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第0章◆◆◆本郷物語
#15
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富永のことがあったが、俺は平穏な日常を送っていた。
いつものように部活の前に校庭の片隅で大西先輩とふざけながらパンを食っていた。おやつだ。
すると木下先輩がそれを見つけ、「おら大西、俺の本郷に手を出すな」と、すごい剣幕で大西先輩に殴りかかってきた。
たまってきた不満がとうとう溢れた、といった感じのようだ。
周りにいた奴らは唖然として見ていた。
大西先輩も呆気に取られたが、すぐに殴り返していった。
周りの奴らも何が起きたかわからないが、とりあえず止めにはいった。
先生も数人駆けつけていた。
数人ずつで二人を押さえ別れさせたが、二人とも興奮して怒鳴りあっている。
「本郷は渡さねー、お前目障りだ、2年の癖に」と木下先輩が言うと「なんだと、お前こそ本郷と俺をさんざんコケにして、今さら何言ってんだ」
周りの奴らは俺を取り合って、2年の大西と3年の木下がケンカをしていることを理解して、あちこちでヒソヒソと話し出している。
先生が「お前ら二人職員室に来い。本郷、お前もだ」と言って、取り押さえている学生に、そのまま職員室に連れてくるように言った。
いつものように部活の前に校庭の片隅で大西先輩とふざけながらパンを食っていた。おやつだ。
すると木下先輩がそれを見つけ、「おら大西、俺の本郷に手を出すな」と、すごい剣幕で大西先輩に殴りかかってきた。
たまってきた不満がとうとう溢れた、といった感じのようだ。
周りにいた奴らは唖然として見ていた。
大西先輩も呆気に取られたが、すぐに殴り返していった。
周りの奴らも何が起きたかわからないが、とりあえず止めにはいった。
先生も数人駆けつけていた。
数人ずつで二人を押さえ別れさせたが、二人とも興奮して怒鳴りあっている。
「本郷は渡さねー、お前目障りだ、2年の癖に」と木下先輩が言うと「なんだと、お前こそ本郷と俺をさんざんコケにして、今さら何言ってんだ」
周りの奴らは俺を取り合って、2年の大西と3年の木下がケンカをしていることを理解して、あちこちでヒソヒソと話し出している。
先生が「お前ら二人職員室に来い。本郷、お前もだ」と言って、取り押さえている学生に、そのまま職員室に連れてくるように言った。
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