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3年のご指導
51 KYO
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俺は少し震えた。
今日は浣腸で射精して、一番驚いたのは自分だった。「恥ずかしい」と言うより「わぁすげぇ」という思いが頭に浮かんだ。そして、コーチも先輩達も上機嫌で終わるはずだった。
俺が春田のことを後藤先輩に言いつけたから、重い雰囲気になっている。春田を庇う奴らとの溝が決定的になってしまう。
でも今さら俺にはどうすることも出来ない。
本多先輩が春田の顔を撮影している。大型テレビに涙が止めどなく流れ、鼻水でぐちゃぐちゃの春田の顔のアップが映し出されている。この姿を見てあのイケメン春田だとは誰も気が付かないだろう。
テーブルの上へ登りきった時、昭明がすべて消えて、ダウンライトが四つん這いの春田だけを照らした。
「あんなところにそんなライトがあるんだ」隣の山田がボソッと言った。
席をたった山森先輩がなにかを持って、つき出された春田のケツに近づいた。
もうひとつのテレビに春田の肛門が映し出された。
春田の肛門に何か器具みたいなものがねじ込まれた。
俺はテレビを見ながら勃起した。テレビの中の春田の目が一瞬開き、もうひとつのテレビを見たとき、春田の肛門が拡張されやらしい毛だらけのお尻の中にピンク色の、もっとやらしいヒダヒダの淵をもつ肛門の内部が露にされた。
「ビェァーーーン」
悲鳴なのか泣き声なのか雄叫びなのか、春田の体から出せる最大限の声が発せられた。
俺はこの時、執拗に個別ご指導の内容を聞いたことを後悔した。いや、聞いて後藤先輩に言いつけたから、今これが見れている。もしこれが見れなかったら逆に後悔してただろう。
俺はなにも漏らさずに目に焼き付けようと、見開いていた。
その内部は山森先輩が作業しやすいようにご丁寧に、なんとあの吉沼先輩が小型照明で照らしている。
あのイケメンからは想像がつかない剛毛肛門だが、その剛毛肛門からは想像がつかないピンク内部だ。そこに山森先輩が髪の毛(?)を刺した。一瞬ぐちゃぐちゃの顔の頬が赤みを帯びた気がした。
もう一本刺した。確実に表情が変わった。
「スゲーな、あのぺニス」隣から俺に、たぶん独り言、いや、つい口から出てしまっただろう言葉が山田から発せられた。
ぺニス?俺は見逃していた。
本多先輩はちゃんと撮影していた。ピンクで綺麗な内部に髪の毛を刺していくその奥の、真っ赤なぺニス・・・
なんだこれは、春田の鬼頭が赤いのは気がついていたが、ここまで赤くはないだろう。カメラの調整不足か?
しかし、「ああん」と悶え体をビクッと動かした瞬間、テレビの中のぺニスと同じ色をもつぺニスが、肉眼で確認されてしまった。
おぉ神よ、何で春田にはイケメンとやらしすぎるぺニスを両方与えたのでしょうか!
これは卑怯だ。ズルすぎる。
そのぺニスは髪の毛を刺す度に膨張しどんどんと赤みを帯びていく。
「ケツの穴にあんな細い針を刺すなんて、想像できねーな」と山田が、今度はハッキリと俺に言った。ハリ、針だったのか!
俺は山田に情報ありがとうと思いながら、それどころではないから、と相槌を省略し全神経を春田に集中した。「次が9本目です」と山森先輩が本郷コーチに向かって厳かに報告した。
本郷コーチは頷き、山森先輩はそれを刺した。
そして、山森先輩は本郷先輩に一礼して、座席に戻った。
「はっ」あれから針とぺニスしか見てないが肝心な春田の表情は?
