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Let's party!(海老原視点)
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「光の肌は白くて綺麗だね。きめ細やかだし陶器みたいで触り心地もいい」
「く、擽ったいからやめてください」
肩を揉んでいた指が首筋を擽ってきて、身を捩ってしまう。劣情を煽るような不埒な指の動きのせいで、掌で隠している股間が成瀬さんの中に挿りたいとピクピク震えてしまう。
「擽ったいだけ? 変な気持ちにならない?」
「変な……気持ち?」
耳許に熱い吐息を吹きかけられながら囁かれて、理性の糸が切れそうになる。どうかボクの想像してる答えは言わないで、と願いながら聞き返す。
「そう。お股がジャクジュク濡れて、何かを挿れて欲しくない?」
「なに言ってるんですか?」
想像通り艶事を連想させる発言をしてきた成瀬さんだけど、ボクの思い描いていた妄想とは違う映像を浮かべているのだと分かり、冷静さが戻ってきた。
ボクは雄として恋した相手と繋がりたいと願っていた。だけど客観的に見て、大人の成瀬さんが子供のボクを抱く方がしっくりくるのは分かる。
好きな相手と繋がれるのならば、受け身でも構わないと思わなければ。男同士の繋がり方は知っているし、興味本意で自分の後孔を弄ったこともある。むず痒くて全然気持ちよくなかったけど、好きな人に触れられたら感じるのかもしれない。
「ほら、分かる? 僕の男の子が硬くなってるの。光の女の子に挿りたいよって言ってるんだよ」
腰に硬いモノがグリグリと押し付けられる。
挿れられるのは正直怖いが、好きな相手に興奮されて嬉しくないはずはない。いきなりの展開で覚悟なんて決まってないが、勢いに任せてしまった方が変に緊張をしなくていいのかもしれない。
流されてみようかと思いつつも、成瀬さんの発言に引っ掛かりを覚えて問い掛ける。
「ボクは男ですよ?」
「嘘を言ったら駄目だよ。光は女の子でしょ? こんなに可愛くて華奢で肌がスベスベな男の子なんていないよ。先生が大事な一人娘に手を出されないように息子だなんて嘘をついてるけど、僕にはすぐに女の子だって分かったよ。僕が男の子を抱きたいだなんて思うわけないもの」
「違っ……ボクは男で、ちゃんと成瀬さんと同じモノが付いてます」
「まだ嘘をつくの? 確かめてあげる」
ボクをベッドに押し倒してきた成瀬さんの目が怖い。ボクにボクの幻想を重ねているような焦点のあっていない瞳だ。成瀬さんは何を見ているの?
成瀬さんの形をしているけど成瀬さんには思えない人を呆然と見上げていると、シャツの裾から手を差し込んできて乳首を摘まんできた。
「く、擽ったいんでやめてください」
「おっぱいがないから恥ずかしがってるの? 可愛いね、光は。いっぱい揉んだらすぐに大きくなるから心配しなくてもいいよ」
フフッと楽し気に笑いながら、まっ平らな胸を揉んでくる成瀬さん。どれだけ揉んでも女の子のような膨らみなんてできるはずはないのに、本気でボクを女の子だと思っているのか、女の子だと思い込もうとしているのか、本当のボクを見ずに体を高めようとしてくる。
ノンケなのに男のボクに欲情してしまった自分が信じられなくて、防衛本能から変なフィルターがかかっているのかもしれない。ボクが男だという証明を見せつければ、成瀬さんの目も覚めるかも。それで萎えてしまったら、成瀬さんとの恋愛は無理なんだって諦められる。
元々叶うはずないと思っていた初恋だから、辛いけど想いは断ち切れる。男だって分かっても欲情し続けてくれたら、男同士として今は受け入れる側になる。男同士として恋愛して、ボクがもっと大人になったら成瀬さんにも挿れさせてもらって、同等の立場になりたい。
「成瀬さん、見て」
ボトムスをずり下げ、成瀬さんを至近距離で感じて興奮し続けている男の証を見せつける。胸を揉んでいた手を止めた成瀬さんは、ピンと天を向くソレを凝視している。無表情のその顔からは、何を思っているのかは分からない。
ちゃんと男だって理解してくれたのか必死で表情を探っていると、ソコからボクの顔に視線を移した成瀬さんがニッコリと微笑んだ。どういう意味の笑顔なんだろうと考える脳内には、良い意味も悪い意味も色んな可能性が高速で過っていく。
すると急に体が浮いて、考えは中断されてしまった。何が起こったのか分からず数秒茫然としてしまったけど、視界に映っている水色のシーツで、ベッドにうつ伏せにされたんだと知る。
「お尻もスベスベだね。ちっちゃくて可愛い」
お尻を撫で撫でしながらうっとりと告げてきた成瀬さんは、尻たぶを揉みだした。男だって見せつけたのに、女の子に対するような言葉遣いは変わっていない。
見なかったことにしちゃったの? 男だって分かった上で、それでも抱きたいって思ってるの?
