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告白 ④~苺

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  かなり長い事お店で話してて私泣いてるから、リョウくんは痛い目で見られていたと思うの
 (後で気付いたのゴメンナサイ)

のん「私保育士になったのもママの影響。今務めてる所にママがいる…パパが進めた保育園だし…自立するっ!って言って結局甘えてるの…亜子結衣もアパート代2万ずつ多く出してくれて。私パートだからって…」

リョウ「亜子ちゃん結衣ちゃんも分かってるよ」

のん「うん…私食事担当するって言ったの。家賃高いから、二部屋の所借りてリビングに寝るって言ったら怒られて」


リョウ「当たり前でしょうが!」

 リョウくが呆れた様に言ったのが、少し嬉しいって…私マゾかしら?

 だって、パパもおにぃ達も私を怒らないし

のん「三人の衣装部屋と、寝室の二部屋。皆一部屋に寝るのは苦痛じゃないからって…二人は仕事の用事とかで一人になりたい時、一人一人過ごす時、ジャンケンして部屋決めて。でも、殆ど一緒に過ごしているの」

リョウ「友達って良いよね。俺も四人が居たら他の奴なんて…ヤマトタケルとまた友達になれて嬉しいんだ」

のん「おにぃ達、喜こぶよ」

 リョウくんニコって
 
 (優しいね…)

のん「私、パパとおにぃ達の思いが強くて苦しかった。おにぃ達はすんなり私受け入れて可愛いがってくれて。腹違いの兄妹って私が知っても『可愛いくてさ、妹が出来て嬉しかった。〈ぼくが守るんだって思った』って…」

リョウ「分かります。可愛い!うん!」

 (…リョウくんさっきから…)

リョウ『のんちゃん…大好きです』

 (…イヤイヤ真に受けちゃダメ!)

のん「で、でも、私存在価値をずっと考えてて…震災が起こって…生きている事に感謝しようって…思ってるのに時々、弱い自分出てきてグルグル考えて」

リョウ「幸せになって良いに決まっているでしょ!お父樣もお母樣も、ヤマトタケルも、亜子ちゃん結衣ちゃんも。のんちゃんの幸せ願ってるよ。そして…俺が一番願っているから…もう、悲しまないの!分かった?」

 涙また、溢れちゃった

 嬉しい!

のん「私リョウくんに会えて良かった」

 リョウくんをフツと見ると

 (ほっぺた桜色にして、左手を顔に持っていって擦ってて…)

 リョウくん?

リョウ「あ~無意識だよ!この小悪魔姫!」

 小さく叫んで嘆息したの

 何で?

 リョウくんありがとう

 お話聞いてくれて…



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