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再会の約束の前夜
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娘と母再会の日の前日の晩
いよいよ明日母に逢う日
風歌「 すごく緊張してきちゃった……」
るな「パパが家に来てもらうから。って言ったでしょ。私、ふうちゃんの傍にいてあげて良い? って聞いたらね、寧ろお願いって。だから一緒に逢うからね」
涼也「るなちゃんが傍にいたら安心だね。ふうちゃん」
英士「うん。 心配ないよ風歌ちゃん」
リモートで四人話してるんだけど……
風歌「なぜ安心って言えるの? なぜ心配無いって……」
- ピコン-
涼也 from to 山乃氏
《俺達は、風音さんが母親って知ってるから心配ないし、安心だって分かるけど。ふうちゃんは……》
英士from to 御厨くん
《そうだよね》
相変わらず気が回るというか……
てか、彼氏のオイラがさ気遣ってやんなきゃなのにね……
英士「風歌ちゃん、軽々しい事言ってゴメンね。るなちゃん風歌ちゃんをよろしくね」
涼也「ふうちゃん、本当にゴメンね。るなちゃん、ふうちゃんをお願いね」
るな「はい! 任せて下さい!」
そうだよね……皆、気負わなくて大丈夫だよ。って気遣ってくれたのに
風歌「私こそゴメンなさい」
風歌ちゃんは何も悪く無いのにね……
そりゃ緊張するよね……風歌ちゃんの性格なら尚更さ……
るな「ドキドキして、お腹がシクシクする」
風歌「私も……頭痛い」
英士.涼也「可哀想に……」
こんなにも後遺症に悩まされて……
英士「風歌ちゃん、耳の真ん中、耳たぶ、耳の上の部分をさ、10秒ずつ軽く引っ張ってみ? 頭痛が少し和らぐはずだから」
風歌「ありがとう英士さん。試してみますね」
涼也「 ちょっと今の季節はなぁ……温めたタオルをお腹に乗せたらお腹痛軽くなるかなぁ?」
るな「ありがとう。リョウくん試してみるね」
──
そして遂に……
月乃「ふうちゃん、お客様がいらっしゃったわよ」
ママに呼ばれて……
2階からリビングに降りて来て……
扉を開けて……
ソファにパパの隣に座る女性……
倫「風歌、この方が風歌の母親の……」
え?
いよいよ明日母に逢う日
風歌「 すごく緊張してきちゃった……」
るな「パパが家に来てもらうから。って言ったでしょ。私、ふうちゃんの傍にいてあげて良い? って聞いたらね、寧ろお願いって。だから一緒に逢うからね」
涼也「るなちゃんが傍にいたら安心だね。ふうちゃん」
英士「うん。 心配ないよ風歌ちゃん」
リモートで四人話してるんだけど……
風歌「なぜ安心って言えるの? なぜ心配無いって……」
- ピコン-
涼也 from to 山乃氏
《俺達は、風音さんが母親って知ってるから心配ないし、安心だって分かるけど。ふうちゃんは……》
英士from to 御厨くん
《そうだよね》
相変わらず気が回るというか……
てか、彼氏のオイラがさ気遣ってやんなきゃなのにね……
英士「風歌ちゃん、軽々しい事言ってゴメンね。るなちゃん風歌ちゃんをよろしくね」
涼也「ふうちゃん、本当にゴメンね。るなちゃん、ふうちゃんをお願いね」
るな「はい! 任せて下さい!」
そうだよね……皆、気負わなくて大丈夫だよ。って気遣ってくれたのに
風歌「私こそゴメンなさい」
風歌ちゃんは何も悪く無いのにね……
そりゃ緊張するよね……風歌ちゃんの性格なら尚更さ……
るな「ドキドキして、お腹がシクシクする」
風歌「私も……頭痛い」
英士.涼也「可哀想に……」
こんなにも後遺症に悩まされて……
英士「風歌ちゃん、耳の真ん中、耳たぶ、耳の上の部分をさ、10秒ずつ軽く引っ張ってみ? 頭痛が少し和らぐはずだから」
風歌「ありがとう英士さん。試してみますね」
涼也「 ちょっと今の季節はなぁ……温めたタオルをお腹に乗せたらお腹痛軽くなるかなぁ?」
るな「ありがとう。リョウくん試してみるね」
──
そして遂に……
月乃「ふうちゃん、お客様がいらっしゃったわよ」
ママに呼ばれて……
2階からリビングに降りて来て……
扉を開けて……
ソファにパパの隣に座る女性……
倫「風歌、この方が風歌の母親の……」
え?
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