蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉（BL）

Twin ray2-7

  フウside

２日前 寝室よりゲストルームに向かいながら


フウ『そんな悪い子は…』

リョウマ王子、エイラ王子、私はアナタ達を愛している。私の幸せ…居なくなったら…私は生きていけないのですよ？

けど…リョウマ王子、エイラ王子に嫌われても仕方ない…母として一番…

-カチャ-

フウ「リョウマ王子？エイラ王子？どうしたのです？怖い夢見ましたか？」

部屋のドアを開けた瞬間、ソファーにて、二人のそれぞれの乳母に抱かれながら

顔を真っ赤にしながら泣いているリョウマ王子とエイラ王子が

リョウマ「ママン!!」

エイラ「ママン!!」

イナミ「リョウマ王子様？良かったですね。申し上げたました通り、ママン王妃様は必ず来て下さいますよ。って」

カルア「エイラ王子様。心配要りませんよ。って申し上げましたでしょ。ママン王妃様来て下さいましたよ」

まだ、二十代の若い二人。優しい女性達でトーマ王子とエイラ王子を心から慈しみ、私に、リョウ王に、エイシ王にも敬意を示してくれて

私達は、信頼していたし

なによりリョウマ王子と、エイラ王子が、イナミとカルアを好きなのだ