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愛しています。結婚して下さい(涼也&るな)
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涼也「るなちゃんは、 天邪鬼で、時々、何考えてるか分かんない。とか言われる俺の事を好きだって言ってくれる稀有な人で。 物事に冷静沈着だって自負しているさ。俺の気持ちをざわつかせる事が出来る唯一の人、なんだからね?」
るな「そうなのかな? 少し前にも言ってくれた言葉だよね。リョウくん」
うん。ストレートな言葉で伝えないとダメだね
涼也「るなちゃん、愛しているよ」
一瞬ピクッて固まったけど
るなちゃんの大きな美しい瞳に、みるみる涙の雫が溢れて来たから……
俺の言葉は届いたんだね
るな「ウソ……」
涼也「……ではありません」
デジャブ
なんか、初めてキミに
『好きだ』
って伝えた時と、同じやりとりだなぁ
なんて思っちゃった
涼也「御厨涼也は桜王るなさんを愛しています。もう泣かせたりしないんだ 。永遠に守り抜くと誓います。永遠に傍にいて……二人で助け合って生きて行こう。桜王るなさん、御厨涼也と結婚して下さい」
時が止まったんじゃないか……
って感じるほどの静寂な中
るなちゃんの右目から
涙がスーって
頬を伝う涙……
ジッと俺を見つめる
るなちゃん
るな「桜王るなは御厨涼也さんを愛しています。私も永遠に貴方を守り抜くと誓います。永遠に傍にいて下さい……二人で助け合って生きて行きましょう。御厨涼也さん、桜王るなと結婚して下さい」
仁おじさん……
お墓でお話した通り
るなさんを幸せにすると誓います
おばさんにるなちゃんと話がしたいとお願いすると
月乃『るなを幸せにしてあげてね。涼也くん』
そう言われて
涼也『約束します』
そう誓ったんだ
嬉しくて涙が出た
ねぇキミの顔を見せて……
俺は自分のマスクを外して
左手を伸ばして
はす向かいに座る
るなちゃんのマスクを外して
両膝立ちになって
テーブル越しの
るなちゃんの方へ体を伸ばすと……
チュッ
キスを送ったんだ……
ずっと一緒にいようね
るなちゃん
るなside
子供の頃からずっとずっと
大好きだったリョウくん
初恋は実らないって言うけれど
実っちゃった
私プロポーズされたの?
夢みたいだよ
そして
ファーストキス……
こんなにも幸せでいいの?
リョウくん私を選んでくれて
ありがとう
涙溢れて止まらないよ……
ずっと一緒にいようね
リョウくん
るな「そうなのかな? 少し前にも言ってくれた言葉だよね。リョウくん」
うん。ストレートな言葉で伝えないとダメだね
涼也「るなちゃん、愛しているよ」
一瞬ピクッて固まったけど
るなちゃんの大きな美しい瞳に、みるみる涙の雫が溢れて来たから……
俺の言葉は届いたんだね
るな「ウソ……」
涼也「……ではありません」
デジャブ
なんか、初めてキミに
『好きだ』
って伝えた時と、同じやりとりだなぁ
なんて思っちゃった
涼也「御厨涼也は桜王るなさんを愛しています。もう泣かせたりしないんだ 。永遠に守り抜くと誓います。永遠に傍にいて……二人で助け合って生きて行こう。桜王るなさん、御厨涼也と結婚して下さい」
時が止まったんじゃないか……
って感じるほどの静寂な中
るなちゃんの右目から
涙がスーって
頬を伝う涙……
ジッと俺を見つめる
るなちゃん
るな「桜王るなは御厨涼也さんを愛しています。私も永遠に貴方を守り抜くと誓います。永遠に傍にいて下さい……二人で助け合って生きて行きましょう。御厨涼也さん、桜王るなと結婚して下さい」
仁おじさん……
お墓でお話した通り
るなさんを幸せにすると誓います
おばさんにるなちゃんと話がしたいとお願いすると
月乃『るなを幸せにしてあげてね。涼也くん』
そう言われて
涼也『約束します』
そう誓ったんだ
嬉しくて涙が出た
ねぇキミの顔を見せて……
俺は自分のマスクを外して
左手を伸ばして
はす向かいに座る
るなちゃんのマスクを外して
両膝立ちになって
テーブル越しの
るなちゃんの方へ体を伸ばすと……
チュッ
キスを送ったんだ……
ずっと一緒にいようね
るなちゃん
るなside
子供の頃からずっとずっと
大好きだったリョウくん
初恋は実らないって言うけれど
実っちゃった
私プロポーズされたの?
夢みたいだよ
そして
ファーストキス……
こんなにも幸せでいいの?
リョウくん私を選んでくれて
ありがとう
涙溢れて止まらないよ……
ずっと一緒にいようね
リョウくん
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