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イチイチ
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心紀(みさき)side
リビングで酒を飲みつつバラエティ見てたんだけど、フイに鳴ったの携帯電話が。もう一気に酔いが覚めた感じ…急いで俺はタクシーで、俺の勤めている高校の生徒、担任しているクラスの女の子桜王風花さん。家庭環境にチョッとあるから気を付けてはいたんだよ?なのに…
コンコン
心紀『サクラ!』
風果『~え?先生?』
俺を先生と呼ぶ前になんか言ってたけど聞こえなくて…思わず『大丈夫?』ってまず聞いてあげるべきだったのに
心紀「誰?この男の子?」
って聞いちゃって…
心紀「だってダッテこんな夜にさ、病室に男の子なんて怪我してんだよ?」
リョウ「全部口に出てますけど?」(笑)
心紀「は?あれ?」
風果「先生煩いです。病室で…」
リョウ「先生にしちゃ、落ち着きねぇな」
心紀「君は何なのかな?さっきからイチイチ…」
リョウ「俺は御厨涼也です。~ということでここにおります!」
御厨涼也と名乗った彼、事の経緯を簡単に話してくれたんだけど…
心紀「…俺は、冴多心紀(さえた.みさき)入院手続きとかあるかと思ったんだけど…警察官の人がしてくれてるの…」
リョウ「アナタばかですか?普通警察官が入院の準備ナンテしませんよ。いくら被害者二人のだからってそこまですると思いますか?」
心紀「そう言われると…っていうか、ばか?!」
リョウ「ね?ふうちゃん!源本さんと知り合い…なんスよね? 」
一瞬軽くフっと笑ったサクラ…
風花「貴方じゃないですか?源本さんと知り合いは…ってかふうちゃん?」
リョウ「遅っ!(笑)冴多先生と『サクラ』呼びが被るのがイヤだったんスよ!ふうちゃん」
怪我している割りに御厨くんと謎の会話して…
心紀「良かった意外と…」
リョウ「イヤ俺には現実逃避…違うな不安から…話してる感じ?…だって普段は少し冷めた目で物事見ているだろ」
個室だし色々連絡あるだろうからと携帯電話オッケーらしんだよね
イチイチ突っ掛かってくる御厨くんに多少苛立と…今日始めましての二人だって話なのに、すでにサクラの事、分かっている御厨くんに感心のしていたんだけど…
トゥルルルル
フイに鳴ったサクラの携帯電話…mail?
御厨くんへの警戒心?急にいつもの…無表情に…なっちゃってるし!
風果「英士(えいし)さん?」
リビングで酒を飲みつつバラエティ見てたんだけど、フイに鳴ったの携帯電話が。もう一気に酔いが覚めた感じ…急いで俺はタクシーで、俺の勤めている高校の生徒、担任しているクラスの女の子桜王風花さん。家庭環境にチョッとあるから気を付けてはいたんだよ?なのに…
コンコン
心紀『サクラ!』
風果『~え?先生?』
俺を先生と呼ぶ前になんか言ってたけど聞こえなくて…思わず『大丈夫?』ってまず聞いてあげるべきだったのに
心紀「誰?この男の子?」
って聞いちゃって…
心紀「だってダッテこんな夜にさ、病室に男の子なんて怪我してんだよ?」
リョウ「全部口に出てますけど?」(笑)
心紀「は?あれ?」
風果「先生煩いです。病室で…」
リョウ「先生にしちゃ、落ち着きねぇな」
心紀「君は何なのかな?さっきからイチイチ…」
リョウ「俺は御厨涼也です。~ということでここにおります!」
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心紀「…俺は、冴多心紀(さえた.みさき)入院手続きとかあるかと思ったんだけど…警察官の人がしてくれてるの…」
リョウ「アナタばかですか?普通警察官が入院の準備ナンテしませんよ。いくら被害者二人のだからってそこまですると思いますか?」
心紀「そう言われると…っていうか、ばか?!」
リョウ「ね?ふうちゃん!源本さんと知り合い…なんスよね? 」
一瞬軽くフっと笑ったサクラ…
風花「貴方じゃないですか?源本さんと知り合いは…ってかふうちゃん?」
リョウ「遅っ!(笑)冴多先生と『サクラ』呼びが被るのがイヤだったんスよ!ふうちゃん」
怪我している割りに御厨くんと謎の会話して…
心紀「良かった意外と…」
リョウ「イヤ俺には現実逃避…違うな不安から…話してる感じ?…だって普段は少し冷めた目で物事見ているだろ」
個室だし色々連絡あるだろうからと携帯電話オッケーらしんだよね
イチイチ突っ掛かってくる御厨くんに多少苛立と…今日始めましての二人だって話なのに、すでにサクラの事、分かっている御厨くんに感心のしていたんだけど…
トゥルルルル
フイに鳴ったサクラの携帯電話…mail?
御厨くんへの警戒心?急にいつもの…無表情に…なっちゃってるし!
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