Orange Topaz~初恋と宝石~

桜花(sakura)

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貴方と二人きり… ~苺~

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  (静かになったな)

 と思って三人で隣部屋からリビングに…

 扉開けたんだけど…

 (…リョウくんがいる…嘘!帰ったんじゃないの?ヤマトにぃタケルにぃは?)

リョウ「のんちゃん大丈夫?ヤマトがタケルに話があるって少し席外したんだよ」

 ってリョウくんがニッコリ…

 (何で言いたい事分かるの?)

 軽くパニックになっちゃって後ろ振り返って…

 いない!亜子、結衣がいない!

リョウ「のんちゃん落ち着こう?ね?ソフアに座って話しようよ。二人は部屋に居ますってお部屋指差してたよ」

 私、リョウくんの言葉に安心したの

 すっと心が落ち着いたの

 ソフアに座ってリョウくんを見たら、頷ずいてくれて、ほっぺたが熱くて両手で押さえていたら

 クスっ。て笑ったから少しムッとしたら…

リョウ「可愛いね」

 って…

 嘘でも嬉しくて

 話が出来た…

 幸せ過ぎて涙が出そうになったんだ

 にぃ達の様子を聞いて

のん「ごめんなさいリョウくん。タケルにぃは何でか私の事になると… この前久し振りに会った日結衣に酷い態度だったでしょ?いつもヤマトにぃに怒られているの。心理カウンセラ―が人を傷つけてどうするんだ!って…」

リョウ「タケルは、のんちゃんが可愛いんだよ。何か、分かるけど…」

のん「結衣はタケルにぃが好きなの。それなのに…」

リョウ「まぁ、この前のは少しね…亜子ちゃんとヤマトはまた面白い関係性だったね。ヤマトの奴、亜子ちゃんだけ、呼び捨てだし」

 凄い!リョウくん!

 私関心しちゃって思わず

のん「凄い!」

 って言っちゃった

 それからもリョウくんと色々話が出来て

 話するの苦手なの…

 でもリョウくんは、合図ちを打ちながら、話し易い様に優しく質問してくれたの

 聞き上手なの

 リョウくんもお仕事や、職場のお友達の話しをしてくれて

 楽しかった

 ふと、会話が途切れて

 リョウくんが私の耳に唇を近づけて…

リョウ「のんちゃんの携帯番号教えて?」

 って…囁いたの

 ドキドキが、胸がキュンって音を鳴らしたの








 



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