春田は苦しみに耐えている表情だった。刺されて痛いのか?いや、違う。お前は俺のはずだが苦しみの根元がわからない。
すると、春田の口から「イ、イカせてください」と懇願された。それは誰に対するものではなくここにいる全員に言われたような気がする。
吉沼先輩に「みんなで近くにいって見よう」と提案された。
なかなか誰も動かない。「ほら、春田も余り焦らすと苦しむ、みんなで見させてもらってイカせてあげよう」と笑顔で促しだ。
そして、テーブルの周りに集まると、春田はウンウン唸りながら苦痛な顔をしている。ダウンライトの影を気にしながら春田を膝立ちさせた。尻からは無数の針が飛び出し、ぺニスは真っ赤になり、鬼頭は熟しきったトマトみたいだ。
そのトマトの先端の裂け目からは、透明な粘液が、枯れることなくダラダラと涌き出ていた。
今日は浣腸で射精して、一番驚いたのは自分だった。「恥ずかしい」と言うより「わぁすげぇ」という思いが頭に浮かんだ。そして、コーチも先輩達も上機嫌で終わるはずだった。
俺が春田のことを後藤先輩に言いつけたから、重い雰囲気になっている。春田を庇う奴らとの溝が決定的になってしまう。
でも今さら俺にはどうすることも出来ない。
本多先輩が春田の顔を撮影している。大型テレビに涙が止めどなく流れ、鼻水でぐちゃぐちゃの春田の顔のアップが映し出されている。この姿を見てあのイケメン春田だとは誰も気が付かないだろう。
テーブルの上へ登りきった時、昭明がすべて消えて、ダウンライトが四つん這いの春田だけを照らした。
「あんなところにそんなライトがあるんだ」隣の山田がボソッと言った。
席をたった山森先輩がなにかを持って、つき出された春田のケツに近づいた。
もうひとつのテレビに春田の肛門が映し出された。
春田の肛門に何か器具みたいなものがねじ込まれた。
俺はテレビを見ながら勃起した。テレビの中の春田の目が一瞬開き、もうひとつのテレビを見たとき、春田の肛門が拡張されやらしい毛だらけのお尻の中にピンク色の、もっとやらしいヒダヒダの淵をもつ肛門の内部が露にされた。
「ビェァーーーン」
悲鳴なのか泣き声なのか雄叫びなのか、春田の体から出せる最大限の声が発せられた。
俺はこの時、執拗に個別ご指導の内容を聞いたことを後悔した。いや、聞いて後藤先輩に言いつけたから、今これが見れている。もしこれが見れなかったら逆に後悔してただろう。
俺はなにも漏らさずに目に焼き付けようと、見開いていた。
その内部は山森先輩が作業しやすいようにご丁寧に、なんとあの吉沼先輩が小型照明で照らしている。
あのイケメンからは想像がつかない剛毛肛門だが、その剛毛肛門からは想像がつかないピンク内部だ。そこに山森先輩が髪の毛(?)を刺した。一瞬ぐちゃぐちゃの顔の頬が赤みを帯びた気がした。
もう一本刺した。確実に表情が変わった。
「スゲーな、あのぺニス」隣から俺に、たぶん独り言、いや、つい口から出てしまっただろう言葉が山田から発せられた。
ぺニス?俺は見逃していた。
本多先輩はちゃんと撮影していた。ピンクで綺麗な内部に髪の毛を刺していくその奥の、真っ赤なぺニス・・・
なんだこれは、春田の鬼頭が赤いのは気がついていたが、ここまで赤くはないだろう。カメラの調整不足か?
しかし、「ああん」と悶え体をビクッと動かした瞬間、テレビの中のぺニスと同じ色をもつぺニスが、肉眼で確認されてしまった。
おぉ神よ、何で春田にはイケメンとやらしすぎるぺニスを両方与えたのでしょうか!
これは卑怯だ。ズルすぎる。
そのぺニスは髪の毛を刺す度に膨張しどんどんと赤みを帯びていく。
「ケツの穴にあんな細い針を刺すなんて、想像できねーな」と山田が、今度はハッキリと俺に言った。ハリ、針だったのか!
俺は山田に情報ありがとうと思いながら、それどころではないから、と相槌を省略し全神経を春田に集中した。「次が9本目です」と山森先輩が本郷コーチに向かって厳かに報告した。
本郷コーチは頷き、山森先輩はそれを刺した。
そして、山森先輩は本郷先輩に一礼して、座席に戻った。
「はっ」あれから針とぺニスしか見てないが肝心な春田の表情は?
春田は苦しみに耐えている表情だった。刺されて痛いのか?いや、違う。お前は俺のはずだが苦しみの根元がわからない。
すると、春田の口から「イ、イカせてください」と懇願された。それは誰に対するものではなくここにいる全員に言われたような気がする。
吉沼先輩に「みんなで近くにいって見よう」と提案された。
なかなか誰も動かない。「ほら、春田も余り焦らすと苦しむ、みんなで見させてもらってイカせてあげよう」と笑顔で促しだ。
そして、テーブルの周りに集まると、春田はウンウン唸りながら苦痛な顔をしている。ダウンライトの影を気にしながら春田を膝立ちさせた。尻からは無数の針が飛び出し、ぺニスは真っ赤になり、鬼頭は熟しきったトマトみたいだ。
そのトマトの先端の裂け目からは、透明な粘液が、枯れることなくダラダラと涌き出ていた。
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