19 / 31
18-2
しおりを挟む
結局、私はシウバリス様を連れ戻せなかったという理由で、傭兵組合の役員を首になった。とぼとぼと歩くその姿はどんなに情けなかっただろう。それでも私は今後のことで頭がいっぱいで、人の目を気にする余裕はなかった。
「本っ当に最低! 八つ当たりで首だなんて理不尽すぎるわ! あんな奴すぐに首になるんだから!」
我慢できなくて声に出してしまった。思い出すだけで胸がむかむかしてくる。もとはといえば組合長が強引に進めてしまったせいなのに……
私はシウバリス様……さんが最後に残した手紙をちらりと見た。食堂でお客様の注文をメモする為にある質の悪い紙。織り込まれた中には文字が書き連ねてあって、表紙に位置する箇所には『キャロルロット・レオニードへ』と書かれてある。
「レオニードって……あのレオニードよね?」
その家名は一般人の私でもよく聞いたことがある。グレイン・レオニード伯爵。この町有数の貴族様の名だ。確か給仕の女性と恋愛結婚したんだっけ? なんでシウバリスさんはそんな天上人と関係を持っているんだろう。とてもじゃないけど一介の傭兵、それも討伐第三等級が知り合いになれる家格じゃない。私の頭の中は困惑で埋め尽くされていた。
「はは……最悪打ち首ね……」
貴族様に対し一般人が不敬を働けばどうなるか分かったものではない。一応グレイン伯爵は人情に厚いと噂されているけど、噂は噂だ。実際はどうかわからない。それでも私は、シウバリスさんの手紙に頼るしかなかった。
レオニード家の屋敷は、傭兵組合から歩いて一時間位かかる距離にある。その高名さから道に迷うことはなかったけど、屋敷に近づけば近づく程生きた心地は消えていった。
「うう……駄目だったら恨みますからね」
精神的に参っているせいか、口から弱音がぽろぽろと零れる。
(もしこれが駄目だったら……今日中に娼館によらないとなぁ)
弟の薬は非常に高価だ。食堂の給仕程度の給金ではとてもじゃないけど賄えない。組合を首になった今、何とか稼ごうとすれば体を売るくらいしか選択肢はない。
(ふふ……幸い見てくれは悪くないし胸も小さくはないもの。きっと大丈夫よ)
もう精神はすっかりささくれ立っていた。そうこうしているとレオニード家の門前に辿り着く。
奥に見える豪邸。その前には広大な庭園が広がっていて、歩道と庭園を隔てるように巨大な鉄門が備えてある。その鉄門の前には二人の兵士様が立っていて、周囲の警戒をしていた。
「あ、あの……」
「む? 何か用ですか、お嬢さん?」
「ええと……この手紙をキャロルロット様に届けてほしいのですが」
私が差し出した紙を訝し気に受け取る衛兵様。
「この手紙をですか……ふむ……」
共に立つもう一人の兵士様と何やらこそこそと話すと、その場で待つように言われた。きりきりと胃が痛む。
(うぅ……もう帰りたい……)
帰ったところで何も問題は解決しないというのに、私はそんなことを思っていた。
暫く待つと、衛兵様が慌てて帰ってくる。
「お待たせして申し訳ありません! 奥様がお会いになるそうです。どうぞこちらへ」
すぐに鉄門が開かれる。私は何が起きているのか分からないまま、兵士様の後に続いて庭園へと踏み入った。
屋敷に入ると整然とした初老の男性が出迎えて下さった。
「いらっしゃいませ。ここからは私が案内させていただきます。どうぞこちらへ」
「は、はい」
傭兵組合も相当豪華な部類だったけど、伯爵様の館内はそれは凄いものだった。廊下を埋め尽くす真っ赤な絨毯。どうやって手入れするんだろう? 花を生ける壺も、それの台である小机も、見たこともない意匠が施され一目で高価だとわかる。道中では働く下手人方ともすれ違ったけど、誰もが笑顔で挨拶をくれた。
(グレイン伯爵様はとてもできた人の様ね。組合長にも爪の垢を飲ませてやりたいわ)
そんなふうに心の中で毒づきながら廊下をずっと歩くと、やがて一つの部屋に通された。
「お客様をお連れしました」
老爺は上品に戸を叩きそう告げる。すると中から女性の綺麗な声が聞こえてきた。
「どうぞ入って」
扉が開かれ中に入るように誘われる。その通りに部屋に入ると、私の目の前にそれは美しい女性が現れた。
気が付けば私はふかふかの椅子に座って紅茶を飲んでいた。放心してしまって部屋に入ってから今までの記憶が曖昧だ。気持ちを落ち着かせる為、場を誤魔化す為にそのまま一心不乱に紅茶を飲み干す。
