77 / 238
何もしてあげなかった…
しおりを挟む
リョウside
リョウ「その新エースの神林?顧問の方に、自分を戻してくれ!って言った。ゆなちゃんが、野球部に入った時点では、そいつはマネージャーだった。顧問は神林に、ゆなちゃんに引き継ぎを… 教える様言ったけど…」
風花「私から見たら凄いレベルで。ゆなちゃんの不安は、スコアブックの付け方やルールより、マネージャーとしての…」
リョウ「スケジュール管理。遠征先とかの決め方。連絡方法。今までどこの学校と対戦して来たか?とかの分野が不安…」
風花「リョウセンパイ凄い… ゆなちゃんからやっと… 聞き出して…『俺に聞くな!考えろ』って言われたって木曜日に…」
リョウ「…冴多さんも言ってたな。顧問、たまにしか来なくて。事実上、自分がピッチャーで、神林は、名前だけ立派にエース。なのに… 練習さえ出てこなくて。顧問も、練習は源本センセにさせて試合の時だけ、二人しゃしゃり出てきて。勝手に自分達で、相手側に連絡取るし。文句あるなら辞めろとか… さ」
源本センセは一人で
生徒会も… 野球部も…
倫『お前達に任す!』
昨年は教師一年目じゃ…
逃げてたのとは違う
出来る範囲内で… ガンバってくれて
-トウルルル-
風花「~ゆなちゃん?落ち着いて?冴多センパイがそんな事思うわけないよ?」
(何話ているの…?)
-トウルルル-
ん?冴多さん?
リョウ「冴多さん?ふうちゃんもさ。今聞いたよ… 俺さ、少し話し聞いてたのに。何もしてあげなかったゴメン… ゆなちゃん、どんな様子なの?ふうちゃんと一緒だ。不安で話したはいけど… 言ってしまった事で、もっと事態が悪化したら… って。そういう子達だよね?ふうちゃんもゆなちゃんも…」
二人が、どんな思いでいたか…
リョウ「分かった!俺達も行くから!」
先に
話が終わったらしいふうちゃん…
心配そうに
携帯電話を、胸の前でキュって握り締めて…
大丈夫だよ。という様に頷いて
リョウ「行こう?」
って言うと
不安顔のふうちゃん…
(可愛いな…)
こんな時まで…
俺はバカだ…
ゴメンねふうちゃん…
リョウ「その新エースの神林?顧問の方に、自分を戻してくれ!って言った。ゆなちゃんが、野球部に入った時点では、そいつはマネージャーだった。顧問は神林に、ゆなちゃんに引き継ぎを… 教える様言ったけど…」
風花「私から見たら凄いレベルで。ゆなちゃんの不安は、スコアブックの付け方やルールより、マネージャーとしての…」
リョウ「スケジュール管理。遠征先とかの決め方。連絡方法。今までどこの学校と対戦して来たか?とかの分野が不安…」
風花「リョウセンパイ凄い… ゆなちゃんからやっと… 聞き出して…『俺に聞くな!考えろ』って言われたって木曜日に…」
リョウ「…冴多さんも言ってたな。顧問、たまにしか来なくて。事実上、自分がピッチャーで、神林は、名前だけ立派にエース。なのに… 練習さえ出てこなくて。顧問も、練習は源本センセにさせて試合の時だけ、二人しゃしゃり出てきて。勝手に自分達で、相手側に連絡取るし。文句あるなら辞めろとか… さ」
源本センセは一人で
生徒会も… 野球部も…
倫『お前達に任す!』
昨年は教師一年目じゃ…
逃げてたのとは違う
出来る範囲内で… ガンバってくれて
-トウルルル-
風花「~ゆなちゃん?落ち着いて?冴多センパイがそんな事思うわけないよ?」
(何話ているの…?)
-トウルルル-
ん?冴多さん?
リョウ「冴多さん?ふうちゃんもさ。今聞いたよ… 俺さ、少し話し聞いてたのに。何もしてあげなかったゴメン… ゆなちゃん、どんな様子なの?ふうちゃんと一緒だ。不安で話したはいけど… 言ってしまった事で、もっと事態が悪化したら… って。そういう子達だよね?ふうちゃんもゆなちゃんも…」
二人が、どんな思いでいたか…
リョウ「分かった!俺達も行くから!」
先に
話が終わったらしいふうちゃん…
心配そうに
携帯電話を、胸の前でキュって握り締めて…
大丈夫だよ。という様に頷いて
リョウ「行こう?」
って言うと
不安顔のふうちゃん…
(可愛いな…)
こんな時まで…
俺はバカだ…
ゴメンねふうちゃん…
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
奪われたものは、もう返さなくていいです
gacchi
恋愛
幼い頃、母親が公爵の後妻となったことで公爵令嬢となったクラリス。正式な養女とはいえ、先妻の娘である義姉のジュディットとは立場が違うことは理解していた。そのため、言われるがままにジュディットのわがままを叶えていたが、学園に入学するようになって本当にこれが正しいのか悩み始めていた。そして、その頃、双子である第一王子アレクシスと第二王子ラファエルの妃選びが始まる。どちらが王太子になるかは、その妃次第と言われていたが……
同居離婚はじめました
仲村來夢
恋愛
大好きだった夫の優斗と離婚した。それなのに、世間体を保つためにあたし達はまだ一緒にいる。このことは、親にさえ内緒。
なりゆきで一夜を過ごした職場の後輩の佐伯悠登に「離婚して俺と再婚してくれ」と猛アタックされて…!?
