蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉（BL）

ずっといっしょ…2恋人達編2

　心紀「悠紀にさ……子供が出来たって……」

　倫「……おめでとう!」

　心紀「リン？　今何を思った？」

　倫「えっ？　あ……」

　きゅっ…… サワサワ

　倫「ん、なトコ触んなっ」

　ミサキのヤツっ。俺のモノをズボンの上からサワサワって……

　あのなっ…… すげぇ大事な話しようとしてんにっ

　ミサキ「互いに互いのモノをこうして……」

　リン「ひっ……」

　ミサキ「擦りっこしようか？」

　ズボンを脱がして来て。自分のも脱ぐと、俺のモノを、擦って来て

　そんな事いう時は……

　リン「んっ……」

　必死に声を出すまいと頑張っているリン……けど

　ミサキ「リン手が止まってるよ？」

　リン「うるさいっ……ミサキっ。俺がいるよ」

　ミサキ「リン…… ありがとう……」

　リン「俺達では、じいちゃんとばあちゃん達にひ孫は抱かせてあげらんないもんな？」

　人がミサキの問いに答えてんのに。ミサキは急にスピード上げて来てっ…… 俺のモノをっ

　ゆっくりと、指で輪っか作ってリンのモノ軽く握って上下に動かしてみたり。人差し指の爪の先でカリの部分を軽く引っ掻いてみり……　

  ミサキのヤツっ。くそっ…… 負けるかよっ

　　リン「あっ…… ひゃん」

　次第に、艶っぼい吐息をリン。瞳に涙が…… だから

　ミサキ「俺、リン……悠紀に子供……が出来てさ……」

　焦らして、意地悪してないで素直に告白してみる

　リン「うっ…… 安心した？」

　ミサキ「うん……」

　リン「俺にっ。自分の子供を抱かせてやれない……って？」

　ミサキ「うん……」

　リン「ミサキにも、自分の子供を抱かせてやれない……」

　俺のモノを擦るのは諦めてしまったリン

　心の叫びをお互いに吐露しながら…… でも、リンの事愛撫しながらね？　

　チュッ

　リン「はぁん」」

　返事の代わりに、リンの身体にキスの花びらを落として

　リン「……俺……選んだ道後悔してないよ？」

　チュッ

　ミサキ「リン……俺達は家族だもんな……俺だって後悔してないよっ」

　リン「 俺と、ミサキ……悠紀くん、美春ちゃんとは違うじいちゃん、ばあちゃん孝行をすれば良いんだよな？」

　ミサキ「そうだよね？　ありがとう。リン……愛してるよ」

　リン「俺もっ」