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珍しく言ってる事が?と、幸せな日2
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リョウ「さっきから思ってんだけど、何か吹っ切れた感じがするんだけどさ…」
風果「私頼られたの!」
瞬間、私の気分は持ち直して
風果「だってね!悠紀香ちゃんが私のことママって呼んでくれたんです!」
リョウ「うん… 朝から気付いてたけどさ… 悠紀香ちゃんは時々そう呼んではニコって笑いかけたりさ、ふうちゃんは悠紀香ちゃんに替え歌で… 幸せそうにさ…」
風果「昨日の夜、悠紀香ちゃんちっちゃい手を伸ばして『ママ』って『ママいかないで…』って… きっとママの夢見てたんじゃないかと思うんです。私その気持ち良く分かるから…」
リョウ「なるほど。けどさ、面白いよね?悠紀香ちゃん『ふうちゃ』って呼んでみたり…『ママ』って呼んであ!いけないって顔してみたり、可愛いなって…」
風果「本当可愛いのに… 御厨さんもここの子達、皆そうだけど…何か一言、言うのに人の顔色とか見て… 朝起きて昨日の事は悠紀香ちゃん夢見てたんだから… って私思おうって… けど、悠紀香ちゃん『しゃみちいときふうちゃ、ママってよんでいい』って…」
リョウ「けど、つい『ママ』って言いそうになってあ!って顔してるんだ(笑)」
風果「はい!悠紀香ちゃんにいつでも『ママ』って呼んでって!」
リョウ「なるほど。それで羨ましくなって、美苗ちゃん茉莉ちゃんに… 洋輝は上手い事ふうちゃんに甘えたり!理人の奴は!」
風果「御厨さん?珍しく言って事が良く分かんないですけど?」
リョウ「鈍感ちゃんだね?誰がどう見たって分かるでしょが!」
何で私キレられてんの?
いつもなら反論するけど… その日の朝は幸せで
…ま、いっかって…
ーーー
けど… 幸せってか長く続かないんだね
ナニコレ?私には幸福は… 来ないの?
風果「私頼られたの!」
瞬間、私の気分は持ち直して
風果「だってね!悠紀香ちゃんが私のことママって呼んでくれたんです!」
リョウ「うん… 朝から気付いてたけどさ… 悠紀香ちゃんは時々そう呼んではニコって笑いかけたりさ、ふうちゃんは悠紀香ちゃんに替え歌で… 幸せそうにさ…」
風果「昨日の夜、悠紀香ちゃんちっちゃい手を伸ばして『ママ』って『ママいかないで…』って… きっとママの夢見てたんじゃないかと思うんです。私その気持ち良く分かるから…」
リョウ「なるほど。けどさ、面白いよね?悠紀香ちゃん『ふうちゃ』って呼んでみたり…『ママ』って呼んであ!いけないって顔してみたり、可愛いなって…」
風果「本当可愛いのに… 御厨さんもここの子達、皆そうだけど…何か一言、言うのに人の顔色とか見て… 朝起きて昨日の事は悠紀香ちゃん夢見てたんだから… って私思おうって… けど、悠紀香ちゃん『しゃみちいときふうちゃ、ママってよんでいい』って…」
リョウ「けど、つい『ママ』って言いそうになってあ!って顔してるんだ(笑)」
風果「はい!悠紀香ちゃんにいつでも『ママ』って呼んでって!」
リョウ「なるほど。それで羨ましくなって、美苗ちゃん茉莉ちゃんに… 洋輝は上手い事ふうちゃんに甘えたり!理人の奴は!」
風果「御厨さん?珍しく言って事が良く分かんないですけど?」
リョウ「鈍感ちゃんだね?誰がどう見たって分かるでしょが!」
何で私キレられてんの?
いつもなら反論するけど… その日の朝は幸せで
…ま、いっかって…
ーーー
けど… 幸せってか長く続かないんだね
ナニコレ?私には幸福は… 来ないの?
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