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キミが好きです

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  風花side

 土、日明けて中間試験

 試験前、色々あった割には手応えが…
 
 やっと解放されて

 金曜の放課後、生徒会室で先輩とお話し中…


リョウ「話しするには最適だろ?他だと色々煩いから」


 って… 御厨センパイらしい

 …私もFCの人に睨まれたくないしね



リョウ「ふうちゃん優しいね?」

風花「だって、実代さん悪くないから」

リョウ「まね…」


 パパは、現実と向かい合う為の治療を始めたの

 だから金曜日の予定が…


ゆな『ふうちゃんを思ってなきゃ、パパさんと対決したり夜中に来ると思う?』

 ゆなちゃんが呼び出したから… 冴多センパイに付いて…

 来たんじゃないの?

 
 じゃ私は?ゆなちゃんの為に動く?


リョウ『貴女は貴女のまま…』

 そう言って下さった御厨センパイの為に何が出来る?

---
ゆな『御厨センパイ、6/17日が誕生日だって!』


 冴多センパイからの、御厨センパイ情報がナゼカ、ゆなちゃんから私へくるの…

 もっと知りたいな… ナンテ…


リョウ「ふうちゃん?」

風花「ふぇ?」

リョウ「アハハハ可愛い過ぎでしょ!」

 (!恥ずかしい!顔熱い〰)


リョウ「行きたい所ってある?」

 (っ!なんで?急に?)


風花「…お城とか、長屋… 武家屋敷に行きたいです」

リョウ「渋い!でもお城いいな!建物構造見てさ、攻略方法とか?勉強できるかも!」


リョウ『ゲームクリエイターになりたい!』

 夢を語って下さった御厨センパイ…


リョウ「戦国大名が、城で戦って攻略するとか?最高!」

 (私は歴史が好きだから… 御厨先輩はゲームに繋げてる!面白い… そうだ!先輩の誕生日に!)


リョウ「明日お城行かない?」

 (唐突… 内心ドキドキダヨ…)


風花「…行きたいです!」

リョウ「ホントに?!」



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