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持ちつ持たれつ

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 風花side

 風花「私の方が幸せです。リョウセンパイ。ゆなちゃん、2月のプロ野球のキャンプの時、冴多センパイに会いに行って、約1年振りに再会して嬉しそうだったのに… 高3の最後の期末試験少し成績下げてしまって。ママさんと専門学校で取り戻すって約束をして…」

リョウ「うん。冴多さん、やはり厳しい環境みたい。けど、このあと後半戦の前に少し休みあるから、その時ゆなちゃんに会えるように頑張るって言ってたよ」


 良かった… 寂しいのに… 強がってゆなちゃん…

風花「遠距離恋愛は、お互いが努力しないと長続きしないんですね?リョウセンパイ?」

リョウ「そうだね。俺は身をもって体験しました。ふうちゃんも、ゆなちゃんもさ、俺や、冴多さんの為に無茶だけはしないでよね?」

風花「無茶?好きな人の為に頑張るの当たり前の事なんじゃないですか?」


 (リョウセンパイ小っちゃくため息ついてる?私が良かれと思ってした事とかで… 迷惑したのかも… 気づかないって… 私)


 


 

 





 





 
 


 



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