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秘密の館の秘密の住人 真実編 3
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静かに涙しながら、聞いていた風ちゃんが弾んだ声で
風「涼也くん、英士くん、ゴメンね?ちょっとベッドから降りてくれる?」
そう言うと風は、私と涼也をベッドから降りる様に言って
ベッド脇の子箪笥から、鍵を取り出してベッドの上の布団を捲って鍵穴に差し込んで
カチャッと開いて、ベッドの中間の部分、人が一人通れる位の… 正方形の空間?
扉を上の方に開いて、薄暗い階段を登って来たのは…
心紀「風ちゃんっ!」
英士「心紀。良かった… お前も目を覚ましたのか…」
涼也「やっぱり正解でしたね。心紀様と、倫様の離れに行くにはここから出入りを…」
それより… 再会を喜んでかヒシッ抱き合っている
涼也.英士.倫「風(様)!心紀(様)!離れなさい!」
ん?
一通り再会を祝し落ち着いた所で
倫「英士と、涼也にこんな話をさせてすまなかった。後は私が…」
倫「半年前卑劣な奴らは、姉上と、風香さん。それぞれに、相手が 《事故で重体に》と嘘の電報を… 時折、心保さんや、涼也の父親の文也、私と兄は意見交換や対策を練ったりしていたんだけど。それを利用されて…留守の時に二人は呼び出されて…」
心紀「お父さんも」
英士「叔父上も我が山乃家を」
涼也「乗っ取る気なんてサラサラないですしね」
風「犯人側が思った様には、事が動かなかった…」
倫「兄は17年前の事を踏まえて、今の今まで隙など見せなかったのに… 姉上の心保さんに対する思いや、心紀への愛。風音さんの風への愛… 犯人はそんな大事な事失念していた為に… 脅しを受けたからと言って… 刺された後、二人暫くは… 美貴子さんに心紀を風を頼む。英士と涼也も守ってと… 山乃家を奪う権利等は主張しない。けど、子供達を傷つける様な事があったら許さない。あなた達の事はお館様に… そう言ったのだと…」
涼也「私の事迄、気に掛けて下さったったのですね… 子供達を傷付ける。その様に言われ抵抗して」
倫「姉は、紀代(きよ)はそういう方だった… 風音さんに子供が出来たと聞いてもそれまでと変わらぬ態度で接した」
英士「美貴子さんも優しいから。きっと私の事を支えてくれる事になった涼也の事を、風香さんや叔母上に話していたのだろうな」
心紀「ボクを守る為にお母さんは…」
風「僕を守る為にお母さんは…」
母親の無償の愛 子供の為に
例え、自らの命を失う事になっても守りたかった
倫「心紀と、風のせいでは無い…」
風「涼也くん、英士くん、ゴメンね?ちょっとベッドから降りてくれる?」
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ん?
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心紀「お父さんも」
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