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第十一章 ◆◆◆ミスター目黒台高校
第七十五話
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では、予行練習を始めます。
当日は野外ステージだが、今日は視聴覚室の机をどかしてステージに見立てた。私服がないので、制服で歩行をして、それぞれの特技をやり、時間を計った。
「ではみなさん、渡した競パンに履き替えて並んでください」と実行委員が言った。
「今日も本当に履き替えるの?」と一人が聞いたので、「サイズの確認もあるので履き替えてください」と実行委員が言った。
全員、前を隠しながらコソコソと着替え出した。「よし」と言って、須藤は全部を脱ぎ捨てた。そして、「こんな自分の裸に自信がない奴らには、負ける気がしねーな」と言って立派なペニスをブラブラしている。
「本当ですよねー」といって、2年で唯一ラグビー部から選ばれた和馬も全裸になって、ウヒャウヒャいいながら、スカートめくりのように、着替え中の奴らの服をめくって歩いた。須藤が、「俺のバズーカ見せてやる」と言って勃起させた。これに反応したのが3年達だった。特に体操部のキャプテンは、ラグビー部の2年に負けてたまるかと、むきになった。次々と全裸になり「須藤さんの水鉄砲には負けないですよ」とか、「俺の裸に惚れるなよ」等いいながら素っ裸になり騒ぎ出した。こうなると、2年も1年もやらないわけいかなかった。
実行委員の尚樹も脱いで騒いだ。
宮崎先生も、はじめは笑っていただけだが、脱がざる終えない雰囲気になり、脱いでいた。さすがにいい身体だった。
「ちょっと、そろそろ競パン履いてください。予行を続けますよ」真面目な実行委員が叫んでいた。
俺も貞操帯してなければ、と悔しがった。
やっと落ち着いて、全員競パンを履いた。
なかなか際どいブーメランタイプだ。
しかも前の部分だけユッタリと作られている。「えーっ、これ、かなりモッコリするぞ」「うわっ、これじゃあ毛がはみ出しちゃうよ」「いやいや、チョッと勃ったら肉棒まではみ出るぞ」と履いてもまた大騒ぎとなった。
司会が「ではここで筋肉アピールポーズを」と言い、各々決めポーズをした。
実行委員は、ホースで水をかけるふりをして、今日の予行は終わった。
その後着替えるときも、誰のがデカいか、剥けてるやつは誰だなど、盛り上がっていた。
今日はよい撮影ができた。と思った。
本番当日は司会の尚樹が盛り上げた。
一緒に留年していた進が、尚樹に細かくアドバイスをしているようだ。
私服の出番をみんな終え、いよいよ一番盛り上がる競パン審査だ。毛を処理してきたのは、1人だけだった。
予行で競パンを最後に履いた須藤が「男はこの逞しさこそアピールしなきゃ」と言って、競パンからはみ出した陰毛を見せつけていたからだ。
最後に尚樹が「では、ポーズ」の掛け声とともにそれぞれが筋肉美を見せ、水が掛けられた。すると履いていた競パンが溶けだし、全員まっ裸になった。
何が起きているかわからず、全員がしばらくポーズを続けていた。ギャラリーはおお盛り上がりで、尚樹が「大成功」と書いた紙を掲げていた。俺は当然撮影はしていたが、思わぬハプニングで驚いていた。
客席にいる進が満足そうに笑っていた。
尚樹は俺を見てどや顔だ。
さすがに気がつき、ひとり、また一人と前を隠してしゃがみこんだ。最後まで気づかずにポーズをとっていたのは宮崎先生だった。
当然、斎藤もこのイベントの最前列でカメラを回しながら見学していた。
そしてなにやら、仙頭先生に耳打ちをした。
全員が視聴覚室に前を隠しながら足早に戻った。しかし怒ってる奴は誰もおらず、みんな「いやー実行委員にやられたよ」と笑顔で口にしていた。
着替えの時、全裸で騒いだので、ある程度免疫ができていたようだ。
俺は、「このメンバーで、打ち上げに行こう」と誘い、宮崎先生も含め、全員参加となった。
当日は野外ステージだが、今日は視聴覚室の机をどかしてステージに見立てた。私服がないので、制服で歩行をして、それぞれの特技をやり、時間を計った。
「ではみなさん、渡した競パンに履き替えて並んでください」と実行委員が言った。
「今日も本当に履き替えるの?」と一人が聞いたので、「サイズの確認もあるので履き替えてください」と実行委員が言った。
全員、前を隠しながらコソコソと着替え出した。「よし」と言って、須藤は全部を脱ぎ捨てた。そして、「こんな自分の裸に自信がない奴らには、負ける気がしねーな」と言って立派なペニスをブラブラしている。
「本当ですよねー」といって、2年で唯一ラグビー部から選ばれた和馬も全裸になって、ウヒャウヒャいいながら、スカートめくりのように、着替え中の奴らの服をめくって歩いた。須藤が、「俺のバズーカ見せてやる」と言って勃起させた。これに反応したのが3年達だった。特に体操部のキャプテンは、ラグビー部の2年に負けてたまるかと、むきになった。次々と全裸になり「須藤さんの水鉄砲には負けないですよ」とか、「俺の裸に惚れるなよ」等いいながら素っ裸になり騒ぎ出した。こうなると、2年も1年もやらないわけいかなかった。
実行委員の尚樹も脱いで騒いだ。
宮崎先生も、はじめは笑っていただけだが、脱がざる終えない雰囲気になり、脱いでいた。さすがにいい身体だった。
「ちょっと、そろそろ競パン履いてください。予行を続けますよ」真面目な実行委員が叫んでいた。
俺も貞操帯してなければ、と悔しがった。
やっと落ち着いて、全員競パンを履いた。
なかなか際どいブーメランタイプだ。
しかも前の部分だけユッタリと作られている。「えーっ、これ、かなりモッコリするぞ」「うわっ、これじゃあ毛がはみ出しちゃうよ」「いやいや、チョッと勃ったら肉棒まではみ出るぞ」と履いてもまた大騒ぎとなった。
司会が「ではここで筋肉アピールポーズを」と言い、各々決めポーズをした。
実行委員は、ホースで水をかけるふりをして、今日の予行は終わった。
その後着替えるときも、誰のがデカいか、剥けてるやつは誰だなど、盛り上がっていた。
今日はよい撮影ができた。と思った。
本番当日は司会の尚樹が盛り上げた。
一緒に留年していた進が、尚樹に細かくアドバイスをしているようだ。
私服の出番をみんな終え、いよいよ一番盛り上がる競パン審査だ。毛を処理してきたのは、1人だけだった。
予行で競パンを最後に履いた須藤が「男はこの逞しさこそアピールしなきゃ」と言って、競パンからはみ出した陰毛を見せつけていたからだ。
最後に尚樹が「では、ポーズ」の掛け声とともにそれぞれが筋肉美を見せ、水が掛けられた。すると履いていた競パンが溶けだし、全員まっ裸になった。
何が起きているかわからず、全員がしばらくポーズを続けていた。ギャラリーはおお盛り上がりで、尚樹が「大成功」と書いた紙を掲げていた。俺は当然撮影はしていたが、思わぬハプニングで驚いていた。
客席にいる進が満足そうに笑っていた。
尚樹は俺を見てどや顔だ。
さすがに気がつき、ひとり、また一人と前を隠してしゃがみこんだ。最後まで気づかずにポーズをとっていたのは宮崎先生だった。
当然、斎藤もこのイベントの最前列でカメラを回しながら見学していた。
そしてなにやら、仙頭先生に耳打ちをした。
全員が視聴覚室に前を隠しながら足早に戻った。しかし怒ってる奴は誰もおらず、みんな「いやー実行委員にやられたよ」と笑顔で口にしていた。
着替えの時、全裸で騒いだので、ある程度免疫ができていたようだ。
俺は、「このメンバーで、打ち上げに行こう」と誘い、宮崎先生も含め、全員参加となった。
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