Sapphire小悪魔系男子にご注意asobase?〈離れてもマタ巡り逢う〉~初恋と宝石~

桜花(sakura)

文字の大きさ
上 下
3 / 146

信じらんねぇよ

しおりを挟む
(男性)side

 うっさい!馬鹿な四人組は!自分達の置かれた立場分かってねぇのか?!

 気付いてるわきゃねぇか…

 そして…名前を

 桜王風果と名乗った無表情の女の子…

 信じれない…どういう事だ?

男性2「…はい、分かりました。君達の親御さんの連絡先教えてくれるかな?」

①②③④「え?」

 警察官の源本倫(みなもと.りん)さんの言葉に固まる四人組…

 ホントバカすぎる…

 本屋から交番へ…彼女の表情が読めない。『なんでも見透かされるようで怖い』と言われる俺が…読めないというより、どう捉えれば?ショックが大きいのか?イヤ、でも絶望でもない?けど諦め…?むしろ、清々してる?

男性「にしてもアイツら自分達のやった事バレないとでも思ったんすかね?穴だらけなのに。」

倫「ブザーの音聞こえたと思うんだけど…それに品物は本屋の外で桜王さんに渡してる。何より貴方に目撃されてるし。」

男性「人を蹴落とす事に夢中で肝心なこと見逃して、それにしても腹の立つ奴ら!自分達の罪を人に擦り付けて…店の中にはカメラもあるし外にだって、店員さんも動きを見張ってたし、とにかく!いの一番にカメラを警察に見せてくれてって頼んで」

倫「カメラ見るまでもなく話だけで、彼女達も今回は厳重注意…フっ次無いけどな。」

男性「恐っ!アンタ警察官だろ!いいのかよ?そんな事を言って!…という事で…本当…オマエばかじゃないの?そのまま罪な擦り付けらどうするつもりだったんだよ?」

風果「別に良かったのに…ホっといてくれれば… でもアイツらの身代わりだけは嫌だな…有難うございました…」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

王子を身籠りました

青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。 王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。 再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。

今更気付いてももう遅い。

ユウキ
恋愛
ある晴れた日、卒業の季節に集まる面々は、一様に暗く。 今更真相に気付いても、後悔してももう遅い。何もかも、取り戻せないのです。

悪役令嬢カテリーナでございます。

くみたろう
恋愛
………………まあ、私、悪役令嬢だわ…… 気付いたのはワインを頭からかけられた時だった。 どうやら私、ゲームの中の悪役令嬢に生まれ変わったらしい。 40歳未婚の喪女だった私は今や立派な公爵令嬢。ただ、痩せすぎて骨ばっている体がチャームポイントなだけ。 ぶつかるだけでアタックをかます強靭な骨の持ち主、それが私。 40歳喪女を舐めてくれては困りますよ? 私は没落などしませんからね。

夫は私を愛してくれない

はくまいキャベツ
恋愛
「今までお世話になりました」 「…ああ。ご苦労様」 彼はまるで長年勤めて退職する部下を労うかのように、妻である私にそう言った。いや、妻で“あった”私に。 二十数年間すれ違い続けた夫婦が別れを決めて、もう一度向き合う話。

すれ違ってしまった恋

秋風 爽籟
恋愛
別れてから何年も経って大切だと気が付いた… それでも、いつか戻れると思っていた… でも現実は厳しく、すれ違ってばかり…

夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました

氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。 ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。 小説家になろう様にも掲載中です

お飾りの侯爵夫人

悠木矢彩
恋愛
今宵もあの方は帰ってきてくださらない… フリーアイコン あままつ様のを使用させて頂いています。

婚約者に心変わりされた私は、悪女が巣食う学園から姿を消す事にします──。

Nao*
恋愛
ある役目を終え、学園に戻ったシルビア。 すると友人から、自分が居ない間に婚約者のライオスが別の女に心変わりしたと教えられる。 その相手は元平民のナナリーで、可愛く可憐な彼女はライオスだけでなく友人の婚約者や他の男達をも虜にして居るらしい。 事情を知ったシルビアはライオスに会いに行くが、やがて婚約破棄を言い渡される。 しかしその後、ナナリーのある驚きの行動を目にして──? (1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります)

処理中です...