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夢でしか逢えない 恋人達編2
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涼也&英士
涼也『風ちゃん、俺が風ちゃんを守るから…』
英士『風ちゃん、オイラが風ちゃんを守るから…』
チュッ
ってもう1回軽くリップキスをして…
俺が風ちゃんの左手を
オイラが風ちゃんの右手を
握って…
―トゥルルル―
そんなタイミングで鳴った風ちゃんの携帯電話
風ちゃん、微動だにせず話しを聞いてんの
風『ゴメンなさい… 用事が出来たから僕帰りますね』
涼也.英士(…)
涼也「英士くん?風ちゃんと次の約束とかしたっけ?」
英士「風ちゃんと、してないかな?リョウ」
俺、思わず頭を抱えて…
涼也「あ!風ちゃん、木曜日夕方にスーパーに一週間の買い出しに行く。とか言ってなかったっけ?」
英士「言ってた!一週間分だから凄い重いけど寮で食べるより、自炊の方が僕と倫ちゃんには助かってるからそうしてるんだって!」
ちょっと、絶望的な気分になってたオイラ
まだ… 希望は残ってる
携帯の番号はね、教えて貰ってるんだけどね。何でか連絡取る事をしなくて、木曜になるまで我慢して…
風ちゃんを、スーパーで待ち伏せ… じゃなくて偶然スーパーで会ったテイを装って
涼也「風ちゃんと話がしたいんだけど倫くん良いかな?」
凄く嫌そうな顔した倫くんだったけど
英士「倫くん寮まで送るから。ほんとごめんね」
倫「大丈夫です。心紀先生に迎えに来て貰うから」
ミサくんから倫くんと『仲良くなりたい』って聞いてはいたけど
ミサ、倫くんに心紀って呼ばれてんだ
思いが通じたんだね?良かった。って思ったんだ
英士の家.リビング
風「月曜日… 急に帰ってごめんなさい。お母さん、伯母さんの家に現れたって連絡来て… 何で今頃… 13年会ってもくれなかったくせに…」
ソファーに座って貰って、コーヒーを入れてオイラが腰を落ち着けた途端
英士くんの家に着いてから、一言も話さない風ちゃんが心配で、何て声掛ようって思ってた
涼也.英士 「お母さんは何て?」
風ちゃんの気持ちが落ち着く様に。とことん話を聞いてあげようって
風「オカシイよ。僕に一目でも会っちゃったら、二人で暮らすだけの色んな準備が出来なくなるから。中途半端な状態で暮らしても… って。意味分かんない。僕貧乏でも良かったのにっ。皆が言う様に、もう帰って来ないんだ。そう思う事で僕は僕を保ってたのに… 今さら酷いよ…」
風ちゃんの気持ちが、痛い程伝わってきたんだ
お母さんの想いも
涼也『風ちゃん、俺が風ちゃんを守るから…』
英士『風ちゃん、オイラが風ちゃんを守るから…』
チュッ
ってもう1回軽くリップキスをして…
俺が風ちゃんの左手を
オイラが風ちゃんの右手を
握って…
―トゥルルル―
そんなタイミングで鳴った風ちゃんの携帯電話
風ちゃん、微動だにせず話しを聞いてんの
風『ゴメンなさい… 用事が出来たから僕帰りますね』
涼也.英士(…)
涼也「英士くん?風ちゃんと次の約束とかしたっけ?」
英士「風ちゃんと、してないかな?リョウ」
俺、思わず頭を抱えて…
涼也「あ!風ちゃん、木曜日夕方にスーパーに一週間の買い出しに行く。とか言ってなかったっけ?」
英士「言ってた!一週間分だから凄い重いけど寮で食べるより、自炊の方が僕と倫ちゃんには助かってるからそうしてるんだって!」
ちょっと、絶望的な気分になってたオイラ
まだ… 希望は残ってる
携帯の番号はね、教えて貰ってるんだけどね。何でか連絡取る事をしなくて、木曜になるまで我慢して…
風ちゃんを、スーパーで待ち伏せ… じゃなくて偶然スーパーで会ったテイを装って
涼也「風ちゃんと話がしたいんだけど倫くん良いかな?」
凄く嫌そうな顔した倫くんだったけど
英士「倫くん寮まで送るから。ほんとごめんね」
倫「大丈夫です。心紀先生に迎えに来て貰うから」
ミサくんから倫くんと『仲良くなりたい』って聞いてはいたけど
ミサ、倫くんに心紀って呼ばれてんだ
思いが通じたんだね?良かった。って思ったんだ
英士の家.リビング
風「月曜日… 急に帰ってごめんなさい。お母さん、伯母さんの家に現れたって連絡来て… 何で今頃… 13年会ってもくれなかったくせに…」
ソファーに座って貰って、コーヒーを入れてオイラが腰を落ち着けた途端
英士くんの家に着いてから、一言も話さない風ちゃんが心配で、何て声掛ようって思ってた
涼也.英士 「お母さんは何て?」
風ちゃんの気持ちが落ち着く様に。とことん話を聞いてあげようって
風「オカシイよ。僕に一目でも会っちゃったら、二人で暮らすだけの色んな準備が出来なくなるから。中途半端な状態で暮らしても… って。意味分かんない。僕貧乏でも良かったのにっ。皆が言う様に、もう帰って来ないんだ。そう思う事で僕は僕を保ってたのに… 今さら酷いよ…」
風ちゃんの気持ちが、痛い程伝わってきたんだ
お母さんの想いも
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