蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉（BL）

Twin ray2-王子達と乳母達の絆②1

◇◇国

フウside

寝室の隣の部屋 リョウマとエイラの部屋

リョウマ「ママンあーん、わーん」

エイラ「ママンあーん、わーん」

フウ「ごめんなさいね…二人に心配掛けて…もう泣かないで…リョウマ王子。エイラ王子。明日またお話しましょうね」

リョウマ.エイラ「あい、おやしゅみなしゃいママン」

フウ「眠ったな…なんて可愛い…イナミ、カルア？」

イナミ.カルア「はい。フウ王妃様…」

フウ「これからも、リョウマ王子とエイラ王子を頼みますよ」

イナミ.カルア「フウ王妃様…お、 お許し頂けるのですか」

フウ「貴女達がいないと、リョウマ王子と、エイラ王子が悲しむであろう？それに…リョウ王とエイシ王と、話し合いしてからになるが。また沙汰する故。それより、すまぬ。リョウ王と、エイシ王に呼ばれている故、リョウマ王子とエイラ王子を少し頼めないか？」

イナミ.カルア「ありがとうございます。フウ王妃様。はい。承知しました」

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リョウマ王子&エイラ王子&イナミ&カルア

イナミ.カルアside

リョウマ「イニャミ？ばいばいでしゅか？」

(リョウマ王子様…離れるのはイヤでございます…)

エイラ「カウア？ばいばいでしゅか？」

(エイラ子様…離れるのはイヤでございます…)


イナミ.カルアside

私は、▲▲国のバカ王子様の妃に選んで頂ける様にと、◇◇国にスパイ潜入する命に従いました

フウ王妃様の人柄に触れ、魅せられて行くウチに、リョウマ王子様エイラ王子様に深い愛情を抱いて行くウチに、自分のしていることが恥ずかしくなって行きました

そして やはり◇◇国リョウ王様と、エイシ王様に敬意抱くとともに…フウ王妃様… 確かに初めは、バカ王子様に思われておられる事に 、嫉妬しなかったか？と言うと嘘になります

しかし、フウ王妃様の、リョウ王様とエイシ王様への愛情の深さ。リョウマ王子様エイラ王子様への愛情の深さ。 お人柄にどんどん惹かれて行き

あの手紙を置いた事を 後悔しました

そして…フウ王妃様は『それに』と…

私の思い分かって下さったのですね…