若者たち

ザボン

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第十五章◆◆◆芸能界

第百二話

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俺たちは福島宗太からの連絡を待っていたが
連絡をしてきたのは川崎龍聖だった。
「明日ショップに行ってもいいですか?」と聞かれた。
また、昼間のショップ開店前に約束をした。
俺は社長の須藤と二人で待ち受けた。「本郷さん、龍聖は何の用事で来るんですか?」
と聞かれたが、「聞いても、それは当日。としか言わないんだ」と答えた。
もう貞操帯を外してしまったので、少し警戒している。撮影したエロく恥ずかしい動画があるから大丈夫だとは思うが。
龍聖はひとりできた。ヤクザのような仲間を連れて脅されることが、少し頭を余儀っていたのでホッとした。

壁のモニタには、また前回の動画が映し出されている。これは、前に編集した動画に前回分が付け足されたものだ。
「ほら、気持ちいいだろ、なんか言ってみろよ」「なに俺の許可なくぺニス勃せてんだよ」と福島宗太の声も聞こえる。
龍聖は、モニタをじっと見ている。
「大丈夫だ、お前が来ると聞いたからこの動画を映してるんだ。ショップが開店したら関係ない動画にする」と説明した。
そして俺は龍聖に、「福島宗太は次に連れて来るやつを見つけたか?」と聞いた。「難航してるみたいです」といった。「僕のときは宗太と、その一緒に寝たときにつけられたけど、まず僕以外と一緒に寝る関係を作らないといけない」
と、もっともなことを言った。龍聖も連れていく相手を一緒に探しているとも言った。
「もう一人共通のお仲間がいるのではないのか?」と聞いたが、口を濁した。
「見つからないけど、どうしても我慢できなくなったら連絡するよう伝えといてくれ。ここでまた拘束して、射精をさせてやるから」と俺は龍聖に伝言を頼んだ。
「それで、今日はどうした」と聞くと、川崎龍聖は少しモジモジし出した。
「何か言いにくそうだな、俺たちも忙しいんだ」と言うと、目に涙をためて川崎龍聖は言った。
「俺のケツを責めてください」
龍聖は福島宗太が勃起できなく相手をしてもらえないのと、前回ここでポイントマッサージャーで責められたのが忘れられない。と言った。
「成る程、でもそれなら龍聖さんにも奉仕してもらわないと」俺は自分の服を脱ぎながら言った。

前回は三人で川崎龍聖をもてあそんだが、今回は俺ひとりでじっくり味わおう。
そう決めて、俺は進に「お前は撮影に専念して手を出すな」と命じた。進は不満げだったが従った。まっ裸になった川崎龍聖を穴があくほど観察した。
やはり俳優は組織的に磨きあげられた身体で、顔はもちろん全身細部まで研ぎ澄まされている。
普段絶対に晒されないぺニスや肛門までもだ。ただ、ペニスは皮が被っていた。
次は濃厚なキスをした。
川崎龍聖の口腔をなめまくった。髭は丁寧に剃られていたが、少しざらざらだった。
基本的に川崎龍聖は毛深いようだ。
同時にぺニスを刺激した。ムクムクと大きくなっていく。口を顔から下に移動して全身を触りながら舐めまくった。
いままで相手をしてきた素朴の身体に対して、その裸体は洗練されていた。美しい。
これまでは余裕がなかったが、こうしてじっくりと味わらなければもったいなかった。
手足の先やぺニスまで舐めまくり、最後は尻を割り開けて肛門を舐めた。
舐めた瞬間、龍聖は「ふっ」と言った。
川崎龍聖の全身を堪能したあと、また顔に戻った。お互いぺニスを握り合いながら「ただいま」と言うように、改めて濃厚なキスをした。
口を開き吸い合うので、「ボァッ、ボァ」と音がしている。
俺は今度は龍聖の顔を俺のからだの方に押し下げた。
龍聖の口は勃起した俺のぺニスを求めたが、まず乳首をじっくりと舐めさせた。川崎龍聖の顔が俺の乳首を舐めているのを、俺はじっくりと観察した。舐める舌までカッコいい。脇も舐めさせた。両脇を川崎龍聖の唾液でベトベトにした。
そして、徐々に下半身に近付き、ぺニスを舐めさせた。
「大きい」ボソッと龍聖は呟き、そして「おいしい」と続けざまに言った。
俺はソファーベッドの背もたれを倒して、その上に寝転んだ。川崎龍聖は俺の顔の上を跨ぎ、一心不乱にぺニスをしゃぶっている。
俺はようやく、龍聖の肛門をほぐし始めた。
唾液で2本の指をジュルジュルにしてケツの穴に挿し込んだ。「あ、あ、あんっ」と短く喘いだ。穴のなかをまさぐった。さすがに綺麗にしてきたようだ。毛も綺麗に剃られている。そして温かい。
指を何度も出し入れするとそれに会わせて「あんっ、あんっ」と、短く喘いだ。
俺は体制を変えて龍聖を寝かせ、ぺニスを穴にぶっ挿した。
「ああ、ああ、あーっ」と叫んだ。
奥まで挿すとキスをしながら腰を振った。俺のぺニスによって喘いでいる川崎龍聖の顔が、目の前にあった。「んふっ、んふっ、んふっ」と、俺も声を漏らしながら動かしまくった。そして穴のなかに射精をした。

俺は素早くぺニスを抜き、肛門に詮をした。
川崎龍聖の穴のなかに、俺の精液を閉じ込めた。俺は龍聖のペニスをさすりながら、「よかったよ、じゃあご褒美をあげようね」と言って、肛門拡張器とポイントマッサージャーを見せた。龍聖のペニスはどんどんと熱くなってきた。
肛門の詮をぬくと、俺の精液が垂れてきた。
そこに器具を入れて思いっきり拡張した。
いままで俺のぺニスが入っていたので、大きく開いた。マッサージャーのライトをつけ、「ここだったかな」と擦る。まだ振動はOFFのままだ。
「あっそこじゃない。もう少し右だ。違う、反対だ。そうそうそこだ。あっ外れた。お願いしますよ」
とてもじゃないが、俺以外の人にはとても見せられない川崎龍聖の姿だ。(進は別として)
「ほら、ここだろ」といい、少し強めに前立腺を擦った。
「アン、ハァハァ、そう、そこ、そこ、もっと、もっと強く、お願い」かなり息づかいが荒くなってきた。
マッサージャーはカメラはついていないので、進のカメラとは別にGOPROで内部を撮影にした。
「はぁ、はぁ、そこ、そこ、あっ外れた、違う。そう、そこです 」ぺニスからは透明粘液がボタボタと垂れている。
アナルの中を擦ってる先には、後ろを向いて注文をつけている龍聖のカッコいい、しかしやらしい顔が映っている。
下の方は粘液を吐き出すぺニスもアングルに入っている。
モニターを見ながら、俺はさらに興奮した。
そして、龍聖を仰向けにし、最後の仕上げをした。
改めて肛門を覗き込み、一気に振動をONにしてピンポイントで強くあてた。
「ひゃぁーーーー」と叫び、顔を真っ赤にして、全身震えながら、精液を吹き出した。
全部出しきると、ペニスをピクピクさせ、それ以外は動かなくなった。口は半開きでよだれを垂らしている。
カッコいい川崎龍聖が台無しだ。
いつものように進も果てていた。
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