二人の「ゆうと」に悩まされ、更に職場のイケメン上司にも迫られてしまった未央の恋の行方は…
性描写はありますが、R指定を付けるほど多くはありません。性描写があるところは※を付けています。
元妃は多くを望まない
つくも茄子
恋愛
シャーロット・カールストン侯爵令嬢は、元上級妃。
このたび、めでたく(?)国王陛下の信頼厚い側近に下賜された。
花嫁は下賜された翌日に一人の侍女を伴って郵便局に赴いたのだ。理由はお世話になった人達にある書類を郵送するために。
その足で実家に出戻ったシャーロット。
実はこの下賜、王命でのものだった。
それもシャーロットを公の場で断罪したうえでの下賜。
断罪理由は「寵妃の悪質な嫌がらせ」だった。
シャーロットには全く覚えのないモノ。当然、これは冤罪。
私は、あなたたちに「誠意」を求めます。
誠意ある対応。
彼女が求めるのは微々たるもの。
果たしてその結果は如何に!?
さよならまでの六ヶ月
おてんば松尾
恋愛
余命半年の妻は、不倫をしている夫と最後まで添い遂げるつもりだった……【小春】
小春は人の寿命が分かる能力を持っている。
ある日突然自分に残された寿命があと半年だということを知る。
自分の家が社家で、神主として跡を継がなければならない小春。
そんな小春のことを好きになってくれた夫は浮気をしている。
残された半年を穏やかに生きたいと思う小春……
他サイトでも公開中
王妃となったアンゼリカ
わらびもち
恋愛
婚約者を責め立て鬱状態へと追い込んだ王太子。
そんな彼の新たな婚約者へと選ばれたグリフォン公爵家の息女アンゼリカ。
彼女は国王と王太子を相手にこう告げる。
「ひとつ条件を呑んで頂けるのでしたら、婚約をお受けしましょう」
※以前の作品『フランチェスカ王女の婿取り』『貴方といると、お茶が不味い』が先の恋愛小説大賞で奨励賞に選ばれました。
これもご投票頂いた皆様のおかげです! 本当にありがとうございました!
【完結】つぎの色をさがして
蒼村 咲
恋愛
【あらすじ】
主人公・黒田友里は上司兼恋人の谷元亮介から、浮気相手の妊娠を理由に突然別れを告げられる。そしてその浮気相手はなんと同じ職場の後輩社員だった。だが友里の受難はこれでは終わらなかった──…
悪魔だと呼ばれる強面騎士団長様に勢いで結婚を申し込んでしまった私の結婚生活
束原ミヤコ
恋愛
ラーチェル・クリスタニアは、男運がない。
初恋の幼馴染みは、もう一人の幼馴染みと結婚をしてしまい、傷心のまま婚約をした相手は、結婚間近に浮気が発覚して破談になってしまった。
ある日の舞踏会で、ラーチェルは幼馴染みのナターシャに小馬鹿にされて、酒を飲み、ふらついてぶつかった相手に、勢いで結婚を申し込んだ。
それは悪魔の騎士団長と呼ばれる、オルフェレウス・レノクスだった。
悪女の指南〜媚びるのをやめたら周囲の態度が変わりました
結城芙由奈
恋愛
【何故我慢しなければならないのかしら?】
20歳の子爵家令嬢オリビエは母親の死と引き換えに生まれてきた。そのため父からは疎まれ、実の兄から憎まれている。義母からは無視され、異母妹からは馬鹿にされる日々。頼みの綱である婚約者も冷たい態度を取り、異母妹と惹かれ合っている。オリビエは少しでも受け入れてもらえるように媚を売っていたそんなある日悪女として名高い侯爵令嬢とふとしたことで知りあう。交流を深めていくうちに侯爵令嬢から諭され、自分の置かれた環境に疑問を抱くようになる。そこでオリビエは媚びるのをやめることにした。するとに周囲の環境が変化しはじめ――
※他サイトでも投稿中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる