蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉（BL）

ずっといっしょ…2恋人達編6

 　風「やっ、汚いからぁ……」

　涼也「フウちゃんは、綺麗だよ」

　リョウくんまで、そんな事を言って、僕のアレを舐めて……

　風「もう…… なんでぇ」

　唇で……舌で……指先に手の平…… 身体中愛撫されて

　チュッ

　風「エイシくん…… リョウくん……　やっ、ソコはっ…… どちてっ…… ぁ。やっヤダ…… うっ、えっ」

　英士「泣かないで…… オイラのどちてぼうや」

　涼也「泣かないで下さい…… 俺のどちてぼうや」

　思わず昔みたいに『どちて』って……恥ずかしくて泣いちゃって

　英士「ゴメンね。風ちゃん。オイラ達、意地悪が過ぎたね？」

　エイシくんが、そう言った後

　チュッって唇にキスした後、ソファーに向かったリョウくん

　──

　エイシにぃとフウちゃんがイッタ後、俺がフウちゃんに

　涼也「フウちゃん…… 俺もフウちゃんを抱いていい？」

　って聞くと

　うん。って、気だるそうな美しい表情で頷いてくれたフウちゃん

　涼也「フウちゃん……四つん這いになれる？　

　リョウくんのお願い……恥ずかしいけど頷いて、僕が四つん這いになると

　涼也「フウちゃんの綺麗な蕾に、俺を受け入れて……」

　って

　俺のモノをフウちゃんの蕾に宛がった瞬間

　風「リョウくぅん」

　涼也「うん。フウちゃん動くね？」

　風「ひゃん、ぁん」

（エイシくんが見てるっ……）

（リョウのヤツ、わざと…… お返しでフウちゃんの扇情的で綺麗な表情を、オイラに見せて来たな……）


　風「あ、あぁん」

　エイシにぃと、ちょっと目が合って軽く睨まれたし……お返しですよ

　何回抱かれても慣れなくて……恥ずかしい……シーツを両手で掴み。イヤイヤって首を横に振って力んでいたみたい

　そしたらリョウくんが……背中にキスしてくれて…… リョウくんを感じる事が出来て……凄く安心出来たんだ

　涼也「フウちゃん気持ちいい？　俺と一緒にイキましょうね？」

　風「ん」

　俺、余裕なんてないのよ……　感じてくれてる？　フウちゃん可哀想に……力んじゃってる……、扇情的な色っぽい声音。フウちゃんを安心させてあげたくて……背中にキスを落として……

　涼也「フウちゃん、愛しているよ」

　風「リョウく、リョウくんっ…… 僕もっ」

　フウちゃんと、一緒に達して。余韻に浸りたかったのに

　英士「フウちゃん、リョウって悪いヤツだね？」

　ってエイシにぃ

　けど、フウちゃんはううん（違う）って、気だるい美しい表情で首を横に振ってくれたんだ