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父の決意2
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リョウside
完璧二人の世界…
俺はちょっと呆れつつ、親父さんの方を見る
妃那さんの様子を見て…
きっと寂しいって感じかな?
表情がさ…
で、不意にふうちゃんと目が合っちゃったみたいで
ふうちゃんの瞳から涙一滴零れて
でも。親父さんと目が合った瞬間、キリッとした表情に変わって
風果「1年以上も前から、貴方が限界なのかな?って感じてたのに… 私達家族四人。皆で、きちんと思いを伝え合わなかった事が… 今思うと… 私も将来は、家庭で恵まれない子達の為に、児童施設の職員なりたい。という夢を抱きました。だから心配ありません」
そう言うとふうちゃん
堪え切れずに泣いちゃって
父「良かった… 私が言える立場では無いが、安心しました。私は先ずは体を治して。ここの職員の方に良くして頂いて、いつか恩返しが出来たら。私も、この施設の人達の、サポートをする側に回れるようなりたいと… 考えています」
風果「今、素直に頑張って欲しいと思っています。もう少し時間が経ったら、再び会えた時、お互いに良い報告し合って… 楽しく話を出来たら… その日を夢見て頑張っていこうと思います。今日はありがとうございました」
父「ありがとうございました。妃那、ふう。本当にごめんなさい。妃那。お前傷つけて…本当にごめんなさい。英士くんと幸せになる事を心から祈っています。今日は会う事を承諾してくれて本当にありがとう」
妃那さんは何も言わなかったけど…
ちっちゃく頷いて
ふうちゃんの表情もようやく和らいで
リョウ「御厨涼也です。必ず風果さんを幸せにします」
完璧二人の世界…
俺はちょっと呆れつつ、親父さんの方を見る
妃那さんの様子を見て…
きっと寂しいって感じかな?
表情がさ…
で、不意にふうちゃんと目が合っちゃったみたいで
ふうちゃんの瞳から涙一滴零れて
でも。親父さんと目が合った瞬間、キリッとした表情に変わって
風果「1年以上も前から、貴方が限界なのかな?って感じてたのに… 私達家族四人。皆で、きちんと思いを伝え合わなかった事が… 今思うと… 私も将来は、家庭で恵まれない子達の為に、児童施設の職員なりたい。という夢を抱きました。だから心配ありません」
そう言うとふうちゃん
堪え切れずに泣いちゃって
父「良かった… 私が言える立場では無いが、安心しました。私は先ずは体を治して。ここの職員の方に良くして頂いて、いつか恩返しが出来たら。私も、この施設の人達の、サポートをする側に回れるようなりたいと… 考えています」
風果「今、素直に頑張って欲しいと思っています。もう少し時間が経ったら、再び会えた時、お互いに良い報告し合って… 楽しく話を出来たら… その日を夢見て頑張っていこうと思います。今日はありがとうございました」
父「ありがとうございました。妃那、ふう。本当にごめんなさい。妃那。お前傷つけて…本当にごめんなさい。英士くんと幸せになる事を心から祈っています。今日は会う事を承諾してくれて本当にありがとう」
妃那さんは何も言わなかったけど…
ちっちゃく頷いて
ふうちゃんの表情もようやく和らいで
リョウ「御厨涼也です。必ず風果さんを幸せにします」
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