「あら、そんなに喉が渇いていたの?」
「いっ、いえ! そういうわけじゃないんですけど……」
「ふふふっ、手紙通り、可愛らしいお人ね」
上品の笑う女性。恐らく手紙の宛名に書かれていたキャロルロット様だろう。恥ずかしくて顔が熱くなっていくのが分かる。
「手紙……ってシウバリスさんの?」
私の言葉に、キャロルロット様はええと頷いた。一体何を書いたのよ! と恨み言を思いながらも、それから尋ねられるまま私は身の上話を始めた。
粗方の説明を終えると、キャロルロット様は真剣な面持ちで唸った。
「……そう。確かに今の組合長に良い噂は聞かないわね。その件は私に任せて。それと貴女の今後なのだけど、良ければこの館で給仕をしてくれないかしら? お給金は十分なくらい出させてもらうわ」
「え!? いいんですか!?」
思わぬ提案に私は歓喜した。最終的には娼館に身を堕とすつもりだったけど、まさか伯爵家の給仕になれるなんて。それにしても余りにも出来過ぎた話だ。私は少しだけ不安になる。
「ええ。他ならぬ彼の頼みですもの。何なら住み込みでもいいわ。弟さんに何かあった時すぐに駆け付けられるように、弟さんもつれてきたら?」
なんて至れり尽くせりな話だ。ここまでとんとん拍子で話が進んでいるのも、やっぱりシウバリスさんの手紙によるものらしい。私は彼とキャロルロット様の間にどんな関係があるのか気になってしまった。
「あ、あの……宜しくお願いします!」
私が承諾の意を伝えると、キャロルロット様は直ぐに使用人を呼びつけた。それから一言二言指示を出すと、再び紅茶を楽しみ始める。
「あ、あの……一つ聞いてもよろしいですか?」
私は意を決して、一つ浮かんでいた疑問を投げかけてみることにした。
「ええ、何かしら」
「えと……シウバリスさんとは一体何処で……」
するとキャロルロット様の体が一瞬強張ったのが分かった。私は、いけない質問をしてしまっただろうかと焦ったが、キャロルロット様は直ぐに微笑んでくれた。
「彼は……幼馴染……そう、幼馴染なの」
「そうだったんですか……あっ! もしかして心に決めた人がいるっていうのが……」
「彼がそう言ったの?」
「は、はい。この手紙を貰う前に……」
「……そう」
キャロルロット様は嬉しそうな、でも悲しそうな、そんな絶妙な表情を浮かべた。でもそれも一瞬の事。キャロルロット様は直ぐに微笑むと、カップを傾ける。私は彼女に何度もお礼を言うと、部屋を後にする。それから病弱の弟を連れてくるために一度家に戻った。
「本っ当に最低! 八つ当たりで首だなんて理不尽すぎるわ! あんな奴すぐに首になるんだから!」
我慢できなくて声に出してしまった。思い出すだけで胸がむかむかしてくる。もとはといえば組合長が強引に進めてしまったせいなのに……
私はシウバリス様……さんが最後に残した手紙をちらりと見た。食堂でお客様の注文をメモする為にある質の悪い紙。織り込まれた中には文字が書き連ねてあって、表紙に位置する箇所には『キャロルロット・レオニードへ』と書かれてある。
「レオニードって……あのレオニードよね?」
その家名は一般人の私でもよく聞いたことがある。グレイン・レオニード伯爵。この町有数の貴族様の名だ。確か給仕の女性と恋愛結婚したんだっけ? なんでシウバリスさんはそんな天上人と関係を持っているんだろう。とてもじゃないけど一介の傭兵、それも討伐第三等級が知り合いになれる家格じゃない。私の頭の中は困惑で埋め尽くされていた。
「はは……最悪打ち首ね……」
貴族様に対し一般人が不敬を働けばどうなるか分かったものではない。一応グレイン伯爵は人情に厚いと噂されているけど、噂は噂だ。実際はどうかわからない。それでも私は、シウバリスさんの手紙に頼るしかなかった。
レオニード家の屋敷は、傭兵組合から歩いて一時間位かかる距離にある。その高名さから道に迷うことはなかったけど、屋敷に近づけば近づく程生きた心地は消えていった。
「うう……駄目だったら恨みますからね」
精神的に参っているせいか、口から弱音がぽろぽろと零れる。
(もしこれが駄目だったら……今日中に娼館によらないとなぁ)
弟の薬は非常に高価だ。食堂の給仕程度の給金ではとてもじゃないけど賄えない。組合を首になった今、何とか稼ごうとすれば体を売るくらいしか選択肢はない。
(ふふ……幸い見てくれは悪くないし胸も小さくはないもの。きっと大丈夫よ)
もう精神はすっかりささくれ立っていた。そうこうしているとレオニード家の門前に辿り着く。
奥に見える豪邸。その前には広大な庭園が広がっていて、歩道と庭園を隔てるように巨大な鉄門が備えてある。その鉄門の前には二人の兵士様が立っていて、周囲の警戒をしていた。
「あ、あの……」
「む? 何か用ですか、お嬢さん?」
「ええと……この手紙をキャロルロット様に届けてほしいのですが」
私が差し出した紙を訝し気に受け取る衛兵様。
「この手紙をですか……ふむ……」
共に立つもう一人の兵士様と何やらこそこそと話すと、その場で待つように言われた。きりきりと胃が痛む。
(うぅ……もう帰りたい……)
帰ったところで何も問題は解決しないというのに、私はそんなことを思っていた。
暫く待つと、衛兵様が慌てて帰ってくる。
「お待たせして申し訳ありません! 奥様がお会いになるそうです。どうぞこちらへ」
すぐに鉄門が開かれる。私は何が起きているのか分からないまま、兵士様の後に続いて庭園へと踏み入った。
屋敷に入ると整然とした初老の男性が出迎えて下さった。
「いらっしゃいませ。ここからは私が案内させていただきます。どうぞこちらへ」
「は、はい」
傭兵組合も相当豪華な部類だったけど、伯爵様の館内はそれは凄いものだった。廊下を埋め尽くす真っ赤な絨毯。どうやって手入れするんだろう? 花を生ける壺も、それの台である小机も、見たこともない意匠が施され一目で高価だとわかる。道中では働く下手人方ともすれ違ったけど、誰もが笑顔で挨拶をくれた。
(グレイン伯爵様はとてもできた人の様ね。組合長にも爪の垢を飲ませてやりたいわ)
そんなふうに心の中で毒づきながら廊下をずっと歩くと、やがて一つの部屋に通された。
「お客様をお連れしました」
老爺は上品に戸を叩きそう告げる。すると中から女性の綺麗な声が聞こえてきた。
「どうぞ入って」
扉が開かれ中に入るように誘われる。その通りに部屋に入ると、私の目の前にそれは美しい女性が現れた。
気が付けば私はふかふかの椅子に座って紅茶を飲んでいた。放心してしまって部屋に入ってから今までの記憶が曖昧だ。気持ちを落ち着かせる為、場を誤魔化す為にそのまま一心不乱に紅茶を飲み干す。
「あら、そんなに喉が渇いていたの?」
「いっ、いえ! そういうわけじゃないんですけど……」
「ふふふっ、手紙通り、可愛らしいお人ね」
上品の笑う女性。恐らく手紙の宛名に書かれていたキャロルロット様だろう。恥ずかしくて顔が熱くなっていくのが分かる。
「手紙……ってシウバリスさんの?」
私の言葉に、キャロルロット様はええと頷いた。一体何を書いたのよ! と恨み言を思いながらも、それから尋ねられるまま私は身の上話を始めた。
粗方の説明を終えると、キャロルロット様は真剣な面持ちで唸った。
「……そう。確かに今の組合長に良い噂は聞かないわね。その件は私に任せて。それと貴女の今後なのだけど、良ければこの館で給仕をしてくれないかしら? お給金は十分なくらい出させてもらうわ」
「え!? いいんですか!?」
思わぬ提案に私は歓喜した。最終的には娼館に身を堕とすつもりだったけど、まさか伯爵家の給仕になれるなんて。それにしても余りにも出来過ぎた話だ。私は少しだけ不安になる。
「ええ。他ならぬ彼の頼みですもの。何なら住み込みでもいいわ。弟さんに何かあった時すぐに駆け付けられるように、弟さんもつれてきたら?」
なんて至れり尽くせりな話だ。ここまでとんとん拍子で話が進んでいるのも、やっぱりシウバリスさんの手紙によるものらしい。私は彼とキャロルロット様の間にどんな関係があるのか気になってしまった。
「あ、あの……宜しくお願いします!」
私が承諾の意を伝えると、キャロルロット様は直ぐに使用人を呼びつけた。それから一言二言指示を出すと、再び紅茶を楽しみ始める。
「あ、あの……一つ聞いてもよろしいですか?」
私は意を決して、一つ浮かんでいた疑問を投げかけてみることにした。
「ええ、何かしら」
「えと……シウバリスさんとは一体何処で……」
するとキャロルロット様の体が一瞬強張ったのが分かった。私は、いけない質問をしてしまっただろうかと焦ったが、キャロルロット様は直ぐに微笑んでくれた。
