蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉（BL）

ずっといっしょ… …恋人達編5

  フウ「もう… ヤダぁ」

エイシ「フウちゃん。次はココね？」

　フウちゃんに、四つん這いの格好を取ってもらって

フウちゃんを、唇で、舌で、指や、手の平… 身体全部でくまなく味わって…

フウ「エイシくん… 言わなくていいからぁ」

チュッ

フウ「ぇ？やっ、ソコはっ… どちてっ… ぁ。やっヤダって言ったのに… うっ、えっ」

エイシ「泣かないで… オイラのどちてぼうや」

思わず昔みたいに『どちて』って。フウちゃん

　恥ずかしかったのか泣いちゃって

エイシ「ゴメンね。フウちゃん。オイラ意地悪が過ぎたね」
　
　チュッ

　そう謝って。フウちゃんを、仰向けにしてあげて

エイシ「フウちゃんの綺麗な蕾に、オイラを受け入れて…」

　って、オイラのモノをフウちゃんの蕾に宛がった瞬間

フウ「ヤダ… 顔見られるのヤダっ」

エイシ「ん。分かった」

オイラとしては、フウちゃんの綺麗な… 感じている顔見たいんだけどね…

エイシ「フウちゃん、オイラ足広げて座るからさ。その間にソファーの方向いて。オイラのモノの上にお尻を落としてごらん？」

　この体勢だと、オイラちょっとキツイけどね？フウちゃんのお願いだからね？

エイシ「フウちゃん動くね？」

　オイラ両手を体の横に付いて。下からフウちゃんを突きあげたんだけど…

フウ「ひゃん、ぁっ、あ」

　(ぇ？リョウくんが見てるっ)

　(エイシにぃのヤツ、わざとソファの… 俺の方にフウちゃんの綺麗な表情見せて来たな…)

フウ「あ、あぁん」

　リョウと、ちょっと目が合って軽く睨れた。リョウに見られてるって付いたフウちゃん。体を捩ってオイラから逃げようと…

エイシ「フウちゃん？ゴメンね？オイラの方に 向いてごらん？」

エイシくんの方に向いて抱き合う形で… エイシくん。僕を抱きしめてくれて。僕がエイシくんの背中に手を回した瞬間、エイシくんが動いて。恥ずかしかった。でも、さっきの格好より… エイシくんを感じる事が出来て。凄く安心出来たんだ

エイシ「フウちゃん気持ちいい？オイラと一緒にイコうね？」

フウ「ん」

オイラ、余裕なんてないんだよ？感じてくれたのか… 扇情的な色っぽいフウちゃんを見つめていると、嬉しくて涙が出そうで。幸せで…

エイシ「フウちゃん、愛しているよ」

フウ「エイシく、エイシくんっ… 僕もっ」

　フウちゃんと、一緒に達して。余韻に浸りたかったのに

リョウ「フウちゃん… 俺もフウちゃんを抱いていい？」

　リョウに、フウちゃんうん。って、気だるそうな美しい表情で頷いたんだ