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おもちろいことあしょび
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英士side
ふうちゃんの話聞いてあげないと…
妃那ちゃんの病室から、ふうちゃんの病室に向かいながら二人と出逢った頃を思い出してた
何年前だっけ?そーだ、オイラが小学校2年に進級する前の春休みの少し前だ
二人が隣に引っ越して来たの。今頃の時期にさ。
オイラが悪いんだよ?黒板にさ、先生の似顔絵書いて遊んでたんだよね?放課後の掃除もしないでさ
で、当たり前先生に怒られたんだけど、オイラ素直に謝れなくて…ていうか素直じゃないから謝りたくなくてね
すんげー不貞腐れて家戻ったの。体操袋を蹴飛ばしながら家の前に着いて…一つ手前の家に
英士『いっぱい車とまってる』
で、覗くとその家の玄関先に二人の女の子が遊んでて…気になる…で
英士『なにしてんの?』
風果『おもちろいことあしょび』
妃那『おもしろことをさがすの』
何それ(笑)面白そうって思って
英士『どうやんの?』
妃那『パパとママけんかしたときはこわいからバイバイ』
(場を離れる事らしんだよね)
風果『おもちろいことしゃがしゅの』
悲しい事とかから、気を紛らわす為の遊びなんだって…
全然笑う所じゃ…言葉出無くて…子供でも分かった…
こんなちっちゃい子がさ、もう色々と気を使う…とか考えている事にショック受けちゃって
でもさ、どうやらミミズがいたらしくそれを探す為にに棒でつついてるらしいんだけど…
そんな…(気持ち悪いもん!)
さて?オイラも面白いこと考えようかな?
…そんな事思い出してた…
病室に着いて…
部屋の扉ノック…
頬を紅く染めているふうちゃんに
慈愛に満ちた瞳で彼女を見つめる御厨くん…
リョウ『御厨涼也デス』
英士『山乃英士…デス』
病室に…ナゼか御厨くんに通され…椅子に腰掛けるよう促され、腰かけたオイラ…
オマケに、ペットボトルのお茶を受け取るよう無言で渡されて…受け取っちゃったよ、う~ん
相変わらずだね?ふうちゃん
なんか考え始めると一点集中!なのは(笑)
思わずクスッと笑ってしまう
オイラの椅子の前に、自分の椅子を置いた御厨くん…
リョウ「ね?スンゴイ集中力ですもんね」
ふうちゃんの視界からオイラを遮った?
リョウ「さ、ふうちゃん、俺の事を山乃さんと思って…言いたい事、どうぞ?」
(言いたい事?)
ふうちゃんの話聞いてあげないと…
妃那ちゃんの病室から、ふうちゃんの病室に向かいながら二人と出逢った頃を思い出してた
何年前だっけ?そーだ、オイラが小学校2年に進級する前の春休みの少し前だ
二人が隣に引っ越して来たの。今頃の時期にさ。
オイラが悪いんだよ?黒板にさ、先生の似顔絵書いて遊んでたんだよね?放課後の掃除もしないでさ
で、当たり前先生に怒られたんだけど、オイラ素直に謝れなくて…ていうか素直じゃないから謝りたくなくてね
すんげー不貞腐れて家戻ったの。体操袋を蹴飛ばしながら家の前に着いて…一つ手前の家に
英士『いっぱい車とまってる』
で、覗くとその家の玄関先に二人の女の子が遊んでて…気になる…で
英士『なにしてんの?』
風果『おもちろいことあしょび』
妃那『おもしろことをさがすの』
何それ(笑)面白そうって思って
英士『どうやんの?』
妃那『パパとママけんかしたときはこわいからバイバイ』
(場を離れる事らしんだよね)
風果『おもちろいことしゃがしゅの』
悲しい事とかから、気を紛らわす為の遊びなんだって…
全然笑う所じゃ…言葉出無くて…子供でも分かった…
こんなちっちゃい子がさ、もう色々と気を使う…とか考えている事にショック受けちゃって
でもさ、どうやらミミズがいたらしくそれを探す為にに棒でつついてるらしいんだけど…
そんな…(気持ち悪いもん!)
さて?オイラも面白いこと考えようかな?
…そんな事思い出してた…
病室に着いて…
部屋の扉ノック…
頬を紅く染めているふうちゃんに
慈愛に満ちた瞳で彼女を見つめる御厨くん…
リョウ『御厨涼也デス』
英士『山乃英士…デス』
病室に…ナゼか御厨くんに通され…椅子に腰掛けるよう促され、腰かけたオイラ…
オマケに、ペットボトルのお茶を受け取るよう無言で渡されて…受け取っちゃったよ、う~ん
相変わらずだね?ふうちゃん
なんか考え始めると一点集中!なのは(笑)
思わずクスッと笑ってしまう
オイラの椅子の前に、自分の椅子を置いた御厨くん…
リョウ「ね?スンゴイ集中力ですもんね」
ふうちゃんの視界からオイラを遮った?
リョウ「さ、ふうちゃん、俺の事を山乃さんと思って…言いたい事、どうぞ?」
(言いたい事?)
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