねん。
え? ああ、そうですね。そうです。その方法ですね。って言っても真似するだけなんですけど。え? わからないです?
しょうがないですねぇ。
①・まず、師匠をきめましょう。
真似するには好きな作家を決めないといけないですよね。
それっていろんな本読まないとみつからない気がします。なのでとにかく読みましょう。そして、これっていう文章を書く先生を見つけましょう。
その方の本を読みましょう。
②・その人になりきって短い文章を書いてみる。
乗り移ったような気分で小説を書いてみましょう。
ヒカルの碁の、サイのそばでずっと見ていたヒカルが上達したのも、それですよね。サイの打ち方を想像して打つとうまく打てる。ってヒカルも言ってました。
長編である必要はないです。ショートショートでいいでしょう。
その方の書き方。癖。セリフの前後の言葉の使い方。単語の使い方。間の取り方。キャラの描写の仕方。とにかく真似をします。
似た作品になってもいいです。
気になるなら公表はせずに、練習として書きましょう。
実は二次創作とかいいです。
似た文章で書こうとしますよね。
小説の二次創作をするのもありですね。
③・それをひたすら繰り返す。そして反省する。
とにかく繰り返します。
何度もやります。そしてやるたびに反省会をします。
ここがぽくないな。ここがうまくいかないな。
そうしていると苦手なところが見えてくる。語彙力がたりないな。接続詞の使い方がうまくいかないな。キャラを考えるのが苦手だな。
それに気づいたらチャンスです。
気づいた弱点を練習します。勉強します。
語彙力をつけるなら辞書を読むのがいいでしょう。接続詞の使い方と検索してみてください。キャラを何人も作って、彼らについてのショートショートを書いてみましょう。
苦手なところを克服するのです。
④再び②にもどる。
なりきってまた書いてみよう。書いてみるのです。
◆ポイント
同じ作者さんを何回か繰り返しましょう。
いろんな作者さんを真似するのもよいのですが、すくなくとも一回は同じ作者さんの真似をしましょう。
なぜ違う人ではいけないのか。
いけないことはないんですがね。人って読んでいる作品に影響を受けちゃうんですよね。
そうするとね、違う人を追いかけるたびに、影響を受けてぶれるんです。あの人の作品とあの人の作品とって要素が入ってきて、ぶれる。
作家さんによって視点の使い方とか違うので、まぜこぜにすると文章もまぜこぜになります。
しかし基本ができていたら違います。
基本ができていれば、ここはこの人の良い点を取り入れよう。ってできるじゃないですか。基本。ベース。それを作らないといけない。
この【守】はその基本をつくる作業なのです。
そして【守】ができたら次は【破】です。
④・ふたたび①に戻る。
②と③をくりかえして、ベースができたら、新しい作家さんを選んで真似します。
『他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階』
の段階ですね。
⑤・そして最後が【離】です。
独自のものを作り出す段階です。
ここでようやく独自の作品を書くのです。
とまぁ、ここまで言っておいてなんですが
やらんでいいですよ!
だってやって上達したらライバルが増え・・・・ぐふん。嘘です。
でもやるの大変だし。
イラストの時は地獄だって表現してる人もいました。
一朝一夕では手に入らないことなんです。
飽きるしね。だから大変なので、絶対やろうって話じゃないです。
できる人。たのしくやれる人はやりましょう。
楽しくやらないと上達しない。
これが一番です。
さて、実は私、本読まないんですよね。
小説家の多くはたくさん小説を読んでいる気がします。
仕事で読む時間がないとか言ってたりはしますが、それでも年間何冊も読んでいるらしいです。
ところが私は読んでない。
読まないんですよね。
何度も言うな。って感じ? でも本当に読んでない。
でもそれじゃあ全然スタート地点に立てないので、とにかくまずは小説を読むことにしました。
そのスタートとして、かつて読んでいたバイブル的小説を読み直すことにしました。
え、もしかしてそれが言いたかったの?
そうです。
この宣言したかっただけです。
はい。
では!
なんじゃないかと思ってます。
模写じゃなく、真似です。
それについて話していこうと思います。
皆さん妄想しますか?
妄想するとき、頭の中でどうやって妄想します?
イメージがありますよね。たとえばアニメ。例えば映画。
映画を見てる人は映画風になるでしょう。アニメを見てる人はアニメ風になるでしょう。
つまり知っている知識に影響されて妄想するわけですよね。
漫画家は書くとき何を参考にしたんでしょうか。
漫画ですよね。
漫画を読まない人、漫画好きじゃない人で漫画家っていないじゃないですか。
私の経験で言うと、イラストも同じでした。
プロの絵をね、めっちゃ見ます。
そして見るだけではなく、真似をする。
技術を盗むためです。
つまりやりたいことがあるなら、それについて知らないといけないと思うんです。
もちろん新たに生み出す人はいます。
手塚治虫とか。でもそれも目指すのはちょっとかなりきついんで、その方たちを師匠にして今を築いた方たちを目指すのがいいと思います。
だからその人たちを師匠にして勉強する。
これらのことって、小説でも言えることじゃないですか?
真似をする。
目指す人の真似。
その人になりきる。
そして知ることで、物事は具体的にできるようになるのです。
この方法、昔から言われるとある言葉に言い換えることができます。
ずばり
【守破離】です。
守破離ってご存じですか?
~~~~~~~~~~~~~~~
守破離とは、
剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。
(goo国語辞書より参照)
~~~~~~~~~~~~~~~~~
ってことなんですが。私が言った真似というのは、この【守】にあたります。
師匠と決めた人。こういう書き方と決めた文章法。それの型を身に着ける。
です。これで上達決定です!
でもさぁ。真似って具体的にどうすればいいねん。
え? ああ、そうですね。そうです。その方法ですね。って言っても真似するだけなんですけど。え? わからないです?
しょうがないですねぇ。
①・まず、師匠をきめましょう。
真似するには好きな作家を決めないといけないですよね。
それっていろんな本読まないとみつからない気がします。なのでとにかく読みましょう。そして、これっていう文章を書く先生を見つけましょう。
その方の本を読みましょう。
②・その人になりきって短い文章を書いてみる。
乗り移ったような気分で小説を書いてみましょう。
ヒカルの碁の、サイのそばでずっと見ていたヒカルが上達したのも、それですよね。サイの打ち方を想像して打つとうまく打てる。ってヒカルも言ってました。
長編である必要はないです。ショートショートでいいでしょう。
その方の書き方。癖。セリフの前後の言葉の使い方。単語の使い方。間の取り方。キャラの描写の仕方。とにかく真似をします。
似た作品になってもいいです。
気になるなら公表はせずに、練習として書きましょう。
実は二次創作とかいいです。
似た文章で書こうとしますよね。
小説の二次創作をするのもありですね。
③・それをひたすら繰り返す。そして反省する。
とにかく繰り返します。
何度もやります。そしてやるたびに反省会をします。
ここがぽくないな。ここがうまくいかないな。
そうしていると苦手なところが見えてくる。語彙力がたりないな。接続詞の使い方がうまくいかないな。キャラを考えるのが苦手だな。
それに気づいたらチャンスです。
気づいた弱点を練習します。勉強します。
語彙力をつけるなら辞書を読むのがいいでしょう。接続詞の使い方と検索してみてください。キャラを何人も作って、彼らについてのショートショートを書いてみましょう。
苦手なところを克服するのです。
④再び②にもどる。
なりきってまた書いてみよう。書いてみるのです。
◆ポイント
同じ作者さんを何回か繰り返しましょう。
いろんな作者さんを真似するのもよいのですが、すくなくとも一回は同じ作者さんの真似をしましょう。
なぜ違う人ではいけないのか。
いけないことはないんですがね。人って読んでいる作品に影響を受けちゃうんですよね。
そうするとね、違う人を追いかけるたびに、影響を受けてぶれるんです。あの人の作品とあの人の作品とって要素が入ってきて、ぶれる。
作家さんによって視点の使い方とか違うので、まぜこぜにすると文章もまぜこぜになります。
しかし基本ができていたら違います。
基本ができていれば、ここはこの人の良い点を取り入れよう。ってできるじゃないですか。基本。ベース。それを作らないといけない。
この【守】はその基本をつくる作業なのです。
そして【守】ができたら次は【破】です。
④・ふたたび①に戻る。
②と③をくりかえして、ベースができたら、新しい作家さんを選んで真似します。
『他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階』
の段階ですね。
⑤・そして最後が【離】です。
独自のものを作り出す段階です。
ここでようやく独自の作品を書くのです。
とまぁ、ここまで言っておいてなんですが
やらんでいいですよ!
だってやって上達したらライバルが増え・・・・ぐふん。嘘です。
でもやるの大変だし。
イラストの時は地獄だって表現してる人もいました。
一朝一夕では手に入らないことなんです。
飽きるしね。だから大変なので、絶対やろうって話じゃないです。
できる人。たのしくやれる人はやりましょう。
楽しくやらないと上達しない。
これが一番です。
さて、実は私、本読まないんですよね。
小説家の多くはたくさん小説を読んでいる気がします。
仕事で読む時間がないとか言ってたりはしますが、それでも年間何冊も読んでいるらしいです。
ところが私は読んでない。
読まないんですよね。
何度も言うな。って感じ? でも本当に読んでない。
でもそれじゃあ全然スタート地点に立てないので、とにかくまずは小説を読むことにしました。
そのスタートとして、かつて読んでいたバイブル的小説を読み直すことにしました。
え、もしかしてそれが言いたかったの?
そうです。
この宣言したかっただけです。
はい。
では!
応援ありがとうございます!
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