若者たち

ザボン

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第八章◆◆◆須藤

第五十四話

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とりあえず俺たちは田辺にズボンとシャツを着せ、向いにある倉庫にいる。伸一がSMされたところだ。
「コロンは本日閉店だ」と追い出され、ここに潜り込んだ。
店を出たところで、警ら中の警官がいたが、一緒に店を出てきた斎藤が「あ、水原さん。こんにちは」と声を掛けた。
警官は、「あれ、この人大丈夫か?」と言ったが、「ああ、この二人は私の友達で、閉店したお店で飲みすぎちゃって」たんなる酔っ払いを装い、警官は、「そうなんですか、気をつけて帰ってください」と言われ、それから斎藤に向かって「あまり友達を飲ませ過ぎるなよ」と言い、行ってしまった。「田辺の外見が大人っぽくて良かった」と斎藤は言い、そして「あの警官、水原さんって言うんですよ。カッコいいですよね。どんな身体してるんだろう」と俺に言ってきたが、返事を待つわけでもなく、「それじゃ」と店に戻っていった。

「うっ、うーん」と田辺は目を覚ました。
頭を振って回りを見て、状況を理解しようとしている。まだケツの穴の違和感には気づいて無いようだ。
「あ、あれ、たしか喫茶店に入って、、あいつはどこですか?」と俺に聞き、そして「ここはどこですか?」と続けざまに聞いてきた。
俺は、泣いた。
「須藤先生、どうなったんですか」
「あれ、なんかお尻が痛いしニュルニュルする。え、なに、先生、僕はどうなったんですか?」
顔面蒼白になり田辺は聞いた。
俺は田辺の顔を抱きしめ、「すまん、すまん、、」と繰り返した。
しばらくしてから俺は説明を始めた。
お前がお冷やに入ってた薬で眠らされた事。
俺は捕まってしまい助けられなかった事。
お前が犯された事。
その時撮影されていた事。
訴えたら動画を配信すると言ってた事。
をたんたんと伝えた。
俺は土下座をして「助けられなくてすまなかった」と言った。
そして、その撮影というのが、複数のカメラを使い、いろいろなアングルで田辺の恥ずかしい部分、辱しめを受けている様子を撮影していたことを話した。
「もし、俺が同じ目にあって、その動画が流出したら生きていけないと思う」と、そう言い、「悔しいけど、訴えずに忘れた方がよい」とアドバイスした。
放心状態の田辺を家に送り届けた。
その時、両親に教育実習生と挨拶し、「田辺君は友達の前で恥ずかしい失敗をして、落ち込んでるので、なにも聞かず、そっとしておいてあげてほしい」と説明した。
お母さんは「あなたが須藤先生ですか」と言い、「息子は教育実習の先生がいるので学校が楽しいんだよ。と言って毎朝嬉しそうに通学してるんですよ」と話した。完全に親も俺を信頼しきっている。

田辺の方は嘘をついてなんとか話をまとめたが、田辺よりむしろ自分こそ恥ずかしい動画を撮られている。
俺は慌てて自宅に戻り、パソコンを持って寮に向かった。

「あ、須藤君、久しぶり」管理人さんが声をかけた。「あ、どうも。斎藤と鈴木は帰ってますか?」
と声をかけた。
「二人ともいると思うよ」というので「他に客はきてないよね?」と聞いた。
特に来ていないと言うので二人の部屋に行った。
ガラガラ、と扉をあけたら。
二人はパソコンでゲームをしていた。振り向き俺がたっている事に驚き、「なんですか」と言った。
俺は持ってきたパソコンで動画を再生し、見せながら言った。「今日の保存したSDカードを全部よこせ、この動画を配信されたくないだろ」と脅した。
それは斉藤の恥ずかしい動画だった。
「伸一、俺はお前の動画も持ってるんだぞ」と言った。
斎藤は「動画はあの場で本郷さんのパソコンに吸い上げられている。これを取り上げても、またそのデータをコピーするだけた」と言い、続いて「それに、俺や伸一が撮られた動画の数倍恥ずかしいですよ、須藤先輩の動画は」と言った。
俺はその場にヘナヘナと座り込んだ。
それは俺がいままで伸一や斎藤にしてきた事だった。むしがいいのはわかっているが、俺は泣きながら斎藤にすがった。「あの動画を抹消してくれ。ナンデモスル」

完全に形勢逆転し、後輩に屈している。
しかし、本郷先輩から信頼を失った俺は100%パソコンに触れない。
斎藤ならまだ信頼されているから、可能性がある。
「でも俺も本郷さんは怖いし、目を盗んでパソコンにアクセスすることなんて難しいし、できるかどうかわからないからなー」
と言って、俺の反応を待っている。
「どうすればいい」逆に聞いた。
「だって、消去する代わりに須藤先輩のやらしい動画を撮影させてって言っても、ウンとは言わないでしょ」と聞かれた。
本郷先輩の手元には俺の動画は無くなるが、斎藤の手元には新たな動画が残る。確実に消去できるならその方がまだいいが、新たに撮影させて 消去出来なかったら、動画が増えてしまう。
俺はそう説明をし、「他にないか」と聞いた。
「うーん、じゃあ、須藤先輩くらいかっこよくて、須藤先輩くらいやらしい体を持ってる他の人でもいいよ。とびきりやらしい撮影ができれば」そういわれ、俺は考えだした。
「あ、そうそう、いままで撮影した人はだめだよ。バレたら本郷さんにその動画を差し出すのだから」
「そんな都合のよいやつ、いないよ」俺は泣き出した。
「なら、話は終わりだ」と言ってゲームを続けた。
俺はラグビー部で撮影できそうなやつ、騙せそうなやつを考えた。最近はみんな可愛いと思っていたが、背に腹は変えられない。
しかし、、、

俺は悲しい事を思い付いた。
俺はこの言葉を言ったら最低の人間だ。
そんな当たり前のことは、わかってる。
でも、自分を守る本能が、言わせた。
「わかった。田辺でどうだ。」

斎藤は、驚いたように言った。
「今日あんなことをしておいて、またさせる気なの?須藤先輩は魂ってものを持って、、」
斎藤は口をつぐんだ。
本心から出てしまった言葉のようだ。
俺は言った。
「田辺ならその動画が消去されるのだから、バレたときの代わりになるだろ」
そして、「あいつは、カッコいい、そして、体もエロい。それはお前も認めてただろ」
そう言うと、しばらく考え、「本当に田辺を差し出せるのですね?今日みたいに昏睡状態じゃなくて」
俺はこの場で約束をした。
斎藤は今日持っていた鞄から、三枚のSDカードを俺に渡した。
撮影日は、翌日と指定された。
俺は自宅に戻ると大急ぎて渡されたSDカードの確認から始めた。

夏樹は俺とラグビー部を心配し、「どうだった?」と聞いた。
俺は動画編集に集中したく、それどころでなかったので、「うるさい、出てろ」と、怒鳴った。
夏樹は悲しそうにしていたが、俺には時間がなかった。
このSDカードの動画から、俺が映ってなく、田辺だけが映っていて、やらしい動画へ編集を進めた。俺の顔がどうしても映るときはモザイクを入れた。音声も聞きながら、俺がこの強姦に、関わっている事がわからない、そして、田辺が「この動画だけは配信しないでくれ、ナンデモスル」と言うような動画を作らなければならない。
徹夜で完成させ、寝ずに田辺の家に向かった。
田辺のお母さんは「朝になっても起きてこなくて、そっとしているんです」と、俺に言った。俺は「田辺君にとって一大事です。多分お母さんや、私にとっては大したことではないのですが高3の子にとっては、大したことなんです」と説明し、田辺の部屋に入った。
ドアをしめ、頭から布団を被って動かない田辺をベッドに座らせ、俺は言った。
「ヤバい、このままだと動画が配信される」
虚ろな目だった田辺は、目を見開き俺を見た。
俺はスマホで編集した動画を見せた。
「これはダイジェストだ、実際はこんなもんじゃなかった」俺は鼻息荒く訴えた。
「これを配信して、有料サイトに導き、もっと、やらしい動画をダウンロードさせる気だ」
「もう一度、軽く撮影させてくれれば、配信を止めると言ってる。とりあえず先伸ばしかもしれないが、撮影させて時間を稼ごう。あの撮影以上にやらしい撮影は、されないはずた。いや、考えられない」俺は捲し立てた。
田辺は怒り狂い、しかし、その怒りをものに当たりながら俺のあとについてきた。

須藤先輩から、「今から田辺を連れていく」と連絡が来た。
「須藤先輩って、詰めが甘いよな」
と斉藤が伸一に言った。「そうなの?」と聞き返す。「撮影した動画は、万一に備え、すぐにバックアップをとることって、須藤先輩が俺に教えたんだよ」クスクス笑い、バックアップの須藤先輩の動画で編集を続けた。
そして「俺は編集を仕上げちゃいたいから撮影用のカメラを準備して」と伸一に言った。

