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俺の大切な運命の女の子

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リョウside

 風華『綺麗なお母様…』

涼乃『キャー!嬉しいわ!』


 アチゃー言っちゃったよ…

 って、感じで項垂れた俺と、親父と兄貴を見て、戸惑っているふうちゃん

 分かってる。ふうちゃんには計算とか全く無くて… そしてウチの母さんも、能天気ではあるけれど、相手が社交辞令とか、本心から言ったか… 見抜く能力は、仕事柄長けていて…


基也「風華ちゃん私の事はどう思う?」

リョウ「は?親父… 何言ってんだよ?!」


 親父迄… どうなってんだよ?

 そしてふうちゃんは素直に

風華「とても若々しくて素敵ですね」

幸也「凄い良い子だな…」


 兄貴… その言葉が嬉しかったんだ


風華side

 何?私何か悪いこと言ったの?

 御厨さんと、お父様と、お兄様の表情どう捉えたらいいの?

 涙ぐみそうになりながら、御厨さんを見るともういつもの表情で笑ってくれて…


基也『ふうちゃん私の事はどう思う?』

 お父様の不意の質問に

リョウ『は?親父… 何言ってんだよ?!』

 御厨さんが珍しくテンパっているのが可愛く見えたのはナイシヨ!


 私は素直に感じた事を…

風華『とても若々しくて素敵ですね』


 うって代わって、皆さんの表情は柔らかかったけど…

 私試されてる? …じゃないよね…

 すぐネガティブな、思考になる自分が…ホントに嫌…

涼乃「とても素直で素敵な方ね。私を母親だと思って甘えてちょうだい」


 甘える?両親との関係が希薄な私には正直分からなくて…

 これから、御厨さんとのお付き合いがどういう事になるか分からないけど…


風華「ありがとうございます。実は私、2歳の時から児童施設で育ったんです」






 


 


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