上 下
121 / 133

些細な幸せ①(ALL)

しおりを挟む
 2024.秋

 *月乃の家 リビング
 可愛い子供達を見守りながら談笑中

 月乃「弟の子供の瞬ちゃんは甥っ子。るなちゃんの英也ちゃんと莉歌ちゃんは孫。二人からみたら、祖母でお祖母ちゃん。ふうちゃんは弟の娘で姪っ子。涼士ちゃんとはなちゃんは……姪っ子の子供って何て呼ぶのかしら?」

 夏輝「ネットで調べてみますね? 男の子は大甥《おおおい》。女の子は大姪《おおめい 》。月乃さんはふうちゃんからみたら伯母さんですから……涼士ちゃん、はなちゃんからみら、……大伯母《おおおば》。と呼ぶそうですよ」

 るな「私からみたら、ふうちゃんは従妹……従妹の子供の英也ちゃんと莉歌ちゃん。子供からみた私って何て呼ぶのかしら?」

 夏輝「えっと……英也ちゃんは従甥《じゅうせい.か、いとこおい》。莉歌ちゃんは従姪《じゅうてつ.か、いとこめい》。るなちゃんは、女性だから……従姉伯母《いとこおば》。ですって」

 風歌「なるほど……私からみたるなちゃんは従姉……涼士ちゃんは従甥《じゅうせい.か、いとこおい》。はなちゃんは従姪《じゅうてつ.か、いとこめい》。私は、女だから……従妹叔母《いとこおば》になるのね?」

 るな「瞬ちゃんは、ふうちゃんの弟。私の従妹甥になるのね」

 風歌「瞬ちゃんは……涼士ちゃんとはなちゃんの叔父さんって事になっちゃうのねぇ……従姉妹の私とるなちゃんの、子供達は、はとこ同士。漢字では、再従兄弟。再従姉妹。って表すみたい」

 月乃「夏輝さんの、美紀ちゃんと、煌輝ちゃんは、同い年だけど、瞬ちゃんの妹、弟で。英也ちゃん、涼士ちゃんの姉と、弟。少し年下の莉歌ちゃん、はなちゃんの頼れるお姉ちゃんとお兄ちゃんね」

 夏輝「月乃さん……」

 月乃「私が言い出しといて悪いけど、難しい事は話は無しよね? 瞬ちゃん。美紀ちゃん。煌輝ちゃん。英也ちゃん。涼士ちゃん。莉歌ちゃん。はなちゃん。仲良し七人兄弟.姉妹ね?」

 風歌.るな.夏輝.風音「はい!」

 風歌「大切な事を伝え忘れてました。ずっと逢いたいと言って下さってた風音ママの……杉家の祖父母に逢いました。泣いて喜んで下さって、英士さん、ひ孫の涼士ちゃんと、はなちゃん。皆でこれから仲良く交流をしましょうね。って言って下さいました」

