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二軍バスケ部
7 KYO
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1年が部屋に集り「なんかヤバそうな寮だな」とヒソヒソと話している。「2年の先輩も、南條先輩より後藤先輩の方が優しそうだな」
今も談話室に先輩が二人居るので大きな声で話せない。
こそこそと話していると後藤先輩が廊下(1年の大部屋のまん中)を通ったので「あの、後藤先輩」と声をかけてみた。
「えっと、田辺だったよな。なんだ?」
俺は少し考えて気になっていた事を聞いてみた。「2年生の先輩って、6人ですが元々俺たちと同じように10人だったのですよね?4人は辞めたのですか?」と言うと「え、あ、あぁ」とチョットたじろぎながら答えてくれた。
「でも、その4人もバスケ推薦だったのですよね?学校を辞めたってことですか?」と聞くと「ま、まぁ、そうだな」と答え、そそくさと2階へ行ってしまった。
夕飯も1年でまとまって食べたが、先輩も一緒だったのでほとんど話ができなかった。
様子を見ていると、2年の先輩4人も相当3年の先輩に気を使っているようだ。南條先輩が言った意味がようやくわかった気がした。
今も談話室に先輩が二人居るので大きな声で話せない。
こそこそと話していると後藤先輩が廊下(1年の大部屋のまん中)を通ったので「あの、後藤先輩」と声をかけてみた。
「えっと、田辺だったよな。なんだ?」
俺は少し考えて気になっていた事を聞いてみた。「2年生の先輩って、6人ですが元々俺たちと同じように10人だったのですよね?4人は辞めたのですか?」と言うと「え、あ、あぁ」とチョットたじろぎながら答えてくれた。
「でも、その4人もバスケ推薦だったのですよね?学校を辞めたってことですか?」と聞くと「ま、まぁ、そうだな」と答え、そそくさと2階へ行ってしまった。
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