73 / 119
憧れの一軍
72 KYO
しおりを挟む
俺らはバスに乗っていた。
無言だった。
あのあと、西川は一軍寮について語った。
一軍はレギュラーと、ベンチと、サポートに分かれている。と。
サポートとは、ベンチに入れない選手のことでレギュラーやベンチの選手のお世話をするらしい。その中での分担で、二軍から行った4人はサービス担当と言われ、レギュラーとベンチの選手達の性の捌け口をさせられ、「チームのために気持ちは捨てて体を捧げろ」と指導されていると語った。今回はサービス担当が全員やめてしまい、それの補充らしかった。
そして、一軍の先輩達が新サービス担当に求めたことは・・・聞くに耐えない内容だった。
その話が本当なら、東山を哀れむことはあっても恨むことはできなかった。
バス停を降り、二軍寮が見えると、俺は涙が溢れてきた。
たまたま玄関でポチの世話をしている後藤先輩が「あっ、お帰り」と俺たちに声をかけた。
俺たちは全員、後藤先輩に駆け寄り、すがり、号泣した。
無言だった。
あのあと、西川は一軍寮について語った。
一軍はレギュラーと、ベンチと、サポートに分かれている。と。
サポートとは、ベンチに入れない選手のことでレギュラーやベンチの選手のお世話をするらしい。その中での分担で、二軍から行った4人はサービス担当と言われ、レギュラーとベンチの選手達の性の捌け口をさせられ、「チームのために気持ちは捨てて体を捧げろ」と指導されていると語った。今回はサービス担当が全員やめてしまい、それの補充らしかった。
そして、一軍の先輩達が新サービス担当に求めたことは・・・聞くに耐えない内容だった。
その話が本当なら、東山を哀れむことはあっても恨むことはできなかった。
バス停を降り、二軍寮が見えると、俺は涙が溢れてきた。
たまたま玄関でポチの世話をしている後藤先輩が「あっ、お帰り」と俺たちに声をかけた。
俺たちは全員、後藤先輩に駆け寄り、すがり、号泣した。
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる