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涼やかな風.美しき優しい華(花)たちへ 2 番外編1
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桜の家
風side
さくらの家 ケーキ&カフェ 『フリージア』職員の皆様へ
『施設に暮らす女の子の誕生日会を催すので、参加して頂けませんか?』
招待状を頂いたんだ。もちろん、エイ、リョウ、心紀にぃ、倫にぃ、俺も喜んで参加する旨伝えたよ。
園長さんから、事前にお願いしたい事がある。との事で。俺、さくらの家に出向いたの。
そこで依頼された事に、俺は嬉しくて、心が温かくなって…… 『喜んでお受け致します』って答えたんだ。
一週間後。
-さくらの家-
今日は、2月14日バレンタインデー。 俺達5人はお祝いのケーキを携えてさくらの家にお邪魔しているんだけど……
園長先生の挨拶の後、堅苦しい事は抜きって、各々好きな場所で(ソファー.絨毯の上.テーブル)過ごしてんだけど。
そこで繰り広げられている光景が、面白すぎて俺は一人ツボに入ってた。
エイのトコには。5歳の男の子の颯くん。エイにベッタリの颯くん。上座から見て右側のテーブル席にエイと仲良く並んで座ってね。エイがさ。いつも以上に優しい表情で……デレた顔で颯くんに、アーンしてケーキを食べさせてあげてるの。颯くんエイが気に入ったみたい。ずっとエイの顔を見つめてる。付き合いたてのカップルみたいだ(笑)
テーブル席の上座から見て、左側の席のリョウのトコには。小学一年生の 7歳の女の子の 梨理ちゃんと、小学三年生の 9歳 女の子の璃蘭ちゃん。梨理ちゃんと璃蘭ちゃんに挟まれて両手に花のリョウ。すげぇ熱心に二人の人生相談?に乗ってんの。リョウの小悪魔的な微笑みで……ちっちゃな女の子達も花のように笑ってるねぇ。
床に陣取った、心紀にぃのトコには。小学二年生の 8歳の男の子の悠里くん。小学四年生の 10歳の男の子の一磨くん。中学一年生の 13歳の 男の子の尊斗くん。男子校の乗り(笑)。悠里くん、一磨くん、尊斗くん三人と同じワチャワチャおしゃべりしたり戯れたりと、騒ぎ過ぎて園長先生に怒られてるし(笑)
ソファーで寛ぐ倫にぃのトコには。中学一年の 13歳の女の子の桃音ちゃん。中学三年生の 14歳の女の子の 咲葵ちゃん。高校一年生の 16歳女の子のちゃん百合ちゃん。さすがだね倫にぃモテモテだね。桃音ちゃん、咲葵ちゃん、百合ちゃんと、優しくアドレスしてあげたりと。恋バナを繰り広げてる(笑)
テーブルの上座。俺のトコには。本日の主役の4歳の女の子の 美桜ちゃん。小麦粉アレルギーがあるからね。 ホットケーキミックスで、イチゴのショートケーキを作ってプレゼントしたんだけど。 花が綻ぶような 可愛らしい笑顔で喜んでくれたの。美桜ちゃんはチョッと内気さんらしいけど、 一口一口、アーンしてあげると『おいちい』って。
──
-一週間前-
『私達は、ケーキ作りは不得手でして。子供達、一人ひとりに合ったケーキを作ってあげたいと…… この前子供達が、とても幸せそうにケーキを食べている姿を見て。 私達厨房スタッフはケーキが作れるようになりたいと思ったんです。作り方を教えて頂きありがとうございました』
園長先生からのお願い『厨房スタッフさんに、ケーキの作りをお教え頂けませんか?』って。
厨房スタッフさん達の、想いや夢を聞いて。俺達五人は『喜んでお手伝いさせて頂きます』って、お答えしたんだ。
一週間、厨房スタッフさんが交代で研修に来られて。今日は、園の仕事もあるからね。厨房長さんだけフリージアに来て頂いて一緒にケーキ作りをしたんだ。
──
「子供達が『 もう一度、フリージアのケーキが食べたい!』って。滅多におねだりをしない子供達が、何回も何回も。その夢を叶えてあげたくて。皆さんありがとうございました」
園長先生の言葉が嬉しかった。
風「ありがとうございます。俺達も子供達が『美味しい!』って笑顔で食べてくれた事。とても嬉しくて幸せです」
『美味しい』
こんなパティシエ冥利に尽きる言葉はないよね。
美桜ちゃん、一生懸命に俺に『ね』『あのね』って、おしゃべりを聞かせてくれて。
(四歳……涼優花、風優花と同い年……)
涙が、溢れて来そうで……
美桜「いたいの? よしよし、いいこね」
美桜ちゃんは、そんな俺の顔を心配そうに覗き込むと『いたいの? よしよし、いいこね』って、椅子の上に膝立して、頭を優しく撫でてくれたんだ。
椅子の上で膝立は危ないからね。椅子に座らせてから。
風「ありがとう。痛いの治ったよ」
って。
って微笑んで見せると美桜ちゃんは笑ってくれて。他の子供達も。