 風音「世の中の状況とか、色々あって中々両親に逢わせてあげられなくて.……やっと……本当に喜んでくれたの」

 るな「良かったね。ふうちゃん」

 月乃ママ、るなちゃん、夏輝さんが瞳を潤ませながら

 良かった
 って言ってくれたのが嬉しかったの


 *月乃の家 リビング
 可愛い子供達を見守りながら談笑中

 今この時
 一つの部屋に
 大勢でいる事は出来ませんが

 少し未来では
 こうやって 
 家族で皆でワイワイと
 同じ部屋で話す事が
 可能になっている事を祈って

 書かせて頂きました
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

「私も新婚旅行に一緒に行きたい」彼を溺愛する幼馴染がお願いしてきた。彼は喜ぶが二人は喧嘩になり別れを選択する。

window
恋愛
イリス公爵令嬢とハリー王子は、お互いに惹かれ合い相思相愛になる。 「私と結婚していただけますか?」とハリーはプロポーズし、イリスはそれを受け入れた。 関係者を招待した結婚披露パーティーが開かれて、会場でエレナというハリーの幼馴染の子爵令嬢と出会う。 「新婚旅行に私も一緒に行きたい」エレナは結婚した二人の間に図々しく踏み込んでくる。エレナの厚かましいお願いに、イリスは怒るより驚き呆れていた。 「僕は構わないよ。エレナも一緒に行こう」ハリーは信じられないことを言い出す。エレナが同行することに乗り気になり、花嫁のイリスの面目をつぶし感情を傷つける。 とんでもない男と結婚したことが分かったイリスは、言葉を失うほかなく立ち尽くしていた。

【完結】お姉様の婚約者

七瀬菜々
恋愛
 姉が失踪した。それは結婚式当日の朝のことだった。  残された私は家族のため、ひいては祖国のため、姉の婚約者と結婚した。    サイズの合わない純白のドレスを身に纏い、すまないと啜り泣く父に手を引かれ、困惑と同情と侮蔑の視線が交差するバージンロードを歩き、彼の手を取る。  誰が見ても哀れで、惨めで、不幸な結婚。  けれど私の心は晴れやかだった。  だって、ずっと片思いを続けていた人の隣に立てるのだから。  ーーーーーそう、だから私は、誰がなんと言おうと、シアワセだ。

お嬢様、お仕置の時間です。

moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。 両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。 私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。 私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。 両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。 新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。 私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。 海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。 しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。 海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。 しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。

その眼差しは凍てつく刃*冷たい婚約者にウンザリしてます*

音爽(ネソウ)
恋愛
義妹に優しく、婚約者の令嬢には極寒対応。 塩対応より下があるなんて……。 この婚約は間違っている? *2021年7月完結

旦那様、最後に一言よろしいでしょうか?

甘糖むい
恋愛
白い結婚をしてから3年目。 夫ライドとメイドのロゼールに召使いのような扱いを受けていたエラリアは、ロゼールが妊娠した事を知らされ離婚を決意する。 「死んでくれ」 夫にそう言われるまでは。

お飾りの侯爵夫人

悠木矢彩
恋愛
今宵もあの方は帰ってきてくださらない… フリーアイコン あままつ様のを使用させて頂いています。

【本編完結】若き公爵の子を授かった夫人は、愛する夫のために逃げ出した。 一方公爵様は、妻死亡説が流れようとも諦めません!

はづも
恋愛
本編完結済み。番外編がたまに投稿されたりされなかったりします。 伯爵家に生まれたカレン・アーネストは、20歳のとき、幼馴染でもある若き公爵、ジョンズワート・デュライトの妻となった。 しかし、ジョンズワートはカレンを愛しているわけではない。 当時12歳だったカレンの額に傷を負わせた彼は、その責任を取るためにカレンと結婚したのである。 ……本当に好きな人を、諦めてまで。 幼い頃からずっと好きだった彼のために、早く身を引かなければ。 そう思っていたのに、初夜の一度でカレンは懐妊。 このままでは、ジョンズワートが一生自分に縛られてしまう。 夫を想うが故に、カレンは妊娠したことを隠して姿を消した。 愛する人を縛りたくないヒロインと、死亡説が流れても好きな人を諦めることができないヒーローの、両片想い・幼馴染・すれ違い・ハッピーエンドなお話です。

【完結】忘れてください

仲 奈華 (nakanaka)
恋愛
愛していた。 貴方はそうでないと知りながら、私は貴方だけを愛していた。 夫の恋人に子供ができたと教えられても、私は貴方との未来を信じていたのに。 貴方から離婚届を渡されて、私の心は粉々に砕け散った。 もういいの。 私は貴方を解放する覚悟を決めた。 貴方が気づいていない小さな鼓動を守りながら、ここを離れます。 私の事は忘れてください。 ※6月26日初回完結  7月12日2回目完結しました。 お読みいただきありがとうございます。

処理中です...