蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉（BL）

復活Love2 恋人達編8

  涼也side

可愛さ倍増しなんですけど

フウ『僕ね、リョウヤくん言葉で愛されるの恥ずかしいの。だから後ろから抱いて』


いつもは

何て可愛い毛の無い事言うんですよ？フウちゃん!

なのに

可愛い毛無いフウちゃんが

今日に限って

フウ『あの…恥ずかしいけど、今日は顔見ながら抱きしめて？リョウヤくん』

ナンテ言われちゃってですよ？

マジ？嬉し過ぎなんですけど。俺

リョウヤ『綺麗ですよ…俺のフウちゃん…』

フウ「あん」


琉〈風… 英士には風を宜しくって感じなのに…涼也はちょっと…なんだけど…〉


風《でも涼也くんも優し過ぎる人なんだよ。英士くんと同じ…》

フウ『そんな事無いよ…はぁん』

嬉し過ぎる。顔を見れるんですからね。って思ってたけど…

なんかフウちゃんがいつもと違う様に感じて…

クチュ

フウちゃんの中は温かくて、幸せな気分になりながら

けど…

リョウ「あの…フウちゃん？フウちゃんは、綺麗すぎるほど綺麗だよ？」

可哀想なくらいに自己評価の低いフウちゃんが可哀想で…

風《あ、涼也くん？…兄さんっ》

琉〈偶然です。風をあまりカラカウナよ。と…ね？残念な事に俺の声は。英士と涼也には届かないから。な？〉

フウ「ひっ、へぇ」

リョウヤ「フウちゃん？」

フウ「リョウヤくぅん…やっぱりリョウヤくんには後ろからが…顔見ながらは…ね？リョウヤくん？」

リョウヤ「リ、フウウちゃん…」

そんなぁ、フウちゃんの美しさ可愛らしさ。にやられて冷静でなんかいられなくてさ


俺凄いテンパっちゃってましたよ

リョウヤ「俺…フウちゃんの可愛い顔見ながら愛し合いたかった…好きなんです!フウちゃん…」

フウside

《ゴメンね。リョウヤくん。ナンでか、リョウヤくんからは後ろから。エイシくんには前から愛されるのが好きなの》

リョウヤくん。ずっと、僕の様子が変。とか思ってんだろうね？凄い心配そうに見つめてくれてるのが分かるもの

フウ「ゴメンね。リョウヤくん… リョウヤくんには後ろからが安心するの。リョウヤくん、いつも言葉で誉めてくれる。優しい人。いつもありがとうリョウヤくん」