その影で。
エイ、リョウ、心紀にぃ、倫にぃが心配そうに、俺を見つめてたなんて気付きもしなかったんだ……
風side
さくらの家 ケーキ&カフェ 『フリージア』職員の皆様へ
『施設に暮らす女の子の誕生日会を催すので、参加して頂けませんか?』
招待状を頂いたんだ。もちろん、エイ、リョウ、心紀にぃ、倫にぃ、俺も喜んで参加する旨伝えたよ。
園長さんから、事前にお願いしたい事がある。との事で。俺、さくらの家に出向いたの。
そこで依頼された事に、俺は嬉しくて、心が温かくなって…… 『喜んでお受け致します』って答えたんだ。
一週間後。
-さくらの家-
今日は、2月14日バレンタインデー。 俺達5人はお祝いのケーキを携えてさくらの家にお邪魔しているんだけど……
園長先生の挨拶の後、堅苦しい事は抜きって、各々好きな場所で(ソファー.絨毯の上.テーブル)過ごしてんだけど。
そこで繰り広げられている光景が、面白すぎて俺は一人ツボに入ってた。
エイのトコには。5歳の男の子の颯くん。エイにベッタリの颯くん。上座から見て右側のテーブル席にエイと仲良く並んで座ってね。エイがさ。いつも以上に優しい表情で……デレた顔で颯くんに、アーンしてケーキを食べさせてあげてるの。颯くんエイが気に入ったみたい。ずっとエイの顔を見つめてる。付き合いたてのカップルみたいだ(笑)
テーブル席の上座から見て、左側の席のリョウのトコには。小学一年生の 7歳の女の子の 梨理ちゃんと、小学三年生の 9歳 女の子の璃蘭ちゃん。梨理ちゃんと璃蘭ちゃんに挟まれて両手に花のリョウ。すげぇ熱心に二人の人生相談?に乗ってんの。リョウの小悪魔的な微笑みで……ちっちゃな女の子達も花のように笑ってるねぇ。
床に陣取った、心紀にぃのトコには。小学二年生の 8歳の男の子の悠里くん。小学四年生の 10歳の男の子の一磨くん。中学一年生の 13歳の 男の子の尊斗くん。男子校の乗り(笑)。悠里くん、一磨くん、尊斗くん三人と同じワチャワチャおしゃべりしたり戯れたりと、騒ぎ過ぎて園長先生に怒られてるし(笑)
ソファーで寛ぐ倫にぃのトコには。中学一年の 13歳の女の子の桃音ちゃん。中学三年生の 14歳の女の子の 咲葵ちゃん。高校一年生の 16歳女の子のちゃん百合ちゃん。さすがだね倫にぃモテモテだね。桃音ちゃん、咲葵ちゃん、百合ちゃんと、優しくアドレスしてあげたりと。恋バナを繰り広げてる(笑)
テーブルの上座。俺のトコには。本日の主役の4歳の女の子の 美桜ちゃん。小麦粉アレルギーがあるからね。 ホットケーキミックスで、イチゴのショートケーキを作ってプレゼントしたんだけど。 花が綻ぶような 可愛らしい笑顔で喜んでくれたの。美桜ちゃんはチョッと内気さんらしいけど、 一口一口、アーンしてあげると『おいちい』って。
──
-一週間前-
『私達は、ケーキ作りは不得手でして。子供達、一人ひとりに合ったケーキを作ってあげたいと…… この前子供達が、とても幸せそうにケーキを食べている姿を見て。 私達厨房スタッフはケーキが作れるようになりたいと思ったんです。作り方を教えて頂きありがとうございました』
園長先生からのお願い『厨房スタッフさんに、ケーキの作りをお教え頂けませんか?』って。
厨房スタッフさん達の、想いや夢を聞いて。俺達五人は『喜んでお手伝いさせて頂きます』って、お答えしたんだ。
一週間、厨房スタッフさんが交代で研修に来られて。今日は、園の仕事もあるからね。厨房長さんだけフリージアに来て頂いて一緒にケーキ作りをしたんだ。
──
「子供達が『 もう一度、フリージアのケーキが食べたい!』って。滅多におねだりをしない子供達が、何回も何回も。その夢を叶えてあげたくて。皆さんありがとうございました」
園長先生の言葉が嬉しかった。
風「ありがとうございます。俺達も子供達が『美味しい!』って笑顔で食べてくれた事。とても嬉しくて幸せです」
『美味しい』
こんなパティシエ冥利に尽きる言葉はないよね。
美桜ちゃん、一生懸命に俺に『ね』『あのね』って、おしゃべりを聞かせてくれて。
(四歳……涼優花、風優花と同い年……)
涙が、溢れて来そうで……
美桜「いたいの? よしよし、いいこね」
美桜ちゃんは、そんな俺の顔を心配そうに覗き込むと『いたいの? よしよし、いいこね』って、椅子の上に膝立して、頭を優しく撫でてくれたんだ。
椅子の上で膝立は危ないからね。椅子に座らせてから。
風「ありがとう。痛いの治ったよ」
って。
って微笑んで見せると美桜ちゃんは笑ってくれて。他の子供達も。
その影で。
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