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消えてなくなりたい……2

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   私… デートしたのが生まれて初めてで、御厨さんと居られて幸せなの…

 けど、どういう風に振る舞えばいいか分からなくて… 恥ずかしさと申し訳なさで、下を向いてチョっと泣きそうになってたら

リョウ「ふうちゃん?心配ないよ。『可愛いな』って思って見てただけだから。それに、中華街では、小籠包を皆に買ってあげたい。他にもさ、見る物子供達が喜びそうな物さ、ミンナ買ってあげたい(笑)。そう言ってるのが、ふうちゃんぽくって(笑)。それで笑ってただけだから。ゴメン。勘違いさせるような態度取って」

風華「私そんなに?無意識で言ってたみたいです」

リョウ「ホント。そういうトコがふうちゃんだよね?ま。そこが俺の、『ふうちゃん萌えポイント』なんですが… あ!俺の場合は、こういう事をチョイチョイ挟んでいく。分かってて言うタイプですな」


 人の脳の仕組み面白いよね?いつもならもう恥ずかしくて…

 御厨さんに食って掛かりたくなる様な、恥ずかしくなるセリフなのに…

 チョっと呆れちゃったからなのかな?脳がフリーズしてる

 (そっか冗談だからか…)


リョウ「冗談じゃ無いからね?」

風華「キャパを超えちゃったんだ… 初デートFastKissとか… もうダメ」

リョウ「FastKiss?」


 御厨さんの驚きの中に、嬉しそうな響きが籠ったセリフに


風華「消えて無くなりたい…」


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