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俺の先の人生迄考えてくれる様な女の子2
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心紀「俺さ、今みたいに愚痴とかこぼしちゃうの。高校の時さ、色々… 俺、肝心な事言わないで心の中に、溜め込んじゃうタイプだからさ… ゆなちゃんが、源本センセとの架け橋になってくれて… ふうちゃんの場合はさ、リョウが英士さんにチョッカイかけるから。去年と同じパターン。『天使達の遺伝子が凄い』リョウが黙ってる訳ないよね?ふうちゃんが『その事は言っちゃダメですよ?』って釘刺したのに面白がって…」
郁実「で、山乃さんと御厨くんは、色んなやり取りをコミュニケーションとして楽しんでる部分があって。でも真面目な風花ちゃんは、一生懸命御厨くんのフォローして、山乃さんを怒らせない様に… って必死に頑張ってるんだ。そしてゆなちゃんも…」
心紀「もう!ゆなちゃん必死過ぎて。俺、我慢出来なくて顧問の悪口結構言ってた時さ。ゆなちゃんが源本センセにさ。嬉しかったけど、俺心配になっちゃって。源本センセに『俺自身が言う事なのに、ゆなちゃんに言わせてしまいました。源本センセ、ゆなちゃんを許してやって下さい。嫌わないで』って言ったらさ『俺がアザミ姫を嫌うわけが無いだろ?俺はそういう真っ直ぐな人間は大好きだ!そして、自分の過ちを男らしく謝罪し、認める事の出来るミーサ。俺は偉いと思うぞ』ってさ」
郁実「心配だよね。冴多くんと御厨くんは、ゆなちゃんと、風花ちゃんに自分をもっと大事にして欲しいんだよね?」
心紀「そう!今回の事両親さ、ゆなちゃんが『もうチョっと気を付けて…』って、思ったって。けど球団、ゆなちゃんのママから、山乃家の皆さん、ふうちゃんのパパとか、皆で『配慮が足らなかった』って親に。で、ゆなちゃんは『この度の事は申し訳ありませんでした。お店の仕事を教えて下さい。ダメなら、せめて心紀さんだけは店で』って。両親が感心してさ… 俺の先の人生迄考えてくれる様な女の子なの…」
郁実「で、山乃さんと御厨くんは、色んなやり取りをコミュニケーションとして楽しんでる部分があって。でも真面目な風花ちゃんは、一生懸命御厨くんのフォローして、山乃さんを怒らせない様に… って必死に頑張ってるんだ。そしてゆなちゃんも…」
心紀「もう!ゆなちゃん必死過ぎて。俺、我慢出来なくて顧問の悪口結構言ってた時さ。ゆなちゃんが源本センセにさ。嬉しかったけど、俺心配になっちゃって。源本センセに『俺自身が言う事なのに、ゆなちゃんに言わせてしまいました。源本センセ、ゆなちゃんを許してやって下さい。嫌わないで』って言ったらさ『俺がアザミ姫を嫌うわけが無いだろ?俺はそういう真っ直ぐな人間は大好きだ!そして、自分の過ちを男らしく謝罪し、認める事の出来るミーサ。俺は偉いと思うぞ』ってさ」
郁実「心配だよね。冴多くんと御厨くんは、ゆなちゃんと、風花ちゃんに自分をもっと大事にして欲しいんだよね?」
心紀「そう!今回の事両親さ、ゆなちゃんが『もうチョっと気を付けて…』って、思ったって。けど球団、ゆなちゃんのママから、山乃家の皆さん、ふうちゃんのパパとか、皆で『配慮が足らなかった』って親に。で、ゆなちゃんは『この度の事は申し訳ありませんでした。お店の仕事を教えて下さい。ダメなら、せめて心紀さんだけは店で』って。両親が感心してさ… 俺の先の人生迄考えてくれる様な女の子なの…」
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