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衝撃2

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リョウside
 
 え?あ、手が…指先が触れた?視線を手元に…には眼鏡?

 ふうちゃんに視線を戻すと、眼鏡をフレームを開こうと微かに震えてて、だから?掛けなおす事が…諦めたのか鞄に眼鏡をしまったんだけど…
 
 …ざわざわしてる…あぁ…
 
①『桜王さん綺麗!』

②『うん。眼鏡外したら…』

 忘れてた。二人いたの…

 (ふうちゃんの可愛いさに気ついてざわざわしてるよ

 …マズイ

①「桜王さん甲田です。よろしくお願いいたします」

②「桜王さん、高橋です」

風花「ぁ…桜王です」
 
リョウ「は?あー?」

 思わず叫んでしまったよ

 気ついたら三人しゃべってるし!最初に名前自己紹介しただろ!

 ヤバイ

 有無を言わせず二人に帰るよう命令し、軽く睨まれたけど…知らね。ふうちゃん俺の大声にビックリして、益々震えてるし!

 冷静に、俺の方が歳上の俺が冷静にならなきゃ。自分に言い聞かせてたんだ。でもふうちゃんに悪い事してしまった訳で場の空気変えなきゃ…

リョウ「ふうちゃん?」

風花「は、はい?」

リョウ「ゴメンね」

風花「いえ…」

リョウ「続きしよっか?」

風花「はい…」

 作業しながら話したんだ。たわいもない話。好きな色、食べ物…とか
 
 でも、金曜日放課後にって勇気出して誘ったのに…一瞬表情曇らすと

風花「ゴメンなさい…」

 って

 何か抱えてる…よね?ふうちゃん?



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