Sapphire小悪魔系男子にご注意asobase?〈離れてもマタ巡り逢う〉~初恋と宝石~

桜花(sakura)

文字の大きさ
上 下
13 / 146

太陽と月の姉妹

しおりを挟む
風果side

 あの日から10日、3月に

 お姉ちゃんの怪我、日常生活には殆ど影響無いって…

 但し、絵筆…握るとか…医者は日常的にはって…嘘ばっか支障だらけ…箸、スプーン、洋服のボタンとか…リハビリで少しでも良くなって欲しいな…

 って本気で思ったんだよ?

 『妃那ちゃんはお喋り上手いけど、風果ちゃんは…大人しいね。太陽と月だ』
 
 
 上手く話せないのって…ダメなの?
 
ーーーーーーー
 
 倫「正当防衛だってさ」

 (性格はそれぞれちが…)

心紀「サクラ決まった?悪い様にしないから、はいこれね」

 (…私、皆に見えてる?)

リョウ「木田先生(リハビリ担当医)から、預かって来た、メニューとか…」

風果の母『全く、あの人と風花はつまら…居て楽だわ、妃那は私に似て…』

 (つまらないって言おうとしたくせに…、と言ってお姉ちゃんはお喋りって…誉めたんじゃない、自分に似すぎてって…)

…何で?人の声がする…

風果の父『フン、アイツに性格の似た妃那に、顔の似た風果…』


つまらない子供可愛くない、お喋りな子供も、性格が似ていても、顔が似てるのもダメ

アナタ達が不仲なのは勝手、別れも仕方無いよ。でも、遠回しに相手の悪口とかさ、言って欲しくなかったよ

 
倫「~と言う事で彼女達は退学本決まり…ま、当たり前だけどな!」

風果「親にとって、お姉ちゃんと私は同等なのに… 他の人達にはお姉ちゃんしか見えてない…人とのコミュニケーションの取れない子はダメなの?!」

心紀「何?急にどうしたサクラ!?」

リョウ「スンゲー深いテーマで考え事してんのに、俺たちが脇からごちゃごちゃ言ってるから、つい声に出ちゃった感じ?ね、ふうちゃん?それにきっと俺たちが言った事一言も入ってないと思うよ」


 空耳じゃあ無い?…何で?3人が居るの?!


 ートントンー

心紀「ハーイ!」

 ここは私の部屋…なぜに冴多先生が返事すんの?

 もうこれ以上の人は…

 病室の扉開いたドアの向こうに…

 もうなんなの?

 なんで??

 日本へ帰って来たのか…お姉ちゃんと話し合うって言ってたもんね?


英士「ふうちゃん!」


 英士さん…





 




 


しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします

文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。 夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。 エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。 「ゲルハルトさま、愛しています」 ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。 「エレーヌ、俺はあなたが憎い」 エレーヌは凍り付いた。

王子を身籠りました

青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。 王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。 再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。

甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。

海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。 ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。 「案外、本当に君以外いないかも」 「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」 「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」 そのドクターの甘さは手加減を知らない。 【登場人物】 末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。   恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる? 田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い? 【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】

忙しい男

菅井群青
恋愛
付き合っていた彼氏に別れを告げた。忙しいという彼を信じていたけれど、私から別れを告げる前に……きっと私は半分捨てられていたんだ。 「私のことなんてもうなんとも思ってないくせに」 「お前は一体俺の何を見て言ってる──お前は、俺を知らな過ぎる」 すれ違う想いはどうしてこうも上手くいかないのか。いつだって思うことはただ一つ、愛おしいという気持ちだ。 ※ハッピーエンドです かなりやきもきさせてしまうと思います。 どうか温かい目でみてやってくださいね。 ※本編完結しました(2019/07/15) スピンオフ &番外編 【泣く背中】 菊田夫妻のストーリーを追加しました(2019/08/19) 改稿 (2020/01/01) 本編のみカクヨムさんでも公開しました。

一夜の男

詩織
恋愛
ドラマとかの出来事かと思ってた。 まさか自分にもこんなことが起きるとは... そして相手の顔を見ることなく逃げたので、知ってる人かも全く知らない人かもわからない。

お飾りの侯爵夫人

悠木矢彩
恋愛
今宵もあの方は帰ってきてくださらない… フリーアイコン あままつ様のを使用させて頂いています。

処理中です...