瞳が見えないから真意が分からない。
「光の中、挿っちゃ駄目?」
背中に覆い被さりお尻の間に硬くなったモノを擦り付けながら、また胸を弄ってくる成瀬さん。興奮しているのは、囁かれた声と擦り付けられたモノの熱さでいやというほど分かる。
「でも、まだ……」
ボクが男だってちゃんと分かって挿れたいって言ってるのか分かりかねて躊躇する。
「大丈夫だよ。赤ちゃんが出来ないように、ちゃんとゴムは着けるからね」
ジャケットのポケットにでも入れていたのか、避妊具の入っていると分かる包みを目の前に掲げてきた。
赤ちゃん、という単語に、男の証を見たのはなかったことにしてボクを女の子だと思い込もうとしているのだと分かり、目の前が真っ暗になる。
「嫌です。やめてください」
女の子のフィルターを掛けられて抱かれるのなんて絶対に嫌だ。体を捩って逃げようとするのに、腰をがっしり掴まれて動けない。
「怖くないから大丈夫だよ。可愛い光を傷付けたりしないから。光、大好きだよ。だから、力を抜いて。僕と一つになって」
宥めるように背中を撫でられ切なげな声で懇願されて、暴れるのをやめる。本当のボクを見てくれていなくても、好きな相手に大好きだと告げられ、一つになりたいって泣きそうな声で言われたら、受け入れてあげなくちゃって思ってしまう。
動きを止めたボクの後ろに、硬いモノを押し込んできた成瀬さん。一切解していないから無茶苦茶痛いし、全然挿ってはいかない。だけど、傷付けないって言葉通りに無理矢理押し込まず少しずつ進んでくれている。本当のボクを見てくれていなくても、ボクを愛しんで優しくしたいって気持ちは持っているんだって分かり、モヤモヤが少しずつ晴れていく。
「くっ……」
いくらゆっくり進んでも、解さずに大人のモノを受け入れるのは無理があったようで、圧迫に耐えきれずに中が切れてしまった。流血のせいで滑りが良くなると、何を思ったのか成瀬さんは律動を始めてしまった。
ガンガンと闇雲に突かれても痛みしか感じず必死に耐えていると、すぐに成瀬さんの動きが止まった。ズルッとモノが引き抜かれていき、成瀬さんが達したことを知った。
「あぁ、そうか。生理中ならちゃんと教えてくれたら良かったのに」
傷口から流れ落ちる血液を見たんだろう成瀬さんの苦笑が聞こえる。
好きな相手と繋がれたのに、ただただ虚しいこの気持ちは何なんだろう。
「く、擽ったいからやめてください」
肩を揉んでいた指が首筋を擽ってきて、身を捩ってしまう。劣情を煽るような不埒な指の動きのせいで、掌で隠している股間が成瀬さんの中に挿りたいとピクピク震えてしまう。
「擽ったいだけ? 変な気持ちにならない?」
「変な……気持ち?」
耳許に熱い吐息を吹きかけられながら囁かれて、理性の糸が切れそうになる。どうかボクの想像してる答えは言わないで、と願いながら聞き返す。
「そう。お股がジャクジュク濡れて、何かを挿れて欲しくない?」
「なに言ってるんですか?」
想像通り艶事を連想させる発言をしてきた成瀬さんだけど、ボクの思い描いていた妄想とは違う映像を浮かべているのだと分かり、冷静さが戻ってきた。
ボクは雄として恋した相手と繋がりたいと願っていた。だけど客観的に見て、大人の成瀬さんが子供のボクを抱く方がしっくりくるのは分かる。
好きな相手と繋がれるのならば、受け身でも構わないと思わなければ。男同士の繋がり方は知っているし、興味本意で自分の後孔を弄ったこともある。むず痒くて全然気持ちよくなかったけど、好きな人に触れられたら感じるのかもしれない。
「ほら、分かる? 僕の男の子が硬くなってるの。光の女の子に挿りたいよって言ってるんだよ」
腰に硬いモノがグリグリと押し付けられる。
挿れられるのは正直怖いが、好きな相手に興奮されて嬉しくないはずはない。いきなりの展開で覚悟なんて決まってないが、勢いに任せてしまった方が変に緊張をしなくていいのかもしれない。
流されてみようかと思いつつも、成瀬さんの発言に引っ掛かりを覚えて問い掛ける。
「ボクは男ですよ?」
「嘘を言ったら駄目だよ。光は女の子でしょ? こんなに可愛くて華奢で肌がスベスベな男の子なんていないよ。先生が大事な一人娘に手を出されないように息子だなんて嘘をついてるけど、僕にはすぐに女の子だって分かったよ。僕が男の子を抱きたいだなんて思うわけないもの」
「違っ……ボクは男で、ちゃんと成瀬さんと同じモノが付いてます」
「まだ嘘をつくの? 確かめてあげる」
ボクをベッドに押し倒してきた成瀬さんの目が怖い。ボクにボクの幻想を重ねているような焦点のあっていない瞳だ。成瀬さんは何を見ているの?
