42 / 146
小悪魔で…卑怯で…でも…
しおりを挟む
風果sid
風果『御厨さんこそおバカ… 私の為に傷付けられて欲しく無いです…』
?ナ??御厨さん?
左手で、シャープで綺麗なラインのアゴをさすりながらブツブツ…
もう… 色々卑怯よ!
だって… 可愛い系の顔だちで、知識も豊富そうだし… クラスの女子なんか色めき立ってるし… 何でも揃ってるって… 人との距離感の詰め方上手くて
私が死んでも真似出来無い、人とすぐ仲良くなれる術まで持ってて…
卑怯だ!
けど、何回も助けてもらって。何も言って無いのになぜか分かってくれて…
リョウ『ふうちゃんこそ小悪魔!』
フイに叫ばれた?
私は可愛げ無い女だ…
風果「だから!小悪魔は御厨さんですってば!卑怯だ!」
言い返す様な… 支離滅裂な私に
リョウ「ふうちゃんどうした?大丈夫か?ゴメン心配掛けて… 大丈夫だから…」
違うの… また反対に心配されるとか… 私何やってんだろう?
うっ、うう…
風果「もう… 訳分かんない…」
リョウ「ふうちゃん?」
茉莉「御厨くん。談話室で…」
茉莉ちゃんに迄迷惑掛けて…
茉莉「私、教室戻ってるね…」
ー談話室ー
リョウ「俺の卑怯な所… 直すから教えて?」
ホントに…
風果「ゴメンなさい御厨さん…」
リョウ「ナンデ?謝るの?」
風果「御厨さん、人と直ぐに仲良くなる術を持ってて卑怯。人の気持ちを直ぐに察してくれるのも卑怯。人との距離感の詰め方が上手くて卑怯。女子より可愛い系の顔だちで色んな知識も… 羨ましい…」
呆れたよね?…
私の為に、御厨さんが傷付けられ無い様に…
離れよう…
嫌いになってくれた方が…
リョウ「何ソレ?どこ行くの?ツラカッタよな?嘘っぱちを真実みたいに言われて… 今みたいに吐き出せ?溜め込んで我慢して諦めなくていいから… 心配すんな。俺がふうちゃんを嫌うなんて事ねぇから」
風果『御厨さんこそおバカ… 私の為に傷付けられて欲しく無いです…』
?ナ??御厨さん?
左手で、シャープで綺麗なラインのアゴをさすりながらブツブツ…
もう… 色々卑怯よ!
だって… 可愛い系の顔だちで、知識も豊富そうだし… クラスの女子なんか色めき立ってるし… 何でも揃ってるって… 人との距離感の詰め方上手くて
私が死んでも真似出来無い、人とすぐ仲良くなれる術まで持ってて…
卑怯だ!
けど、何回も助けてもらって。何も言って無いのになぜか分かってくれて…
リョウ『ふうちゃんこそ小悪魔!』
フイに叫ばれた?
私は可愛げ無い女だ…
風果「だから!小悪魔は御厨さんですってば!卑怯だ!」
言い返す様な… 支離滅裂な私に
リョウ「ふうちゃんどうした?大丈夫か?ゴメン心配掛けて… 大丈夫だから…」
違うの… また反対に心配されるとか… 私何やってんだろう?
うっ、うう…
風果「もう… 訳分かんない…」
リョウ「ふうちゃん?」
茉莉「御厨くん。談話室で…」
茉莉ちゃんに迄迷惑掛けて…
茉莉「私、教室戻ってるね…」
ー談話室ー
リョウ「俺の卑怯な所… 直すから教えて?」
ホントに…
風果「ゴメンなさい御厨さん…」
リョウ「ナンデ?謝るの?」
風果「御厨さん、人と直ぐに仲良くなる術を持ってて卑怯。人の気持ちを直ぐに察してくれるのも卑怯。人との距離感の詰め方が上手くて卑怯。女子より可愛い系の顔だちで色んな知識も… 羨ましい…」
呆れたよね?…
私の為に、御厨さんが傷付けられ無い様に…
離れよう…
嫌いになってくれた方が…
リョウ「何ソレ?どこ行くの?ツラカッタよな?嘘っぱちを真実みたいに言われて… 今みたいに吐き出せ?溜め込んで我慢して諦めなくていいから… 心配すんな。俺がふうちゃんを嫌うなんて事ねぇから」
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

愛しき夫は、男装の姫君と恋仲らしい。
星空 金平糖
恋愛
シエラは、政略結婚で夫婦となった公爵──グレイのことを深く愛していた。
グレイは優しく、とても親しみやすい人柄でその甘いルックスから、結婚してからも数多の女性達と浮名を流していた。
それでもシエラは、グレイが囁いてくれる「私が愛しているのは、あなただけだよ」その言葉を信じ、彼と夫婦であれることに幸福を感じていた。
しかし。ある日。
シエラは、グレイが美貌の少年と親密な様子で、王宮の庭を散策している場面を目撃してしまう。当初はどこかの令息に王宮案内をしているだけだと考えていたシエラだったが、実はその少年が王女─ディアナであると判明する。
聞くところによるとディアナとグレイは昔から想い会っていた。
ディアナはグレイが結婚してからも、健気に男装までしてグレイに会いに来ては逢瀬を重ねているという。
──……私は、ただの邪魔者だったの?
衝撃を受けるシエラは「これ以上、グレイとはいられない」と絶望する……。

麗しのラシェール
真弓りの
恋愛
「僕の麗しのラシェール、君は今日も綺麗だ」
わたくしの旦那様は今日も愛の言葉を投げかける。でも、その言葉は美しい姉に捧げられるものだと知っているの。
ねえ、わたくし、貴方の子供を授かったの。……喜んで、くれる?
これは、誤解が元ですれ違った夫婦のお話です。
…………………………………………………………………………………………
短いお話ですが、珍しく冒頭鬱展開ですので、読む方はお気をつけて。
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
子持ちの私は、夫に駆け落ちされました
月山 歩
恋愛
産まれたばかりの赤子を抱いた私は、砦に働きに行ったきり、帰って来ない夫を心配して、鍛錬場を訪れた。すると、夫の上司は夫が仕事中に駆け落ちしていなくなったことを教えてくれた。食べる物がなく、フラフラだった私は、その場で意識を失った。赤子を抱いた私を気の毒に思った公爵家でお世話になることに。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる