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第0章◆◆◆本郷物語
#1
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高校の入学式、わざと選んだかなり偏差値の低い高校なので、どんなやつらがいるか楽しみだった。
「これで平成26年度の入学式を閉式いたします。新入生、退場」
司会役の教師の掛け声とともに、ダラダラと立ちあがり、ゾロゾロと教室に向かい歩き出した。
体育館から教室に移動する間に、先輩達から薄笑い顔でなめるように見られた。
一緒のクラスになったやつも、それに対抗してにらみ返し、慌てて先生が仲介に入っていた。
こんな高校での3年間、楽しすぎる。と俺は思った。
「本郷くん」と呼ばれた。たしか試験の時、隣になり、シャーペンの芯をもらったやつだ。少し暗そうだけど、顔はまあまあなので、その時少し話た。「おぅ、入学式、長かったな」と名前を呼ばずに返答した。目を凝らすと、名札は富永となっていた。
「ほんとだね」と言ってから「ところで、部活って決めた?」と聞かれた。校庭を見ると各部の呼び込みが盛んに行われていた。
その中で、男子バスケ部の勧誘の中に俺は見つけてしまった。超かっこいい先輩を。
「僕はバスケ部に決めたよ」と、答えていた。
その先輩を近くで見ると、キラキラ光っていた。他の部員から「大西、そこのボールペンとって」と言われていた。
大西先輩だ。俺は勃起していた。
大西先輩が受付するタイミングに会わせて、列にならび、大西先輩とはじめて言葉を交わした。「ここにクラスと名前書いて」
声もカッコいいが、少し変わったイントネーションだ。大阪弁とは違うが、どこ出身だろう?髪型はツーブロックで爽やかだ。髭は濃そうだがキッチリ剃ってある。大人っぽく、少し怖さもある。ボールペンを渡されるとき、少し手が触れた。俺は「はい」と言って受けとり、申込用紙に1年3組本郷明人と記入した。
明日から大西先輩と一緒に、バスケだけではなくいろんな事を教わろうと、いろいろ妄想しワクワクしていた。
教室に入ると座席表が貼ってあった。
窓側から二列目の前から2番目で、一番前は富永だった。
隣はやけにテンションが高そうなやつだった。目があったので「俺、本郷。よろしくな」と言った。「俺は村上信吾。よろしく」と名乗り「しっかしこの高校はガラが悪い先輩が多いよな。ビックリしたよ」と、話題をふってきた。「ほんと、、」会話を、続けようとしたら、前からガッと振り向き「富永です。よろしく」といきなり会話に入ってきた。間が悪いタイミングだ。隣の信吾と少し苦笑いし、俺は会話を、続けた。「本当だな、教室に来るまでに4回先輩に睨まれた」するとまた前から「他のやつが話してるのを聞いたんだけど、3年の米山、吉田、木下って3人組に要注意だって」と言ってきた。
信吾は「へぇ、そうなんだ」と、相槌をうったが、そのまま会話は続かなかった。
クラスを見渡すと、あまり俺のタイプはいなかった。富永が一番ましな方だ。富永は見た目は合格だが、少し暗めで、話すとめんどくさそうだ。信吾も外見は悪くない。クラスでは2番目だ。ワンツートップが俺の前と横の席にいるのは奇跡だが、大西先輩と比較すると、この二人にはあまり興味を持てなかった。俺はクラスではなくバスケ部中心で高校生活は送ろう。と考えていた。
富永は手持ち無沙汰になりスマホを出した。
pin番号を1234といれ画面解除していた。
やつの危機管理能力を疑った。
「てめぇ、1年のくせに生意気なんだよ」3年で頭の悪そうな先輩達3人組だ。今凄んだのは米山先輩だ。それといつも一緒にいるのが吉田先輩、木下先輩だ。学校のなかでも目立っている。
「絶対に関わりたくないよな」前に富永はそんなことを言っていた先輩だ。俺には関係ないことだが。
「すいません、でも、そこに座っていられると、自転車が出せないんです」俺は更に言った。吉田先輩が「これのことか」と言って俺の自転車を蹴倒した。木下先輩は俺の肩に手を回し「先輩に対する口の聞き方を知らねーみたいだな。教えてやっからよ、ちょっと付き合えよ」俺は3人の先輩たちに誰も来そうもない海岸へ抜けるトンネルに連れていかれた。
そこで、鞄を取られ、中のものをすべてぶちまかれた。吉田先輩が生徒手帳を拾い「本郷明人だな、これからじっくり礼儀ってのを教え込んでやるから、覚悟しとけ」とニヤニヤしながら言うと、「たしかこいつ、バスケ部だぞ、そーだよな」と木下が聞いた。
俺は震えながら小さな声で「はい」と言うのが精一杯だった、風にした。
米山先輩が「じゃあどうやって教え込むか、礼儀を」と二人に向かって言い、木下先輩がそれに反応し、「まず全裸でオナニーでもしてもらおうか」と言った。
俺は「嫌です」と、断った。
吉田先輩が俺の腹を蹴り、うずくまった俺を押さえつけ、二人の先輩にも蹴られながら「つべこべ言わないで、脱ぎゃーいーんだよ。先輩への服従の証だ」と言いながら、米山先輩が俺のベルトを外しだした。吉田先輩はワイシャツのボタンをはずした。2個引きちぎられた。木下先輩はスマホで撮影しようと構えている。俺は必死に抵抗した。
