蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(BL)

桜花(sakura)

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コンプレックス2-15

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  何がどうしてあんな事になったんだろう…

  発表会。僕の番が来てピアノの前に座って呼吸を整えながら…心の中は何で?が駆け巡っていた

--

 1時間前

   なぜ英士さんとリョウくんが?… 右ポケットの中?僕は慌てて右ポケットの中を探ると固いものに触れて…何?

 風『ボイスレコーダー?』

 種橋『ボイスレコーダー?』

   視界の隅で、一瞬で表情が青くなった種橋授の顔が見える…

 どういう事?

涼也『風ちゃん。ちょっと確認させて』

 リョウくんが、そう言って僕からボイスレコーダーを受け取って

英士『おお。きちんと録音されてる。良かった良かった。風、もう大丈夫だからな』

 英士さんが、ボイスレコーダーが機能していたか確認して…?

『突然驚かせてすまなかったね。桜王くん。私達3人は警察の者です』

 警察… ますます何が何だか分からなくなって

-コンコン-

風『心紀くん?倫さん?』

 どうして?

心紀『風ちゃんを脅したヤツは許さないからね』

倫『リョウと、英士さんから相談を受けたから警察官の親父にね…』

--
涼也&英士side
 
会場




(小声)

涼也「風ちゃん。激しく動揺しているはずなのに素晴らしい演奏ですね」

英士「オイラの風だぞ?当たり前です」

涼也「私の風ちゃんですけど」

英士「風に確かめるか。オイラの風か」

涼也「私の風ちゃんか。風ちゃんに聞きますか」


心紀&倫side

(小声)

心紀「風ちゃん可哀想に…」
  
 右隣の席の二人の不穏な会話…

倫「二人にとっては、お遊び だろうけどさ。毎回アタフタしている風くんが可哀想で…」

心紀「ね?けど種橋?親父さん達に拘束されて良かった」

倫「種橋の常套手段。新入生で気にいった学生の弱みを握って脅して、身体の関係を…な…」

心紀「結局。風ちゃんの弱みは掴めて無かったんだよね?種橋。けど風ちゃんの大切な人。ミクと、英士さんを利用して…マジ許せないよっ」
  
倫「親父…警察が知らべてくれる。罰が下るさ…」
  
  俺は、そうだね。って答えて。少し離れた席で風ちゃんの演奏を涙しながら見つめている、風ちゃんのお母さんが…

 良かった…風ちゃんが無事で…

  英士&涼也side

  お母さん泣いてる…良かった…嬉し涙で…


 




  



 



  
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