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追憶のキミ2 恋人達編2

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 リン「なんで…… もう、イヤだっ。ミサキ様ぁ、イカせてぇっ」

 ミサキは、耳たぶや、耳の穴を唇や舌で愛撫しながら俺を……

(なんで良いトコに当ててくんないんだよっ)

 心紀side

 瞳に涙の雫を溜めたリンセンセ。恍惚の表情を浮かべそう……って瞬間イヤイヤという様に首を左右に振って俺の視線から逃れようと

 リンセンセの右耳の穴の中、舌先で

 リン「やらぁ……」

 瞬間、リンセンセは俺の愛撫から逃れようと右手で俺の動きを止めようとして、自分の右耳を隠そうとした為に手の甲に俺のキスを受けた形になって

 リン「ひっ」

 ミサキ「リンが悪いのだぞ? 隠そうとするから…… 」

 俺はリンセンセの右手を取り、指を絡ませ繋ぐと

 リン「お許し下さい……ミサキ様ぁ」

 ミサキ「何を謝っているのだ? リン。感じてくれているのだな? 蕾から、綺麗な雫が溢れているぞ」

 リン「ミサキ様ぁ。変な事言わないで下さいっ、あぁん」

 変な事何て言ってないよ。リンセンセ

 倫side

 ミサキはズルいんだ。400年前のミサキ様の口調で……とか。 けど、一番分からないのは自分。愛撫されて感じ過ぎて訳分かんなくなって……

 ミサキ「泣くないでくれ。リン……リンに
 気持ち良くなって欲しい。と、そなたを愛しているのだから」

 リン「はい。ミサキ様」

 その言葉で 安心する自分がいて

 ミサキ「 余裕ぶってすまぬ。 そなたの中…… 暖かさに包まれて、気持ち良過ぎて幸せなのは私の方なのに」

 リン(……)

 数秒間の静寂の後。俺は叫んでいた

 リン「ミ、ミサキ様の馬鹿っ」

『馬鹿っ』と叫んだ後、何で俺が『申し訳ありません』とか、思わなきゃなんねんだよっ

 心紀side

 リンセンセの『馬鹿』

 リンとしての 『申し訳ありません』

 って。何で俺が思わなきゃなんねんだよ。っとかさ。思っちゃってんだろうな…… なんてホンの少し残っていた余裕もそこまでで

 ミサキ「リン。そなたの良い所はここだな?」

 リン「はい。ミサキ様。そこにミサキ様の……を下さいませっ」

 ミサキ「本当に可愛いの……リンは。愛しておるのは、そなただけだからな。リン」

 リン「あっ、あん」

 綺麗な瞳から……左目から一雫、涙が頬に伝わせて

 リン「私もっ、ミサキ様だけですっ」

 一緒に達した後、俺に想いを伝えてくれて。そして、意識を飛ばしてしまったリンセンセ

 洗面器に温かいお湯を入れて、 温めたタオルで倫センセの身体を清め

 心紀「倫…… 私には400音前から倫だけだ」

 いじらしい程に私を慕ってくれた倫

 心紀「倫センセは魅力的な人だから……」

 他の人にも優しいからリンセンセを慕う人が出てこないか心配だよ……

 そう言えばいつだったか。 今みたいな不安を吐露したら

 倫『バカか。俺は 思い立ったら一直線で。 人を想ったら一途で 浮気なんかしないタイプなんだよ!』

 そう。キレられたんだっけ……

 そうだよね。 400年前の遥か昔から、今生の世でも。 俺達は、お互いだけを見つめているんだもん。仲に割って入るなんて出来ないよね? 


 心紀「倫センセ……愛しているよ」

 チュっ

 魅惑的な唇にキスを落とすと、倫センセが、微かに微笑んだ気がしたんだ……







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