若者たち

ザボン

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第四章◆◆◆淳

第三十三話

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なかなか淳は潔かった。本当はもっと狼狽えたらよけいにそそられたのにな。と思っていた。でもまぁ1年間やりたい放題だから、絶対に淳の口から「もぉこれ以上は勘弁してください、恥ずかしいです」と言わせてみせるぞ。と、がぜんやる気が出てきた。
そして、可愛くてそそられる夏輝君を改めて
味わおう、と考えていた。
 
寮に戻ると夏輝は机に向かっていた。
俺が戻ると「お帰りなさい」と声をかけてきた。俺は「おお」とだけ言って、風呂いってくる。とすぐに部屋を出ようとすると、「スマホが無いのですがどこかで見ませんでしたか?」と聞かれた。さすがに困った様子だ。
俺は少し考えるふりをして机の隙間から夏輝のスマホをスイッチを押して電源を立ち上げながら、ゆっくりと拾い上げた。「前にその机を使ってたやつも、大騒ぎしてその隙間から見つかったんだ」と説明した。夏輝はなんの疑いも持たずにお礼を言った。

俺はゆっくり風呂に浸かりながら、淳のエロい体を思い出していた。
「エロさ的には、伸一の次だな」と誰もいない風呂場で呟いた。
幼さの残る顔と、厚い胸ぐら、太い腕、太い太ももからの太いペニス。このギャップは今までには、いなかった。
そんなことを考えていると勃起した。
パンイチで風呂場を出て、洗面所で念入りに歯を磨き、玄関のソファで、ちょっと時間調整して、部屋に戻った。
夏輝は部屋の電気を消して、布団に入っていた。

俺は下段のベッドに座り、夏輝の頭を撫でた。夏輝の目がゆっくり開き、俺を見た。
俺は耳元で囁いた。「今日は書類を届けてくれてありがとうな、助かったよ」撫でながら「何かご褒美しないとな」そう言って、夏輝の唇に俺を重ねた。
夏輝は唇を固く閉ざしていたが、俺は舌を使いこじ開けた。すると夏輝は、やっと自分が閉ざしていた扉をこじ開けてくれた、といわんばかりに、舌を入れてきて俺の口腔を嘗めまくった。
俺は唾をため、それをすべて夏輝の口内に送り込んだ。
夏輝が「ゴクン」と飲み込んだ音が聞こえた。俺はそっと夏輝の股間に右手を伸ばすと、パジャマの下に硬くなったペニスを確認できた。俺はパンツのなかに手を伸ばし直接確認をした。それは、熱くなって、はち切れんばかりの、紛れもない、大人のペニスだった。俺は左手でパジャマの上着を脱がすと、お互いの舌を行来させていた口をずらし、首筋から乳首、脇の下、へそ回りをなめ進め、俺の右手が狭い空間から救出した熱々ペニスを、俺の口腔でしゃぶりあげた。その間、夏輝は両指で俺のパンツをさげ、これもまた窮屈だった俺のギンギンペニスを救出してくれた。
そして俺のペニスを求めてきたので、シックスナインの姿勢になり、ペチャペチャ、ジュルジュル音をたてながらお互いの肉棒を堪能した。俺は顔をずらし、夏輝の少し黒みがかったケツの穴を、固くした舌で攻めだした。夏輝も負けじとにいっそう激しくぺニスをシャブリあげた。
俺は夏輝の肛門を舐めては広げ、舐めては広げを繰り返し、両手の人差指となか指が、ズルズル入るようになっていた。さすがに俺のぺニスをしゃぶる口許は緩み、「あんっ、あぁ」と喘いでいる。そして、中まで入るとかなりの力で肛門を広げていった。
俺のギンギンペニスを包み込んでくれそうな、広く深い穴となり、俺は姿勢を崩し夏輝を仰向けに寝かし、両足を肩にかけ、ゆっくりゆっくりペニスを穴に滑り込ませていった。その穴は、僕のペニスを優しく、時にはきつく包み込んでくれた。奥まで到達すると、俺は夏輝のペニスを優しく握り、上半身を引き寄せ、唇を重ねた。
この姿勢で暫くお互いを感じ、そして俺は寝転び、夏輝の腰を両腕でつかみ上下させた。夏輝は俺の体の上で恍惚状態になり、口を半開きにして悶えた。
俺の腹によだれが垂れ下がりキラキラしていた。
そして、俺たちは、ほぼ同時に射精した。

俺は心のなかで囁いた。
(とっても良かったよ、淳)

翌朝起きると、夏輝の様子がまた変わっていた。俺にベタベタと引っ付き甘えてきた。
俺は、キッパリ言った。「勘違いするな、昨日のはご褒美だ。また何か俺の役にたったらご褒美をやる」
夏輝はちょっとしたことでご褒美をねだるようになった。
俺は内容に応じて軽いキスから、ペニス挿入まで、使い分けていた。

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