「彼は……幼馴染……そう、幼馴染なの」
「そうだったんですか……あっ! もしかして心に決めた人がいるっていうのが……」
「彼がそう言ったの?」
「は、はい。この手紙を貰う前に……」
「……そう」
キャロルロット様は嬉しそうな、でも悲しそうな、そんな絶妙な表情を浮かべた。でもそれも一瞬の事。キャロルロット様は直ぐに微笑むと、カップを傾ける。私は彼女に何度もお礼を言うと、部屋を後にする。それから病弱の弟を連れてくるために一度家に戻った。
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
悠久の機甲歩兵
竹氏
ファンタジー
文明が崩壊してから800年。文化や技術がリセットされた世界に、その理由を知っている人間は居なくなっていた。 彼はその世界で目覚めた。綻びだらけの太古の文明の記憶と機甲歩兵マキナを操る技術を持って。 文明が崩壊し変わり果てた世界で彼は生きる。今は放浪者として。
※現在毎日更新中
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
時き継幻想フララジカ
日奈 うさぎ
ファンタジー
少年はひたすら逃げた。突如変わり果てた街で、死を振り撒く異形から。そして逃げた先に待っていたのは絶望では無く、一振りの希望――魔剣――だった。 逃げた先で出会った大男からその希望を託された時、特別ではなかった少年の運命は世界の命運を懸ける程に大きくなっていく。
なれば〝ヒト〟よ知れ、少年の掴む世界の運命を。
銘無き少年は今より、現想神話を紡ぐ英雄とならん。
時き継幻想(ときつげんそう)フララジカ―――世界は緩やかに混ざり合う。
【概要】
主人公・藤咲勇が少女・田中茶奈と出会い、更に多くの人々とも心を交わして成長し、世界を救うまでに至る現代ファンタジー群像劇です。
現代を舞台にしながらも出てくる新しい現象や文化を彼等の目を通してご覧ください。
結婚してるのに、屋敷を出たら幸せでした。
恋愛系
恋愛
屋敷が大っ嫌いだったミア。
そして、屋敷から出ると決め
計画を実行したら
皮肉にも失敗しそうになっていた。
そんな時彼に出会い。
王国の陛下を捨てて、村で元気に暮らす!
と、そんな時に聖騎士が来た
対人恐怖症は異世界でも下を向きがち
こう7
ファンタジー
円堂 康太(えんどう こうた)は、小学生時代のトラウマから対人恐怖症に陥っていた。学校にほとんど行かず、最大移動距離は200m先のコンビニ。
そんな彼は、とある事故をきっかけに神様と出会う。
そして、過保護な神様は異世界フィルロードで生きてもらうために多くの力を与える。
人と極力関わりたくない彼を、老若男女のフラグさん達がじわじわと近づいてくる。
容赦なく迫ってくるフラグさん。
康太は回避するのか、それとも受け入れて前へと進むのか。
なるべく間隔を空けず更新しようと思います!
よかったら、読んでください
どうやら主人公は付喪人のようです。 ~付喪神の力で闘う異世界カフェ生活?~【完結済み】
満部凸張(まんぶ凸ぱ)(谷瓜丸
ファンタジー
鍵を手に入れる…………それは獲得候補者の使命である。
これは、自身の未来と世界の未来を知り、信じる道を進んでいく男の物語。
そして、これはあらゆる時の中で行われた、付喪人と呼ばれる“付喪神の能力を操り戦う者”達の戦いの記録の1つである……。
★女神によって異世界?へ送られた主人公。
着いた先は異世界要素と現実世界要素の入り交じり、ついでに付喪神もいる世界であった!!
この物語は彼が憑依することになった明山平死郎(あきやまへいしろう)がお贈りする。
個性豊かなバイト仲間や市民と共に送る、異世界?付喪人ライフ。
そして、さらに個性のある魔王軍との闘い。
今、付喪人のシリーズの第1弾が幕を開ける!!!
なろうノベプラ
異世界転移物語
月夜
ファンタジー
このところ、日本各地で謎の地震が頻発していた。そんなある日、都内の大学に通う僕(田所健太)は、地震が起こったときのために、部屋で非常持出袋を整理していた。すると、突然、めまいに襲われ、次に気づいたときは、深い森の中に迷い込んでいたのだ……
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる