17 / 17
エピローグ
しおりを挟む
本土の船着き場に着くと、さすがに人目を気にしながら、停めてあった大きなバンの後部に俺たちを押し込めた。後ろはゲージになっていて、俺たちは四人で固まっていた。
誰もなにも話そうとはしない。
それぞれのご主人様に気に入られればご飯がもらえるから満足していた。
車の外では幹部三人が兵藤に挨拶をしていた。
兵藤は運転席に座り、俺たちの方を振り返り「4人とも、ずいぶんとイケメンが磨かれたな」と、独特の高い声で言った。
(兵藤がトリケラ田嶋だったのか!)
俺はやっと気づいたが、それはもうどうでもよいことだった。
それよりもアナルと尿道が疼き、早く田中様に会いたいと願うだけだった。
END
誰もなにも話そうとはしない。
それぞれのご主人様に気に入られればご飯がもらえるから満足していた。
車の外では幹部三人が兵藤に挨拶をしていた。
兵藤は運転席に座り、俺たちの方を振り返り「4人とも、ずいぶんとイケメンが磨かれたな」と、独特の高い声で言った。
(兵藤がトリケラ田嶋だったのか!)
俺はやっと気づいたが、それはもうどうでもよいことだった。
それよりもアナルと尿道が疼き、早く田中様に会いたいと願うだけだった。
END
10
お気に入りに追加
7
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説




サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。



ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる