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貴方の方が小悪魔ですってば!

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  翌日

風華side

 この半年余りにも、急激な環境の変化に戸惑ってばかりだった私

 父と、英士さん、敦士さん、義母との触れ合い。珠稀ちゃんもようやく幸せに

 これから穏やかな日々が送れそうかなって…

 人間って欲張りだよね?

 欲していたもの手に入れた瞬間、マタ違う物(事)って

 際限ないんだ…

 
 御厨さん… 一緒に居たい…

 御厨さんが私の事を… ナンテ

 未だに信じられないけれど…


 昨日1日、心配とか、驚愕いろんな感情が押し寄せて来て

 今までの人生、どちらかと言えば、負の感情を抱く事が多かった私だけど

 昨日は… 『幸福』に満たされて

 もう二度と手放したくないって…


 待ってるばかりじダメなんだ。御厨さんが、言葉できちんと伝えてくれた様に… 私も


風華『御厨さん?明日お出掛けしませんか?』

 
 思いが届いた… 届けて下さった… 眠い…

 色んな要因があるんだろうけれど、いつもと違う自分だった… 私


 朝起きて子供達に

『デートだね。気を付けて行ってらっしゃい』

 て言われた時に


 やっぱり昨日、夢現つの中、御厨さんに抱ッコされた事とか。自分から出掛けませんかって言った事。現実なんだって思って…

………


リョウ『ふうちゃん?今日はどこ行きたい?』

風華『せっかく横浜に住んでいるのだし… 観覧車に乗りたいです』

………


ー観覧車乗車中ー

風華「御厨さん、楽しそうですね?」

リョウ「うん楽しいよ」

 御厨さん、凄く上機嫌に見えるけど…

風華「御厨さん、私に引いたりしてませんか?」

リョウ「ふうちゃんに?… 引く?あり得ないよ!何でよ?何でそう思ったの?」




 

 

 



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