しかし3対1で、しかも体の大きい先輩達に敵うわけはなく、ズボンを膝まで下ろされた。「ほら、パンツも脱げ」と必死に押さえているパンツに手をかけられた。
「これで平成26年度の入学式を閉式いたします。新入生、退場」
司会役の教師の掛け声とともに、ダラダラと立ちあがり、ゾロゾロと教室に向かい歩き出した。
体育館から教室に移動する間に、先輩達から薄笑い顔でなめるように見られた。
一緒のクラスになったやつも、それに対抗してにらみ返し、慌てて先生が仲介に入っていた。
こんな高校での3年間、楽しすぎる。と俺は思った。
「本郷くん」と呼ばれた。たしか試験の時、隣になり、シャーペンの芯をもらったやつだ。少し暗そうだけど、顔はまあまあなので、その時少し話た。「おぅ、入学式、長かったな」と名前を呼ばずに返答した。目を凝らすと、名札は富永となっていた。
「ほんとだね」と言ってから「ところで、部活って決めた?」と聞かれた。校庭を見ると各部の呼び込みが盛んに行われていた。
その中で、男子バスケ部の勧誘の中に俺は見つけてしまった。超かっこいい先輩を。
「僕はバスケ部に決めたよ」と、答えていた。
その先輩を近くで見ると、キラキラ光っていた。他の部員から「大西、そこのボールペンとって」と言われていた。
大西先輩だ。俺は勃起していた。
大西先輩が受付するタイミングに会わせて、列にならび、大西先輩とはじめて言葉を交わした。「ここにクラスと名前書いて」
声もカッコいいが、少し変わったイントネーションだ。大阪弁とは違うが、どこ出身だろう?髪型はツーブロックで爽やかだ。髭は濃そうだがキッチリ剃ってある。大人っぽく、少し怖さもある。ボールペンを渡されるとき、少し手が触れた。俺は「はい」と言って受けとり、申込用紙に1年3組本郷明人と記入した。
明日から大西先輩と一緒に、バスケだけではなくいろんな事を教わろうと、いろいろ妄想しワクワクしていた。
教室に入ると座席表が貼ってあった。
窓側から二列目の前から2番目で、一番前は富永だった。
隣はやけにテンションが高そうなやつだった。目があったので「俺、本郷。よろしくな」と言った。「俺は村上信吾。よろしく」と名乗り「しっかしこの高校はガラが悪い先輩が多いよな。ビックリしたよ」と、話題をふってきた。「ほんと、、」会話を、続けようとしたら、前からガッと振り向き「富永です。よろしく」といきなり会話に入ってきた。間が悪いタイミングだ。隣の信吾と少し苦笑いし、俺は会話を、続けた。「本当だな、教室に来るまでに4回先輩に睨まれた」するとまた前から「他のやつが話してるのを聞いたんだけど、3年の米山、吉田、木下って3人組に要注意だって」と言ってきた。
信吾は「へぇ、そうなんだ」と、相槌をうったが、そのまま会話は続かなかった。
クラスを見渡すと、あまり俺のタイプはいなかった。富永が一番ましな方だ。富永は見た目は合格だが、少し暗めで、話すとめんどくさそうだ。信吾も外見は悪くない。クラスでは2番目だ。ワンツートップが俺の前と横の席にいるのは奇跡だが、大西先輩と比較すると、この二人にはあまり興味を持てなかった。俺はクラスではなくバスケ部中心で高校生活は送ろう。と考えていた。
富永は手持ち無沙汰になりスマホを出した。
pin番号を1234といれ画面解除していた。
やつの危機管理能力を疑った。
「てめぇ、1年のくせに生意気なんだよ」3年で頭の悪そうな先輩達3人組だ。今凄んだのは米山先輩だ。それといつも一緒にいるのが吉田先輩、木下先輩だ。学校のなかでも目立っている。
「絶対に関わりたくないよな」前に富永はそんなことを言っていた先輩だ。俺には関係ないことだが。
「すいません、でも、そこに座っていられると、自転車が出せないんです」俺は更に言った。吉田先輩が「これのことか」と言って俺の自転車を蹴倒した。木下先輩は俺の肩に手を回し「先輩に対する口の聞き方を知らねーみたいだな。教えてやっからよ、ちょっと付き合えよ」俺は3人の先輩たちに誰も来そうもない海岸へ抜けるトンネルに連れていかれた。
そこで、鞄を取られ、中のものをすべてぶちまかれた。吉田先輩が生徒手帳を拾い「本郷明人だな、これからじっくり礼儀ってのを教え込んでやるから、覚悟しとけ」とニヤニヤしながら言うと、「たしかこいつ、バスケ部だぞ、そーだよな」と木下が聞いた。
俺は震えながら小さな声で「はい」と言うのが精一杯だった、風にした。
米山先輩が「じゃあどうやって教え込むか、礼儀を」と二人に向かって言い、木下先輩がそれに反応し、「まず全裸でオナニーでもしてもらおうか」と言った。
俺は「嫌です」と、断った。
吉田先輩が俺の腹を蹴り、うずくまった俺を押さえつけ、二人の先輩にも蹴られながら「つべこべ言わないで、脱ぎゃーいーんだよ。先輩への服従の証だ」と言いながら、米山先輩が俺のベルトを外しだした。吉田先輩はワイシャツのボタンをはずした。2個引きちぎられた。木下先輩はスマホで撮影しようと構えている。俺は必死に抵抗した。
しかし3対1で、しかも体の大きい先輩達に敵うわけはなく、ズボンを膝まで下ろされた。「ほら、パンツも脱げ」と必死に押さえているパンツに手をかけられた。
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