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楽しいはずの秋まつり1
79 KYO
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「ほら君、そろそろここ閉めるから起きな」起こしてくれたのは記録担当の女性、由美さんだった。
「ん、んーあれ、祭りは?」
と聞くと、「とっくに終わったわよ」と言った。俺は起き上がるとケツの穴に違和感があった。ケツに手をやりハッとして下半身を見ると、褌はしておらずまっ裸だった。
「あっ、え、ちょっと」と言って慌てて手で前を隠すと「今更遅いって」とその由美さんは笑って言った。俺は「何があったのですか」と聞くと「知りたいの?知らない方が良いかも。でもどうしても知りたいなら動画送ってあげるけど」と言った。俺は「知りたいです、動画送ってください」と涙目で言った。
「じゃあ、ビデオカメラからスマホに吸い上げてLINEで送ってあげるから、一時間後位かな」と言われ、俺のSNSからLINE IDを拾ってもらった。
そして前の家のインターホンを押して「あの子が起きたから、褌締めてやって」と言って、家に帰っていった。俺は今、まっ裸で前を隠している状況だが、すぐ前の道路を通行人が今も多く往来してこちらを見ている。俺は前も隠さず無防備なまっ裸で今まで寝ていたのか。
顔が真っ赤になった。
前の家からおじさんが出てきて、「おぉ、やっと起きたか」と言った。「あの、俺、どうして褌が外れてるんですか?」と聞くと、「あ、やっぱり何も覚えてないのか、だからなんにも抵抗しなかったんだね。ずいぶん大胆な子だなぁって思ってたんだよ」そう言ってニタニタしながら俺の褌を拾って、「帰るからって今更、これ必要かい?」と俺に聞いた。
そして、「そういや、起きてからうんちはしたの?」と聞かれた。
俺が首を振ると「先にするならうちのトイレ貸すけどどうする?」と聞かれた。そういわれるとケツの穴の違和感もあるので「お願いします」といいトイレを借りた。
うんちの前に白い液体が出てきた。
呆然としてトイレから出ると、「じゃあ褌、ここで締めちゃうね」と言って玄関先で締め直してくれた。俺は何があったのか想像をしながら寮の道を帰っていった。
寮に入ると談話室で腰に布を巻いた春田が泣いていて、後藤先輩が励ましていた。
「ん、んーあれ、祭りは?」
と聞くと、「とっくに終わったわよ」と言った。俺は起き上がるとケツの穴に違和感があった。ケツに手をやりハッとして下半身を見ると、褌はしておらずまっ裸だった。
「あっ、え、ちょっと」と言って慌てて手で前を隠すと「今更遅いって」とその由美さんは笑って言った。俺は「何があったのですか」と聞くと「知りたいの?知らない方が良いかも。でもどうしても知りたいなら動画送ってあげるけど」と言った。俺は「知りたいです、動画送ってください」と涙目で言った。
「じゃあ、ビデオカメラからスマホに吸い上げてLINEで送ってあげるから、一時間後位かな」と言われ、俺のSNSからLINE IDを拾ってもらった。
そして前の家のインターホンを押して「あの子が起きたから、褌締めてやって」と言って、家に帰っていった。俺は今、まっ裸で前を隠している状況だが、すぐ前の道路を通行人が今も多く往来してこちらを見ている。俺は前も隠さず無防備なまっ裸で今まで寝ていたのか。
顔が真っ赤になった。
前の家からおじさんが出てきて、「おぉ、やっと起きたか」と言った。「あの、俺、どうして褌が外れてるんですか?」と聞くと、「あ、やっぱり何も覚えてないのか、だからなんにも抵抗しなかったんだね。ずいぶん大胆な子だなぁって思ってたんだよ」そう言ってニタニタしながら俺の褌を拾って、「帰るからって今更、これ必要かい?」と俺に聞いた。
そして、「そういや、起きてからうんちはしたの?」と聞かれた。
俺が首を振ると「先にするならうちのトイレ貸すけどどうする?」と聞かれた。そういわれるとケツの穴の違和感もあるので「お願いします」といいトイレを借りた。
うんちの前に白い液体が出てきた。
呆然としてトイレから出ると、「じゃあ褌、ここで締めちゃうね」と言って玄関先で締め直してくれた。俺は何があったのか想像をしながら寮の道を帰っていった。
寮に入ると談話室で腰に布を巻いた春田が泣いていて、後藤先輩が励ましていた。
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