須藤先輩は田辺を連れて来た。
俺は田辺に、「じゃあ撮影を始めようか、まず脱いで」と言いながら、自分も脱ぎだした。
自分が相手をする気満々だ。伸一がカメラを構えている。すると田辺が「俺の動画を渡せ」っと、俺につかみかかった。須藤先輩が慌てて田辺を羽交い締めにして俺から引き離した。
「須藤先輩、話が違うじゃないですか」と俺は文句を言った。須藤先輩は田辺を押さえ込みながら、「動画は他のやつが持ってる、ここで言うこと聞かないと配信されるぞ、落ち着け」と説明している。
しかし、田辺は興奮して須藤先輩を振りほどこうとしている。
俺は「仕方がないですね」と言い、粉薬をスマホの上にあけた。そして水を少量注ぎ、それを注射器で吸い上げ、田辺の腕に打った。
すぐに田辺は須藤先輩をすごい力で振りほどき、「暑い、暑い」と言って着ているものをすべて脱ぎ捨て、「ペニスが熱い、熱くて痛い」と騒ぎだした。
俺はニヤリとした。「須藤先輩も動画で見たでしょ、両手首を固定して」と指示し、手錠で机の足に両手首を固定した。この手錠は当然偽物だが、本人が外すには結構厄介な操作が必要だ。
田辺の黒くて長いペニスは見ごとにまでそびえ勃ち、ピクピクの震えている。
そして、なにもしてないのに射精した。
そのあと、一瞬ペニスが縮小した、と見えたが、それは間違えで、すぐに同じ大きさのはち切れそうなペニスに戻った。
そのぺニスを俺は「いっただきまーす」と冗談混じりに言い、パクッと下の口を被せた。
田辺の長いペニスは、俺の中でかつて届いたことのない未知の領域まで刺激した。「あ、あっ」しばらく、腰を動かしその初領域の感触を楽しんだ。俺のペニスも極限状態だが、田辺のそれとは見劣りした。
腰を上下させながら、「この浮き出た血管が俺の内側にあたり、最高だ」と振り続けた
そして2発目、3発目を俺の中に発射した。抜かずの連続射精だ。さすがに射精を3回したので、博司のように意識を失うことはなかった。2回分の精液を俺の中に貯めたまま、俺は立ちあがり、田辺の顔面の上にしゃがんだ。「ブリッ、ブブブブブ」おならと共に精液を排出し、田辺の顔面にぶっかけた。
そして、田辺は自分のペニスの様相に目を見開いていた。いままで見たことのない、どす黒く、ドックンドックンと血管が浮き出たペニス。射精しても射精しても、萎えないペニス。攻撃し血は吹き出すが全く弱らない、そんな怪獣と戦っていているようだ。
そして、俺は田辺のケツを広げた。
両足を持ち上げ、膝の後ろを長ベルトでベッドに固定した。剛毛のやらしい肛門に、どす黒血管浮き出しペニス、堀が深いカッコいい精液まみれの顔を一望した。
「たまんねー」俺は呟き、やらしい肛門に唾液でベトベトにした親指を突っ込んだ。
田辺の内部の浅いところを、しかしなるべく奥の方を力強く刺激した。田辺のペニスはグワングワンと四方八方に揺れ動き、透明粘液を撒き散らしている。
俺はようやく、自分のぺニスを田辺の内部へと突き入れた。俺は田辺の剛毛穴に、自分の肉棒を抜差しする度に、剛毛から見え隠れするピンク色の肛門を眺ていた。そして、視線を少し上にずらすと、異様なまでにやらしく様変わりしたペニスがあり、その後ろでは悶えているカッコいい田辺の顔が俺の目に飛び込んできた。その表情が少しだけ険しく変わると、その手前のそびえ勃つペニスの先端部分から本日4回目の白液が飛び出した。
俺も田辺の中で射精をした。

俺は「薬とマシンのコラボ企画だ」と言って射精マシンを取り出した。
伸一は、「こんな状態で使って、壊れないか?」とマシンの心配をしている。
ストロー金具をペニスに差し込むと、ほとんどの部分が隠れてしまった。コツンと言う感触があり、(良かった、足りた)と、胸をなぜ下ろした。そしてケツの穴に指を突っ込むと、5度目の射精が辺り一面飛び散った。
「まだ通電してないのに」ぼそっと伸一が言った。
松茸金具を肛門にセットし、ダイヤルを1にセットしてスイッチをいれたが、変化がなかった。
どういうことだ?と思いながら、2、3とあげていった。元々ギンギンにペニスが勃っているので、表情で変化を見るしかない。
一挙に6にすると、ペニスの形状は変わりようがないが、表情が少し険しくなった。
いままでセットしたことない8に合わせてスイッチを入れると、さすがに射精し、気を失った。その後、気を失ってはいるが、射精は続き、合計9回となった。
その間、ペニスが衰えることはなかった。

僕はは、ガタガタ震えてた。
「死んじゃったの」
と聞いた。
斎藤は「このくらいで人間死ぬかよ」と言った。そして、頬をビンタした。
反応がない。
もっと強くビンタした。
うっ、と息を吹き替えした。
須藤先輩は「こんな状態じゃ家に送り届けられないから」と言い、田辺の家へ話に行った。
(すごいことになってしまった)と伸一は思った。夏樹と淳のテレビ会議を見たあとに、泣きながら斎藤にすがったのだ、須藤への復讐を。斎藤からは「機会をじっくり待とう」といわれた。
そしてこの前、「やっと機会が訪れたぞ」と斎藤は嬉しそうに説明してくれた。
だから、この田辺と言う男の子は僕の復讐のために犠牲となって、今この姿なんだ。
僕は少し責任を感じている。
手足の拘束がとられ、スッパのまま床でのびている田辺に、僕はタオルケットを掛けてあげた。
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