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何勝手に決めてんの?~R~.苺~3
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のんside
リョウ「何勝手に決めてんの?」
そう言いながらリョウくんの瞳はいつもどおり優しくって…
私の気持ちを『邪魔することなく聞きたい』
そんな風に言ってくれて…こんなにも幸せなのに…
幸せだからこそ…怖くなる事もあるんだね?
のん「手術の前と後、『子供は大丈夫ですよ』って言われて凄く幸せだった…」
リョウ「うん」
のん「いつだっけ?2月の半ば頃かな…兄ぃ達が、色々な検査してやっぱり『子供を産むには母子ともに危険だから』…って『頼むから私に生きで欲しい』って『子供も…やっぱり出来にくい体だ』って言われて…」
リョウside
今の話…俺もアパートで聞き出した話…思い出すだけて、はらわたが煮えくり返る!
だってそうでしょ?松岡先生にも確認したら
松岡『そんなこと一言も言ってない!』
って言うしさ
のんちゃんの気持ち考えたのかよ?ヤマト.タケルの奴!
いくら妹大事たって!それ言われた時の絶望想像できなかったのか?
リョウ『溺愛とかそういうレベルじゃねぇよ!.それ言われてのんはちゃんがどれほど苦しんだか!』
ヤマト.タケル『すまない…』
リョウ『ヤマトは医者だろ?タケルは心理カウンセラー!人を助ける側の人間が、人を追い詰めてどうすんだよ?!』
あの時俺は…もう感情が抑えられなくて…
怒り狂ったの覚えてる
亜子ちゃんと、結衣ちゃんに怒りに任せて
リョウ『悪いけど…すげぇ自分勝手なヤツと一緒になったね』
って…ついね…酷い事言って…
少し冷静になった時に謝ったら
亜子『いんです!御厨さんのお気持ち分かりますから!本当に愛想が…』
結衣『御厨さん!本当にゴメンナサイ…私からキツく言っておきますから!』
却って謝らせちゃうしさ…
けどヤマト.タケルのやつ愛想尽かされないで…
本当良い子達だよね
リョウ「何勝手に決めてんの?」
そう言いながらリョウくんの瞳はいつもどおり優しくって…
私の気持ちを『邪魔することなく聞きたい』
そんな風に言ってくれて…こんなにも幸せなのに…
幸せだからこそ…怖くなる事もあるんだね?
のん「手術の前と後、『子供は大丈夫ですよ』って言われて凄く幸せだった…」
リョウ「うん」
のん「いつだっけ?2月の半ば頃かな…兄ぃ達が、色々な検査してやっぱり『子供を産むには母子ともに危険だから』…って『頼むから私に生きで欲しい』って『子供も…やっぱり出来にくい体だ』って言われて…」
リョウside
今の話…俺もアパートで聞き出した話…思い出すだけて、はらわたが煮えくり返る!
だってそうでしょ?松岡先生にも確認したら
松岡『そんなこと一言も言ってない!』
って言うしさ
のんちゃんの気持ち考えたのかよ?ヤマト.タケルの奴!
いくら妹大事たって!それ言われた時の絶望想像できなかったのか?
リョウ『溺愛とかそういうレベルじゃねぇよ!.それ言われてのんはちゃんがどれほど苦しんだか!』
ヤマト.タケル『すまない…』
リョウ『ヤマトは医者だろ?タケルは心理カウンセラー!人を助ける側の人間が、人を追い詰めてどうすんだよ?!』
あの時俺は…もう感情が抑えられなくて…
怒り狂ったの覚えてる
亜子ちゃんと、結衣ちゃんに怒りに任せて
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って…ついね…酷い事言って…
少し冷静になった時に謝ったら
亜子『いんです!御厨さんのお気持ち分かりますから!本当に愛想が…』
結衣『御厨さん!本当にゴメンナサイ…私からキツく言っておきますから!』
却って謝らせちゃうしさ…
けどヤマト.タケルのやつ愛想尽かされないで…
本当良い子達だよね
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