成瀬さんの形をしているけど成瀬さんには思えない人を呆然と見上げていると、シャツの裾から手を差し込んできて乳首を摘まんできた。
「く、擽ったいんでやめてください」
「おっぱいがないから恥ずかしがってるの? 可愛いね、光は。いっぱい揉んだらすぐに大きくなるから心配しなくてもいいよ」
フフッと楽し気に笑いながら、まっ平らな胸を揉んでくる成瀬さん。どれだけ揉んでも女の子のような膨らみなんてできるはずはないのに、本気でボクを女の子だと思っているのか、女の子だと思い込もうとしているのか、本当のボクを見ずに体を高めようとしてくる。
ノンケなのに男のボクに欲情してしまった自分が信じられなくて、防衛本能から変なフィルターがかかっているのかもしれない。ボクが男だという証明を見せつければ、成瀬さんの目も覚めるかも。それで萎えてしまったら、成瀬さんとの恋愛は無理なんだって諦められる。
元々叶うはずないと思っていた初恋だから、辛いけど想いは断ち切れる。男だって分かっても欲情し続けてくれたら、男同士として今は受け入れる側になる。男同士として恋愛して、ボクがもっと大人になったら成瀬さんにも挿れさせてもらって、同等の立場になりたい。
「成瀬さん、見て」
ボトムスをずり下げ、成瀬さんを至近距離で感じて興奮し続けている男の証を見せつける。胸を揉んでいた手を止めた成瀬さんは、ピンと天を向くソレを凝視している。無表情のその顔からは、何を思っているのかは分からない。
ちゃんと男だって理解してくれたのか必死で表情を探っていると、ソコからボクの顔に視線を移した成瀬さんがニッコリと微笑んだ。どういう意味の笑顔なんだろうと考える脳内には、良い意味も悪い意味も色んな可能性が高速で過っていく。
すると急に体が浮いて、考えは中断されてしまった。何が起こったのか分からず数秒茫然としてしまったけど、視界に映っている水色のシーツで、ベッドにうつ伏せにされたんだと知る。
「お尻もスベスベだね。ちっちゃくて可愛い」
お尻を撫で撫でしながらうっとりと告げてきた成瀬さんは、尻たぶを揉みだした。男だって見せつけたのに、女の子に対するような言葉遣いは変わっていない。
見なかったことにしちゃったの? 男だって分かった上で、それでも抱きたいって思ってるの?
瞳が見えないから真意が分からない。
「光の中、挿っちゃ駄目?」
背中に覆い被さりお尻の間に硬くなったモノを擦り付けながら、また胸を弄ってくる成瀬さん。興奮しているのは、囁かれた声と擦り付けられたモノの熱さでいやというほど分かる。
「でも、まだ……」
ボクが男だってちゃんと分かって挿れたいって言ってるのか分かりかねて躊躇する。
「大丈夫だよ。赤ちゃんが出来ないように、ちゃんとゴムは着けるからね」
ジャケットのポケットにでも入れていたのか、避妊具の入っていると分かる包みを目の前に掲げてきた。
赤ちゃん、という単語に、男の証を見たのはなかったことにしてボクを女の子だと思い込もうとしているのだと分かり、目の前が真っ暗になる。
「嫌です。やめてください」
女の子のフィルターを掛けられて抱かれるのなんて絶対に嫌だ。体を捩って逃げようとするのに、腰をがっしり掴まれて動けない。
「怖くないから大丈夫だよ。可愛い光を傷付けたりしないから。光、大好きだよ。だから、力を抜いて。僕と一つになって」
宥めるように背中を撫でられ切なげな声で懇願されて、暴れるのをやめる。本当のボクを見てくれていなくても、好きな相手に大好きだと告げられ、一つになりたいって泣きそうな声で言われたら、受け入れてあげなくちゃって思ってしまう。
動きを止めたボクの後ろに、硬いモノを押し込んできた成瀬さん。一切解していないから無茶苦茶痛いし、全然挿ってはいかない。だけど、傷付けないって言葉通りに無理矢理押し込まず少しずつ進んでくれている。本当のボクを見てくれていなくても、ボクを愛しんで優しくしたいって気持ちは持っているんだって分かり、モヤモヤが少しずつ晴れていく。
「くっ……」
いくらゆっくり進んでも、解さずに大人のモノを受け入れるのは無理があったようで、圧迫に耐えきれずに中が切れてしまった。流血のせいで滑りが良くなると、何を思ったのか成瀬さんは律動を始めてしまった。
ガンガンと闇雲に突かれても痛みしか感じず必死に耐えていると、すぐに成瀬さんの動きが止まった。ズルッとモノが引き抜かれていき、成瀬さんが達したことを知った。
「あぁ、そうか。生理中ならちゃんと教えてくれたら良かったのに」
傷口から流れ落ちる血液を見たんだろう成瀬さんの苦笑が聞こえる。
好きな相手と繋がれたのに、ただただ虚しいこの気持ちは何なんだろう。
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