若者たち

ザボン

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第二章◆◆◆暖人

第二十話

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どれくらい時間が経ったかは定かでないが、怖い顔をした本郷さんがパソコンをもって、「あの斉藤という若いの、どこにいる」
と探していた。須藤は、「何かあったのですか?斎藤なら庭でタバコ吸ってると思いますよ」と言うと、「すぐに連れてこい」と、すごい剣幕で言った。
状況を既に聞いた斉藤が「はい、なんでしょうか」と、ビクビクしながら本郷さんの前に座った。
「庭のカメラを壊したのは、お前だな」
と、ズバリ切り出した。
斉藤は息をのみ、俺の方を見た。
俺は、慌てて首をふった。
斉藤はブルブル震えてた。
見るからに黒の言動だ。

「これがリビングのカメラの映像だ」
それにはリビングの先の窓の外で斉藤が脚立につまづく映像が映ってる。

「それで、これが庭カメラの音声だ」
(あーあ、暖人先輩、脚立を倒しましたね、
あの動画を配信されたくないですよね。)

もう、言い逃れは出来ない。
斉藤はその場で土下座した。
本郷さんが言った、「しゃべれないポン太に罪を擦り付けて、どう落とし前をつけるつもりだ」
斉藤は今にも泣き出しそうな表情で
「カメラを弁償します。即金で払えませんが、バイト掛け持ちして毎月払います」
と、顔を更に床に擦り付けた。
「俺には毎月ではなく一括請求額されんだよ、どーするんだ」

「、、許してください。なんでもやります」

ついに斉藤は、この言葉を発してしまった。

「そうか、なんでも、、おーい、伸一」
本郷さんは伸一を呼び出した
「はい」
「お前はもういいや、新しく実験に協力してくれる人が見つかったから」

「ゴメンナサイ、ゴメンナサイ、なんでもします」
そういうと、自らリビングテーブルをどけ、服を脱ぎ捨て、真ん中に寝転び、大きく足を上げた。

「斎藤くんだっけ、ごめんな、なんでもしてくれる奴は、もういるんだよ」
そういうと、伸一のマシンへの協力を準備始めた。
「僕の体は、あなたにすべて捧げます」
斉藤は食い下がった。
本郷さんは、しばらく考え、
「そこまで言うなら、、おい、須藤」
やり取りのすべてを撮影していた須藤は、急に呼ばれ、「は、はい」と慌てて返事をした。「お前、こいつを洗ってやれ、撮影は俺がする」そういうと、自らカメラをかまえた。
須藤は斎藤の服を全部脱がせた。
斎藤の体毛は全体的に薄く、しかし、わき毛と陰毛は黒々していた。
俺は斉藤に近より、自然とぺニスや尻の臭いを嗅いでいた。ぺニスの先っぽが、少しだけ本郷さんと同じアンモニア臭がしたので、ちょっと舐めてみた。しかし、「ほらポン太、ちょっとどいてろ」須藤は、そういうと、俺を制し、まっ裸の斎藤を庭に連れていった。俺もあとをついていった。
そしてホースで水を掛けた。
「冷めてー」斉藤は体を縮こませた。
須藤は構わずデッキブラシで斎藤の体を洗った。「ヒーッ痛い、痛い」斉藤の目は真っ赤になった。
俺は、いたがる斎藤をみて、笑った。
(俺はもう慣れたぞ)
そう思った。
須藤は斉藤に「ほら、ワンワンの姿勢をとれ」といい、よつん這いにさせた。
俺は後ろに回り込み、ケツの穴を確認した
肛門はキレイなピンク色をしており、毛は数えるほどしかなかった。
俺はあとから斎藤のケツの穴のシワの数と、ついでに毛の本数を数えてみようと思い、撮影している本郷さんの腕を口(手を使うとまた蹴られるから)で引っ張り、肛門のアップを撮らせた。
本郷さんは、「わかった、わかった、ポン太、邪魔するな」と嗜まれ、撮ってはくれたものの、すぐに全体アングルや、表情、ぺニスなど切り替えた。
まぁ固定カメラがないので、仕方がないか。とすぐに理解はできた。
(そうだ)と思い付き、小走りでリビングに戻り、まっ裸で仰向けに寝て腕と足をあげている伸一の手首を口で引っ張り、斎藤の裸体見物に誘った。
(お前もさんざん見られたもんな)
伸一を引っ張り戻ると須藤は鼻歌を歌いながら斎藤のケツの穴にホースを突っ込んでいた。
斉藤はヒーッと言って悶えた。
(なんだ、昨日の俺の反応と一緒じゃないか、たしか君は笑ってたよな)
心の中でガッツポーズをした。
伸一もリビングでは虚ろな目をしていたが、いまは斎藤のされている羞恥行為をガン見している。
斎藤のケツからは水が溢れてきて、ホースを抜くと、ドバドバドハと水がでて、その後大量の固形物が四方八方に飛び散った。
「ワァオ」これには須藤も驚き、「肛門の中どんな構造だよ」と文句をいった。
噴出水が透明になるまで、なれた手つきで繰り返され、最後はケツをピシャッと叩かれ、「終了」と須藤が言った。
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