蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(BL)

桜花(sakura)

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笑って生きて行く2-1

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  2020.1

『ご長男が亡くなられて、その日に児童福祉施設でお会いになった貴方を、引き取られたんですよ』

 また……見ちゃった……

 夢……


 何時だろう? 

 7時 《PM19:00》に勉強するって部屋に戻ったんだよね? 

 風《ふう》「8時 《20:00》っ? 僕、何も勉強しないで1時間も寝ちゃってたの?」

 でも、何か変だ ……? 

 床に座って…… 学校の支度して…… でも、なんか体がだるくて進まなくて……

 風「調子悪い……」


 その頃の 涼也《りょうや》.英士《えいし》side

 -リビング-


 涼也「英士……」

 英士「涼也……」


 嘘……

 風ちゃんが、朝起きて来ないとか……

 一大事! って頭の中では分かってんのに……余りにも、いつもと掛け離れた事が起きると

 人って、正常に思考が働かなくなるんだね? 


 涼也「いくら学校迄5分たって遅すぎますよね? 英士」

 もう、8時10分

 20分には学校に……

 英士「涼也…… 現実を見ようか? 風ちゃんに何かあったんだ……」

 英士…… だって、頭の中ゴチャゴチャなんだよね? それでも英士は、俺の意識を現実に戻そうとしてくれて……やっぱ兄貴だなって……

 涼也に、現実を見ようか? って言いながらオイラ自信が見れてないんだ……でも、涼也が行動を起こしてくれて……


 -風の部屋-

 ガチャっ

 英士.涼也「風ちゃん!?」

 風ちゃん、床にペタって座って静かに 涙流してんの。俺、そんな風ちゃん見て俺も泣きそうになっちゃってさ。けど、冷静に冷静にって……不安で泣いてんだよね? 風ちゃん……可哀想に……

 風ちゃんの性格じゃ、学校の支度昨日のウチにさ。けれど、床に教科書とか色んな物散乱してるし。風ちゃんがだよ? その中心に風ちゃん、床にペタッて座り込んで泣いてるんだ。可哀想に……


 風「エイシにぃ、リョウにぃ、夜? 朝?」

 初め意味が分かんなかったの

 けれど、風ちゃんの中では、夜の8:00 
 《20:00》だと思ったのに……



 英士「風ちゃんおはよう」

 風「学校遅刻……」

 涼也「風ちゃんお休みしようか?」

 風「うん……」


 風ちゃんは、凄い頑張り屋さんなんだ。 少し体の弱い子だから

『休もうね?』

 ってこちらから言う事はあるけど

 自分から

『休みたい』

 なんて一回も今まで言った事が無かったんだ……




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