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もう一つの夢③
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風果「御厨さん、私上手に伝えられなくてゴメンなさい。あの…」
上手.下手で言ったら…
けれど拙い告白が俺には
心がキュってなるほど伝わってきたのに…
泣かせちゃったねふうちゃん…
リョウ「違うよふうちゃん… 嬉しくて言葉にならないだけだから…」
風果side
風果「嬉しくて言葉にならない?」
そうちっちゃく呟くと、頷いてくれた御厨さん
風果「良かった。私気が付いてらっしゃると思うけど凄い、天の邪鬼で。『私は一人でも生きて行けるんだから』って突っ張って。けれど当然そんな事は無理で…いつもどんな時も御厨さんが私の事暖かく見つめ、ワガママ言っても許してくれて受け止めてくださったのが嬉しくて…」
ここまで話すと涙が急に…
慌ててハンカチで押さえていると…
リョウ「ユックリで良いよ」
って御厨さん
私は大丈夫と言うように頷くと
風果「初期のリハビリの時に、無理なはずなのに意地でもピアノを弾こうとした時に…スって… 御厨さんがその場を離れた事があって『あぁ愛想尽かされちゃった』って… その時、何でこんなにショック受けてんだろう?『別に愛想尽かされた』って関係じ無いじゃんて思って…」
上手.下手で言ったら…
けれど拙い告白が俺には
心がキュってなるほど伝わってきたのに…
泣かせちゃったねふうちゃん…
リョウ「違うよふうちゃん… 嬉しくて言葉にならないだけだから…」
風果side
風果「嬉しくて言葉にならない?」
そうちっちゃく呟くと、頷いてくれた御厨さん
風果「良かった。私気が付いてらっしゃると思うけど凄い、天の邪鬼で。『私は一人でも生きて行けるんだから』って突っ張って。けれど当然そんな事は無理で…いつもどんな時も御厨さんが私の事暖かく見つめ、ワガママ言っても許してくれて受け止めてくださったのが嬉しくて…」
ここまで話すと涙が急に…
慌ててハンカチで押さえていると…
リョウ「ユックリで良いよ」
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私は大丈夫と言うように頷くと
風果「初期のリハビリの時に、無理なはずなのに意地でもピアノを弾こうとした時に…スって… 御厨さんがその場を離れた事があって『あぁ愛想尽かされちゃった』って… その時、何でこんなにショック受けてんだろう?『別に愛想尽かされた』って関係じ無いじゃんて思って…」
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